記録ID: 221715
全員に公開
ハイキング
奥武蔵
【吾野駅から】 顔振峠 〜 越上山 〜 鎌北湖
1965年03月30日 [日帰り]
埼玉県
fuya0123
その他25人
- GPS
- 06:24
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 562m
- 下り
- 659m
コースタイム
吾野(10:33) → 顔振峠(11:08) → 越上山(11:34=11:47) → 鎌北湖(14:20=15:45) → 毛呂駅(16:57)
天候 | 晴れ一時曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
◎ [電車] 大宮駅(8:29) - 高麗川駅(9:25=9:35) − 東飯能駅(9:44=10:11) - 吾野駅(10:30) -- 帰り -- ◎ 毛呂駅(17:11) - 高麗川駅(17:19=17:40) - 大宮駅(18:26) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎ 今から 47年前の当時の「記録」から、ほぼ "原文" のまま 載せます。 空は、晴れていた。 セーターを二枚着ているが、自転車に乗って風を切ると寒い。 6:40まで20人位集まった。 6:52の電車で皆に先に行って貰って、後から来るかも知れない人の為に、次の電車まで待った。 結局誰も来ず、次の6:59で大宮に向かう。 これで、7:13発の東飯能行きに間に合うのだが、突然「与野駅」で停車したまま 動かなくなった。 「与野 − 大宮間で人命を失う事故があり、もう暫くお待ち下さい」とアナウンス。 止まっている電車の中を走る訳にもいかず、ぼくらは焦った。 先発の7:13発組と連絡が取れぬまま、7:13を過ぎる。 7:20に大宮に着いたが、先発組は、7:13で先に行ってしまった。 次の8:29発まで、1時間以上も待たなければならなかった。 もう、どうのこうの言っても始まらないので、6人だけだと思うとかえって気が楽になった。 先発組は、8:50には「吾野駅」に着くはずで、僕らは 時刻表で調べると、10:30分。 8:29発のディーゼルカーは、通勤客と 他のハイキングの生徒でかなり混んだ。 「高麗川」で乗り換えて「東飯能」へ行き、10:30ようやく「吾野駅」に到着。 「吾野駅」は、大勢のハイキング客で混んでいたが、先発組は居なかった。 しかし、伝言板に「F,先にゆっくり行く」と書いてあった。 出発した時刻が書いてなかったので、どの辺りで追いつくか解らないが、とにかく急いで 吾野の町並みを抜け、「顔振峠」へ向けて左折した。 時々は 駆け足もする忙しさで、息がハアハア言ってきた。 もの凄いペースで、本道から「顔振峠」近道へ入った。 早く追いつこうと、どんどん進んだ。途中で「オーイ!!」と叫んだところ、反応があった。 「○○あア〜」と言うと、また声が返ってきた。「顔振峠」を右上に見て、目の前が開けた。 すると、「越上山」方面への道上に 色とりどりの人がうごめいていて、「オーイ」と呼んでいる。 派手な原色が目立つ。これが、○○ら 全員だった。 「顔振峠」で逢えるとは思っていなかったが、皆に近づくにつれ ああよかったと思った。 僕ら6人と 先発20人は、涙の対面?をした。 先発隊は予定通り 8:50に「吾野」に着いて、9:10に歩き始めたと言う。 26人全員が揃い、「越上山」に向かう。 空は曇っていたが、右側が開けて景色が良く 平坦で誠に楽だ。 楽しくおしゃべりをしているうちに、先頭とラストとは 随分離れた。 左折して、「越上山」へ。腹がペコペコだったので、頂上での飯に期待していたが、 山頂は木々に囲まれて見通しが効かず、皆が ここはすぐ立とうと言うので、 飯を食わないまま出発する。 「獅子ヶ滝 →」の指導標に従って 右折したが、すぐあるはずの「滝」が見つからず 元に引き返す。 滝が見つからず、沢で飯とした。自分の飯では足らず、他へ貰いに行く。 空は、再び真っ青に戻ってきた。そこに白い雲がなびく。 満腹感に浸る皆の顔は、とても楽しそうだ。「鎌北湖」に向けて、歩き出す。 日差しを一杯に浴びた「鎌北湖」が、まもなく見えだした。 湖面に沢山のボートが浮かぶ。 水は緑色であまり綺麗ではなさそうだが、緑に囲まれ、全体には美しい。 15:40に集合することで、自由行動とした。皆、30分100円のボートに乗った。 バス停は500mぐらい先なので、Iとそこまで行って乗れるかどうか見てきた。 他に乗る人が多くて、とても我々25人が一度に乗れそうにはない。 再び元の場所に戻ると、ボートには男女ペアでほとんどが乗っていた。 乗らないで"溢れた組"は、自棄でビールを買って乾杯!!。(未成年でごめんなさい!!) そして、ちょっと崖に登って "ペアボート"に向かって 野次る。 風が少し出ているが、こうして「鎌北湖」を見下ろしていると、気持ちが良い。 記念撮影をしてから、乗れるか解らないが とにかくバス停まで行く。 すでに行列が出来ていて、バスに乗るのをあきらめ、「毛呂駅」まで歩くことにした。 「鎌北湖」からほぼ1時間掛かって、「毛呂駅」に着いた。 電車は、26人全員が 座席に座れた。早くも、眠りに着いた人もいる。 「大宮駅」解散ということで、皆ホームに集まったが、5人が居なかった。 居る人だけで一応解散をしたが、内 女子3人が「浦和」で降りるのに居ないので、 はぐれることは無いと思ったが、心配。 結局は、それぞれで家に帰ったことが確認されて 事なきを得たが、とにかく20時過ぎに 「全員無事に帰ってきました」と、顧問の K先生にTEL報告することが出来ました。 |
写真
撮影機器:
感想
◎ 高校の吹奏楽部「卒業生送別」と名打って行った「山行き」です。
26名の参加があり、学年別参加者は、以下のとおりでした。
・1年生 ・・・ 9名。 ・2年生 ・・・ 11名。 ・3年生 ・・・ 6名。
◎ 掛かった費用は、次のとおりです。
・交通費 ・・・ 浦和 − 吾野 160円。毛呂 − 浦和 120円
・現地飲食費 ・・・ 100円。
・自転車預け ・・・ 30円。
計 410円
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