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Yamareco

記録ID: 2299250
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積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

藤原岳(過去レコです)。

2011年03月19日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.9km
登り
944m
下り
933m
天候 曇り。
過去天気図(気象庁) 2011年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
 左程危険な個所はありません。
登山口に向かいます。
2011年03月19日 08:55撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 8:55
登山口に向かいます。
長命水。
2011年03月19日 09:08撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 9:08
長命水。
2合目。
2011年03月19日 09:20撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/19 9:20
2合目。
ロープもあります。
2011年03月19日 09:36撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 9:36
ロープもあります。
3合目。
2011年03月19日 09:42撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 9:42
3合目。
4合目。
2011年03月19日 09:55撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 9:55
4合目。
5合目。
2011年03月19日 10:01撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 10:01
5合目。
雪が増えてきました。
2011年03月19日 10:13撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 10:13
雪が増えてきました。
6合目。
2011年03月19日 10:15撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 10:15
6合目。
鈴木夫妻もひと休みです。
2011年03月19日 10:48撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/19 10:48
鈴木夫妻もひと休みです。
9合目。
2011年03月19日 11:02撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 11:02
9合目。
山頂です。
2011年03月19日 11:28撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/19 11:28
山頂です。
記念に。
2011年03月19日 11:51撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/19 11:51
記念に。
フクジュソウ。
2011年03月19日 12:09撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 12:09
フクジュソウ。
フクジュソウ。
2011年03月19日 12:07撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/19 12:07
フクジュソウ。
無事、下山しました。
2011年03月19日 13:15撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/19 13:15
無事、下山しました。

感想

 2011年3月の連休、藤原岳へ福寿草を見に行くことにした。3月19日朝7時半に出発、名神高速で関ヶ原まで行き、いつものコンビニでオムスビ2個を買って藤原登山口付近の農協の駐車場を拝借。聖宝寺からの裏道を登って大貝戸の表道を下ることにする。8時40分、駐車場を出発。鳴滝神社の鳥居をくぐると、聖宝寺までのいきなりの長い階段、息が切れる。聖宝寺の裏から登山道に入るが、正規の道は崩壊していて通行止め、迂回路を登る。道を探しながら登るのは気が疲れる。一合目の長命水まで10分少々であるが、随分長く感じられる。長命水は崖崩れで近寄ることは出来ないが、ここからはまともな登山道となる。2合目あたりからはちらほらと雪が現れ、3合目あたりからは地肌も雪で覆われるようになる。ロープを握って登るような場所もあり、この道は下りには適さない。スギ林の中の暗いジグザグ道、10時に5合目に到着、やっと半分か。たっぷり積もった雪の急坂をつぼ足で喘ぎながら登っていると、後から男が追い付いて来る。先に行ってもらおうと立ち止まり振り向くと、長靴を履いた男が柴犬を連れて来る。どっかで見たことのある人だ。「アミューズの?」と聞くと、「どっかで一緒になりましたか?」。そうだ、「先日独標に行った時、大阪から来て丸山に登った時のガイドさん?」、「よく覚えてくれました」。男は鈴木正典というプロのガイドで、冬季ローチェ南壁(8516m)、シシャパンマ(8008m)の登山隊員とか、7000m級の2座に初登頂したという経歴の持ち主である。話しをしていると奥さんらしき人が登って来て、二人と一匹を先に行って貰う。スギ林は終わり、明るい樹林帯、つま先で雪を蹴散らしながらの登り。7合目からは傾斜も緩やかになり気分は良好。大貝戸コースと合流する8合目でひと休み。鈴木夫妻も休んでいるが、邪魔をしないように少し離れて坐る。彼らより先に出発し、急坂のトレースは滑るのでこれを避け、横ちょの深い足跡に一歩づつ差し込みながら登っていると、鈴木夫妻がさっさかさっと追い越して行く。そして柴犬が引っ張られて付いて行く。9合目、いつもの年なら福寿草が一杯咲いているのだが、まだ雪がたっぷり残っていて姿は見えず。頂上のお花畑を期待して再び急坂に挑む。急坂を登り切って道が平坦になると雪は溶け、どろどろ状態となって藤原小屋に到着。辺りに福寿草の影も無し。小屋の裏に廻って見てもやはり無し。11時25分、小屋の中は満杯で入れないので、外のベンチに腰をおろして昼食とする。陽は照っているが坐ると寒く、脱いでいたウインドブレーカーを取り出して着込む。サーモスのお湯で味噌汁を作り、オムスビ2個、食後にコーヒーを飲みゆっくりとする。ベンチの隣りに坐っている人がいるが、ここは誰とも話す気がせず一人ぼーっと時を過ごす。下りはアイゼンをつける。大勢の人が登って来る登山道を避け、道なき斜面、雪を蹴散らして下る。9合目からの下りは冬道を辿ることにする。すると、日当たりの良い雑木林の根元、石の陰に福寿草が2輪。いやまだあるぞ、ここにもあそこにも。冬道は通る人も少なく、多くの人はお目にかかることがなかっただろうに。幸運にも、今年も黄色く輝く花びらに会う事が出来た、ヤッタ〜。8合目まで冬道を下り、大貝戸コースに入る。じきに登山道の雪は少なくなり、アイゼンを脱ぐ。ぬかるんだ道を、途中何人もの人を追い越して下り、頂上から1時間30分、登山口の神武神社の大鳥居をくぐった。登山靴の泥を洗い流し、駐車場までテクテク歩いて戻った。
 阿下喜温泉で汗を流し、ビールをぐっと我慢し、しばらく休憩室でお昼寝。ナビを自宅まで最短距離に合わせると、養老山脈を越えて南濃町に至るグネグネ山道。お蔭で眠気まなこも吹っ飛んで無事帰宅。その後5日間、両下肢痛があり、体重も1kg増えていた。
 翌日は中山道武佐塾の伊庭貞剛の生家を訪れる。住友第2代総理事伊庭貞剛は、わたしの父の伯父で、父の名付け親でもある。屋敷跡は近江八幡市に寄贈され、整備されて「いばeco広場」と名付けられている。先日、この公園を維持するための寄付金募集の案内が来たので、どんなものかなと見に来た訳である。入り口の柱や歩道に大谷石をふんだんに使い、東屋や竹林、色んな木々が植樹されている。道路に面して楠の巨木が立ち、その前に「伊庭貞剛翁生誕の地」と大書してある。そして伊庭の生涯を日本語と英語で説明してある。最後に、「大正15年10月23日に80歳の生涯を閉じる」と記されている。「わたしの誕生日は10月24日、う〜む、わたしは貞剛の生まれ変わりか。それにしては何と小さいものよ」と反省。一人、武佐宿を散歩するも古い俤は無く、引き返す。途中、長浜の「あねがわ温泉」に寄る。温泉からあがり、お食事処で昼食。ついつい生ビールを。リクライニングシートに横になりしばし休憩。もう一度温泉に浸かり、またリクライニングシートでゆっくり過ごし、一日暇を潰した連休中日であった。
 連休最終日は金華山に登りました。

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ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
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技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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