思い出の焼岳【過去レコ】
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,017m
天候 | 快晴のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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写真
装備
個人装備 |
ヘッデン
予備電池
筆記具
保険証
応急セット
カメラ
飲料
レインウエア
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感想
上高地の河童橋から焼岳山頂をめざします
目の前はすでに360度どこを見渡しても絶景です。流れている空気は避暑地らしくまるでエアコンでベストな温度に調節したかのように涼しく、それでいて優しい。天気も快晴で抜けるような青空が広がり、見渡すかぎりの緑の中を透き通った川がゆるやかに流れています。
いっそ山登りはやめて1日ゆっくりと過ごしたいなんてことをつい思ってしまいます。
川沿いの遊歩道を歩きはじめてしばらくするとウエストン園地があり、湿地に架けられた木の小路を渡りました。園地の外れにはウエストン碑がありその先を木々に囲まれたまっすぐな道が伸びています。余りの気持ちよさに何も考えずに歩いていたら登山口を通り過ぎてしまい、少し引き返すと分かりやすい登山口がありました。(なぜ気づかなかったのか)
森の中の立ち枯れた木がよく見ると紅葉していて木の幹に生えた苔の上に別の木が根付き、その若木が紅葉を始めていました。自然林ならではの再生のサイクルですね。
登山道を登って行くと大正時代の焼岳の噴火によって創られた美しい大正池を眼下に見ることができます。のどかな景色に見惚れてしまい何度も振り返ってしまうのでなかなか先に進めません。この辺りまではまだ山歩き感覚でしたが徐々に山が険しい表情を見せはじめ、絶壁の壁に架けられた連結したスライダー梯子を登ったり、ロープを伝わないと登れない場所があったりと段々と体力が限界に近づいてきました。山の中腹より少し上にある山小屋に到着した頃には山頂まで行くのは無理かもしれないと思い始めていました。心の中の弱い自分が「引き返して明神池のあたりでイワナでも食べてその後は帝国ホテルででスイーツでも食べようよ」と囁いてきます。でも山小屋から少し登ったところにある展望台に立つと山頂はすぐそこにあるかのように見えます。ここまで来たからにはやっぱり頂上まで行くしかないと決心。
山頂付近の岩場にさしかかるともう2足歩行する体力も身体のバランス感覚もなくなって、ところどころ四つん這いになりながらもどうにか山の頂きに立つことができました。
活火山なので頂上付近はそこかしこで噴煙があがっていました。周囲を見渡すとどこまでも山並みが連なっていて日本アルプスと呼ばれる所以が理屈抜きに分かります。普段の近場の山登りと同じ感覚でたいした気構えもなくこの山を登ってしまったことは反省しないといけない。雄大な自然の前では人間は本当にちっぽけな存在だとあらためて感じました。
※ 感想は当時、ブログに書いた内容をそのまま貼り付けています。
ヤマどん こんばんは
懐かしいレコでしょうね
私も暇やからしようかな〜
それにしても細っそ!
コロナが落ち着いたら、バリバリ行くで〜!
chasseさん、mittiさん、こんばんは〜
元々は観光も兼ねて友人に会いにいく為に行こうと思ってたんですけど、僕が山登りしているのを知ってたから、「日帰りで登れる山があるよ」ってことで焼岳を登ることになったんです。
松本駅バスターミナルからの帰りの夜行バスで隣りに座っていたベテランの方とお話しをした際に、その方は山に入る時は気温0度で3日間生き延びれるだけの準備は必ずして山を登っているというお話しを伺って大いに反省しました。
それで、その次の休みの日に登山用のザックを初めて買いました。
私にとってはこの日が、本当の意味での山登りの原点だと思っています。
yamaotocoさん、こんばんは〜☆
7年ほど前ね〜
懐かしいでしょ(^ω^)
髪の毛、前より増えた!?
落ち着いたら、また訪れてみるのもいいね〜♪
あの頃は若かった・・(^o^)v
mo-さん、こんばんは〜☆
私の髪の毛は今は"冬毛"なので
今より10kg痩せてたよ
上高地はいっぺん観光だけで訪れてみたいと思ってます
当時も今もほとんど変わってないでしょ?
お腹が出てる以外は(笑)
7年前だと 青年ですねー
ビギナーズ登山でサンダルやなかったんや😄
cicsさん、こんばんは〜
今でも気持ちは青年ですよ
トレッキングシューズは当時使っていた普通のリュックサックにはどうやっても入らなくて、大阪からの移動中もずっと履いてるのは辛いと思って持っていきませんでした
アカン子でしたね
yamaotocoさん、こんにちは〜
思い出深い過去レコなんですね。夜行バスのお隣のベテランの話
もいい話です。
yamaotocoさんが初めて登山用ザックを買ったきっかけ!
リスクマネージメントの重要性を考えさせられるお話です。
当時の文章も、なんだかその時の、その瞬間の気持ちが表れていて
いい記録だと思います。
yamaotocoさんも、昔はスマートだったんですね
上高地は観光でもよいですよ〜。奥飛騨温泉とセットで
行かれるのがオススメです。ぜったい山登りたくなると思いますが(笑)
woodtableさん、こんばんは〜
ベテランの方はけっこう年配の方でしたが体格もよく、100名山を全て登られた方でした。
着ているシャツやベストも登山用品店で買ったものではなく、持っていかなかったトレッキングシューズも普通の靴屋で買ったホーキンスの靴でしたので、大差はなかったかもしれません
当時の文章は感じたこと、思ったことをありのままに書いていました。
理想は山を登った次の日に上高地を1日観光して奥飛騨温泉で泊まるってトコですね
贅沢〜
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