二子山〜一般コース&上級者コース
- GPS
- 04:38
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 801m
- 下り
- 785m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は10台程度駐車可能。 AM10:00時点で満車に近い状態。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨が降った翌日だと岩場に至るまでの道はほぼ全てぬかるんでおり全体的滑るので注意。 西岳、特に山頂の縦走路は高度感あり。 股峠看板から右に沿って登ってしまうとそのまま一般コースになってしまい上級コースの分岐にすら出ない為、看板から見て左手を登る様にすれば正規ルートとなるので分岐にも当たります。どうやら別にコースが出来てしまった様だと以前来た方が話してました。私と同じように上級コースを目指して来たのに判らず一般コースで登ってしまったという方が3名いた事から以前より判り辛くなってます。 |
写真
感想
前日辺りから何処に行こうか悩んだ挙句、友人が最近登った二子山が凄かったとの話を思い出した。
相撲部屋の様な名前だが、秩父には同名の山が二つ存在しひとつは武甲山近くの山で今回登ったのは両神山近くの二子山だ。
先日買った冬用のザックの背負い心地を確かめに行くには丁度いい山と考え、子供を連れて行く前に下見に行かなければとの思いから決行に踏み切る。
漫画の「孤高の人」にも双子山という名前で登場する山があるが標高と山容からこの二子山の事を描いていると思われる。
いつもそうなのだが、単独行として山行を企画すると登山口に立つまでのモチベーション維持に労力を費やす。、。
子供や家族でとか友人との山行なら約束してしまっているので行かなければと腰も上がるが、単独だとどうも重い。
かと言って行かなければ行かないで天気の良い折角の休みに家でのんびりしている事に「やっぱり行けばよかった」と物凄く後悔するのだ。
この日も朝5時半に起きながらもどこにしようか、そもそも辞めようかなどと考えあぐねて結局家を出たのが7時半を過ぎていた。
両神山に登った時、家から2時間以上かかった所から逆算し登山道入口に10時着でだらだら登っても5時間程度、15時には帰途に着けると考えた。
さて登山道だが色々調べるとこのサイトでも登っている方が結構いて読んでみると、西岳と東岳に別れておりメインは西岳の様だ。
更に西岳山頂に向かうに当たり一般コースと上級者コースなる2コースに別れて登頂出来る模様。
このサイト以外でも調べた結果、この上級者コースはスキー場でいうニュアンスに近い事が判ったので今のスキルを鑑み上級者コースからの登頂を目指し、西岳の後に東岳を登る事にした。
駐車場から程なく西岳、東岳の分岐である股峠に到着しここから西岳を目指し登りだしたが、行けども行けども上級者コースの分岐が表れない。。
結局あっという間に山頂到着。
いったいどこに分岐なんてあったのだろうと悩んでいると私と同じ様に上級者コースを目指して来たと思われる若い方が「上級者コースから来たんですか?」と。
聞いてみると同様に注意して登ってきたが分岐がなかったと同じ事で迷っておられました。
登って来た狭い道をまた降りて行くよりルート通りに尾根伝いを歩き一周して股峠に戻り、再度確認して見ようと考え休まずに尾根沿いを歩き出した。
西岳の山頂標から一歩西に向かうと結構な高度感ある岩場の尾根コース。
浮石などはないのでバランスをしっかり保ちながら三点確保で行けば問題ない。
ただ一人でここを歩いていると物凄い寂寥感に一瞬襲われたのは自分でもかなり意外だった、。
尾根伝いの道は踏み跡等見れば別段迷う所ではなくすんなり元の股峠に戻る事が出来た、途中ローソク岩付近でボルダリングをしている方達が岩登りに汗を流していた。
さて、問題の上級者コースだが先行して登って行かれる方が3名程股峠から見えた。
明らかに先程自分が辿ったコースより左寄りを登って行く姿に元々のコース以外に別のコースが出来上がってしまっていた事を理解した。
すぐその3人に追いつきそのまま先行してもらった、。
老夫婦らしき二人をリードしている息子さんらしい感じの3名でヘルメットにザイル、ハーネスの完全装備で臨んでいた。
昨今、高齢者の軽装備で無理な登山と新聞紙上で言われている人達に比べてかなり本格的にそして真摯に登山に臨んでいる方達に見て取れた。
聞くとジャンダルムや大キレットを目指していてその練習でここに来たとの事。
年齢を聞くと今年70歳と言うからビックリした。
絶対登れると思います。。
そんなこんなと色々話ながら登っているとアッと言う間に山頂に到着した。
さて、今度はここを降りてもいいなと思っていたが、後から何気に登ってくる,途中すれ違う所が少なかったので断念し、仕方なく本日2度目の尾根伝いコースで降りる事に。。
初めよりは緊張の度合いも幾らか薄らいだが、それでも気の抜けない岩稜尾根を歩いて行く。
そして3度目の股峠。股峠のまたは又の間違いではとふと思う。
東岳に登らなければ二子山に登った事にはならないのと先程登った上級者コースなるものを俯瞰視したかったのもあり時間的に人気のない東岳を登りだした。
僕の夏用登山靴は今年で3年目でそろそろビブラムソールの張り替え時期、裏はコンバース並みにフラットに近くちょっとでも濡れた土の斜面だとローラーシューズの様に滑るので、この東岳と西岳の登りはじめは非常に滑った。
転びはしなかったがある意味こっちの方が怖かったかも。。
こちらも中々変化に富んだルートで面白かったが、同じコースを辿って降りるのは聊か興ざめで証拠写真を撮ったらさっさと下山した。
全体としてこの山の所感は短いジェットコースターの様な山という印象でした。
両神山の鎖撤去バージョン?みたいな感じ。
家から2時間ちょいでこういう山があるのにはいろいろ練習になってイイかもと思いました。
肝心の子供との山行ですが、長男なら上級コースも行けると思い機会があったらヘルメット被せてチャレンジしてみます。
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