記録ID: 21400
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無雪期ピークハント/縦走
道北・利尻
利尻岳
1984年06月07日(木) ~
1984年06月09日(土)
イグルスキー米山
その他4人
- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,210m
- 下り
- 2,202m
コースタイム
6月7日鴛泊→長官山避難小屋
6月8日長官山避難小屋→利尻山→長官山避難小屋
6月9日長官山避難小屋→利尻山→長官山避難小屋→鴛泊
6月8日長官山避難小屋→利尻山→長官山避難小屋
6月9日長官山避難小屋→利尻山→長官山避難小屋→鴛泊
アクセス | |
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コース状況/ 危険箇所等 |
ルームにはいって初めての大きな山行は学祭の休みを利用した6月山行だ。 はるばる北海道にやってきてどんなところから行ってやろうかと思っていた。海や島は信州出身の僕には珍しく思われた。写真を見て知った美しい山容にひかれた。 北尾根の夏道を往復する初歩的な計画だったが、海の中に立つ独立峰の景観が、故郷を遠く離れて来たことを実感させた。四方を海に囲まれていることを山頂にたつと直接理解できる。 天候に恵まれ、長官山のボロ小屋に泊まって、2度も頂上に行った。ボロ小屋は入り口に筵が垂らしてあって雨風を防いでいた。季節は残雪の山を美しくしていた。 下山後、船を待つ間、港でカモメを見ていた無意味で自由な時間を憶えている。北大の山岳部はいい。山を楽しみ、下山後を楽しむ。利尻の港でまったり過ごした後は、初めての北海道旅行の勢いで礼文島に渡り、西海岸を延々歩いた。浜で泊まり、海水でこしらえたスパゲッティーがしょっぱかった。帰りに稚内ではカブトさんの家に投宿してだらだら過ごし、僕は単身オホーツク海周りのヒッチハイクで雄武に住んでいる会ったことも無い山岳部OBの沓沢さんの家で世話になった。快く歓待してくれ、浜でとれたばかりだというカニを腹一杯食べさせてくれた。雄武の海の青さに、感動した。その後網走、帯広とヒッチでまわり、いろんな人にご飯をたべさせてもらってタダで旅行して札幌に帰った。この6月山行でルーム式アフター登山術の修得をして、味をしめたのである。 |
写真
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