石鎚山 中四国百名山めぐり-2 独特のクサリに苦戦

2012年10月02日(火) ~ 2012年10月03日(水)

• GPS: 20:57
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,091m
• 下り: 1,089m

コースタイム

初日　所要時間　24分
（15:20ロープウェイ山麓駅　-）15:30ロープウェイ山頂駅　-15:54成就（宿泊）

二日目
登山　所要時間　1時間58分　（天狗岳往復含まず）
6:57成就　-7:47前社の森　-8:09夜明峠　-8:22一ノ鎖　-8:36二ノ鎖　-8:50三ノ鎖　-8:55山頂（石鎚神社）　-9:20天狗岳　-南尖峰 -9:37山頂（石鎚神社）

下山　所要時間　2時間36分（大休止41分含む）
9:50山頂（石鎚神社）　-9:57二ノ鎖　-10:18一ノ鎖　-10:43前社の森　-11:39成就（大休止）12:10　-12:26ロープウェイ山頂駅

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

＜ロープウェイ＞
石鎚山ロープウェイ
↓
http://www.ishizuchi.com/
往復1,900円
トイレは上下駅にあり


＜駐車場＞
ロープウェイ下の古びた商店街？に有料駐車場　大体1日500円

＜アクセス＞
いよ西条からゆっくりで1時間はかからないくらい
だが、最後の5kmくらいは一車線の見通しの悪い道が続くので注意

＜コンビニ＞
コンビニはいよ西条IC付近には多い
左折ポイントの加茂川橋交差点のファミリーマートが最終

コース状況／危険箇所等

＜危険個所＞
・山頂と天狗岳の往復
道は二つあり、高い岩の上も踏み跡がきちんとついているし、滑らないが左（北）は崖。景色を含めて楽しいのはこちら
下のほうの道が安全

・鎖の下り
今回、二ノ鎖の下りが一番厳しかった
岩に足の置き場がなく、鎖の輪に足を置くしかない場所が多数


＜登山ポスト＞
登山口の鳥居の右手前にあり
用紙は成就の宿「白石旅館」前にあり


＜下山後の温泉＞
ロープウェイ山麓駅に温泉あり
だが、今回は愛媛といえば。。。で
道後温泉本館へ
http://www.dogo.or.jp/pc/honkan/index.htm

移動時間　約1時間半

写真

10/2 14:38

いよ西条ICから徐々に山に入ると工事が増え、その後は道が一車線になり、見通しが悪くなる

10/2 14:49

川はエメラルドブルー

10/2 14:52

ちょっとさびしい感じの登山口駐車場付近

10/2 15:11

えっ？
ほんとにこんなところにロープウェイあるの？と心配に。。

10/2 15:11

駐車場は営業しているのか？すら不安な感じのお土産屋さんの奥（駐車台数は200台以上か？）

10/2 15:14

ロープウェイの山麓駅
ちょっとさびしい

10/2 15:14

駅舎もちょっと古めかしい

10/2 15:16

ロープウェイだけカラフル

10/2 15:33

山頂駅からは約20分で成就（登山口・神社・宿）

10/2 15:53

瀬戸内海が見えました！

10/2 15:53

鳥居をくぐって

10/2 15:54

今日は白石旅館さんにお世話になります

10/2 17:39

登ってきたときは雲が多かったのですが、夕焼けがきれい

10/2 17:41

と、ふと左を見ると　今日初めての　石鎚山！　に大興奮！

10/2 17:42

神社の後ろに見えています

10/2 17:52

夕食は民家風の渋い広間で

10/2 17:54

おいしい食事をいただきました

10/3 5:44

夜には雨も降り、翌朝は霧の中

10/3 5:58

しかし天気予報では晴れ

10/3 6:00

朝食を食べ、外に出ると

10/3 6:23

やった！霧が晴れた！

10/3 6:53

前日も同じような感じで晴れた。。と宿のおかみさんから教えていただき勇気百倍

10/3 6:57

登山口の鳥居の前にポストあり

10/3 6:58

この鳥居が登山口

10/3 7:00

約1kmは緩い下りが続きます
ということは帰りは。。はあまり考えないように

10/3 7:09

途中にある拝礼所

10/3 7:09

便利な制度がありました

10/3 7:10

まだ石鎚山は雲の中

10/3 7:16

挨拶は「こんにちは」ではない、ローカルルールあり

10/3 7:33

ここから前日の大山に続きしばらく階段の登りが続く

10/3 7:47

前社森
ここは鎖の練習場所とのことだが、宿のおかみさんにわざわざ登ることはない。。と言われたので先を急ぐ

10/3 7:48

左の巻き道へ

10/3 7:48

10/3 7:48

初対面の石鎚オリジナル鎖

10/3 7:48

こんなに大きい！

10/3 7:51

空が晴れてきた！

10/3 7:52

前社森を越えると休憩小屋がある

10/3 7:59

この辺りから木々の間に石鎚山が見えるように

10/3 8:02

また晴れた！

10/3 8:05

また見えた！

10/3 8:09

夜明峠

10/3 8:13

ここまで来ると石鎚山見放題！

10/3 8:13

どうだ！

10/3 8:21

古い小屋があるなぁ。。とおもって登ってきたらここが一ノ鎖のスタート地点

10/3 8:22

いざスタート

10/3 8:23

岩に足を置くところがない時は鎖の輪に足を入れるほかない

10/3 8:24

ここは33mと短い

10/3 8:27

きれいな石鎚山

10/3 8:32

次の小屋を発見
二ノ鎖

10/3 8:35

いざ！

10/3 8:36

挑戦！
今度はさっきの約倍　65m

10/3 8:36

いくぞ！

10/3 8:37

トライアングルもある

10/3 8:39

高度感たっぷり

10/3 8:41

もうすぐ上に

10/3 8:42

登り切りました
この高度差！

10/3 8:47

山頂はもうすぐ

10/3 8:50

三ノ鎖は。。。

10/3 8:50

なんと工事中でチャレンジできず。。。へこむ

10/3 8:51

巻き道へ

10/3 8:53

紅葉がきれい

10/3 8:54

ナイスビュー

10/3 8:55

山頂到着

10/3 8:56

最高峰　天狗岳

10/3 8:57

お参りもして

10/3 9:03

戻るとだいぶ雲が上がってきた

10/3 9:05

いざ天狗岳へ

10/3 9:07

紅葉がグッド！

10/3 9:09

この尾根
左は切れ落ちてます

10/3 9:13

天狗岳　山頂

10/3 9:14

天狗岳　山頂

10/3 9:16

さらに先にある南尖峰まで

10/3 9:20

ナイス紅葉！

10/3 9:23

振り返って天狗岳
よくあんな尾根を歩いてきたなぁ。。
実際にはその下に安全な道もあります

10/3 9:37

山頂　弥山に戻って

10/3 9:41

再び天狗岳

10/3 9:56

下り始めるとまた、山頂には雲が

いいタイミングだった

10/3 9:57

三ノ鎖を体験できなかったので、二ノ鎖を降りてみることに

10/3 10:01

いざ！

10/3 10:02

やはり下りのほうが難しい

10/3 10:06

とりあえずここまで降りました

10/3 10:17

やっぱりきれい！

10/3 10:18

この景色をみたら右に行くと一ノ鎖

10/3 10:20

一ノ鎖も下ります

10/3 10:22

ここはあっという間

10/3 10:43

ついでに前社の森まで戻ったら

10/3 10:44

あらためて朝スキップしたこの鎖場も挑戦

10/3 10:47

地下足袋の方はこの鎖の輪に簡単に足が入って、楽に登れていることにこの時気がついた

10/3 11:28

気持ちのいい森を歩いて

10/3 11:39

無事、下山しました

10/3 12:52

平日の駐車場の状況

10/3 13:34

愛媛といったら！
ポンジュース

10/3 14:34

一気に道後温泉へ

10/3 14:39

10/3 17:09

松山城

10/3 17:14

せっかくなので登ってみました

10/3 17:17

物好きですね

10/3 17:30

松山市街

10/3 17:33

夕陽がきれい！

10/3 18:17

まだ乗ったことがない（乗り方がわからない）路面電車　道後温泉行き

撮影機器：

DSC-TX10 SONY

NEX-5 SONY

感想

pandapan

＜成就に前泊＞
成就というのは石鎚中宮社と旅館があり、天気が良ければ石鎚山も見える
ここに前泊するには17時最終のロープウェイで登って約20分歩かないといけない

大山に時間がかかったり、途中の移動に時間がかかるとロープウェイに間に合わない可能性もあったが、無事に到着

早朝にあの狭い林道を走り、ロープウェイ始発を待ってから、ロープウェイ+成就までの時間が追加でかかることを考えると前泊は便利

しかもお世話になった白石旅館は食事もおいしく、お風呂もあった
おかみさんは親切で大変ありがたかった


＜天気予報通りとはいかず。。。＞
ずっと晴れの予報だったのに、夜はぽたぽたと雨の音がする
外を見上げても星どころか、霧で真っ白
頭も真っ白に。。

ところが朝起きて霧の中でがっかりしていたが、朝食後、一気に雲が去っていく
やる気百倍！
不要な荷物を宿に預けて身軽な体制で山頂を目指す


＜鎖場＞
本州　長野のあたりの一般的な鎖　は一か所しかなく、あとはオリジナルの鎖が続く
登山靴はゴッツイため、鎖の輪になかなか足が入らず、つま先を引っ掛けるだけになる
ここもやはり信仰の山　白装束に身をまとい　地下足袋で登る方仕様になっているようだ

特に自分には二ノ鎖が厳しく感じた
登りも下りも足の置き場に困ったり、腕力に頼るようなところもあった

途中でエスケープルートがないので、短い一ノ鎖で不安なようなら二ノ鎖はやめておいたほうがいい

実際に、歩いている方の半数以上は鎖場は通らず、巻き道を通っておられた


＜西日本最高峰＞
2000mにも満たない石鎚山
関東・中部で言ったら高さ的にはなんてことない。。
しかし、いざ山頂に立つと周りにはたくさんの山々が深く連なり、幻想的な風景を見ることができる

また、天狗岳の険しさは特筆もの
また、そこまでの弥山からのナイフリッジ
私はあえて北側の垂直に切れ落ちている道を行ったが、なかなかの絶景！


＜翌日に向けて＞
剣山に向かう翌日
本来なら西条や弥目の当たりに宿泊するのがセオリーだろうが、あえてどうしても入りたい道後温泉を目指し、松山市内で宿泊

翌朝は3時間の行程となってしまったが、それを差し引いても松山行きは大満足！



＜＜　10/2-4　中四国百名山めぐり3日間　＞＞

大山　中四国百名山めぐり-1　大山＝階段の山 (ハイキング / 大山・蒜山)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-230385.html

石鎚山　中四国百名山めぐり-2　独特のクサリに苦戦 (ハイキング / 石鎚山)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-230386.html

剣山　中四国百名山めぐり-3　剣山〜一の森　周回 (ハイキング / 四国剣山)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-230388.html