西穂・奥穂縦走(雪とガスで難度増した山行に少々ビビる)

- GPS
- 17:47
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,646m
- 下り
- 2,692m
コースタイム
(09:00)新穂高ロープウェイ西穂高口
(10:03-35)西穂山荘
(11:05)丸山
(11:54-12:07)西穂独標
(12:56)西穂山荘
地図記載所要時間/実績:240分/191分
10月7日
(03:34)西穂山荘
(05:00)西穂独標
(05:31)ピラミッドピーク
(06:26-50)西穂高岳
(08:13)間ノ岳
(08:46)逆層スラブ
(09:09-14)天狗岳
(09:39)天狗のコル
(11:48-55)ジャンダルム
(12:36)ロバの耳
(13:19)馬の背
(13:53-14:03)奥穂高岳
(14:56)穂高岳山荘
地図記載所要時間/実績:600分/636分
(後半は雪・ガスと疲れから慎重に進みました)
10月8日
(06:04)穂高岳山荘
(07:40)荷継沢
(08:13-20)鉱石沢
(08:37)重太郎橋
(09:34)白出沢出合
(10:11)穂高平小屋
(10:57)新穂高温泉
地図記載所要時間/実績:360分/286分
| 天候 | 10月6日 曇(夜に雨、上は雪) 10月7日 晴 → 曇 10月8日 晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
・7日の西穂・奥穂縦走では、前夜雨が雪となってうっすらと縦走路に積っていた。 ・午前中の前半は晴れていたので、とけることを期待しつつ出発したが、徐々にガスに包まれ、北側斜面の雪は残ったままとなり、後半は慎重に進まざるを得なかった。 ・奥穂からの白出沢のガレ場下りにおいて .沺璽はあるものの、道をはずしやすかった。道を外すと浮き石があり、急に歩き難くなるので、正しい道を探すとよい。 ▲レ場の下の方では、石ころ混じりの砂地の道が出来ているが、石伝いの道も並行してある所が多く、こちらの方が歩きやすかった(砂地は滑りやすい)。 2抃兮瑤良玄韻呂△觸蠅妊レ場を離れる。道を外したままガレ場を進んでいると、そのままガレ場を下ってしまいかねないので注意が必要。ガスっている場合は特に危ない。 |
写真
感想
・西穂高頂上から、うっすら(多分5ミリ位)と積もった雪の斜面を眺めながら、止めようかと思案。しかし、天気予報は晴れのため、とけていくことを期待して、出発した。が、予想に反して10時頃(2/3ほど進んだ所)からガスに包まれ始めた。
・それまでも、絶壁(あるいは急勾配の斜面)登り・下り・トラバース、狭い切り立った尾根歩きなどの連続で、かなりの緊張を強いられてきた所で、まだ、ジャンダルム、ロバの耳、馬ノ背などの難関が残っていた。
・しかし、ここまできたら、進むしかない。
・意を決して進むも、岩は、濡れていたり、薄い雪が張り付いており、かつ、体力もかなり喪失してきていたため、慎重に慎重に進み、何とか無事クリアできた。
・西穂高岳〜奥穂高岳は、先に述べたような緊張を強いられる登山道が地図記載所要時間で6時間半続くことである。1つ1つであれば、他でも出会うことがあるだろうが、これだけ連続してあると、かなり緊張を強いられ、疲れも出やすい。疲れが出始めると、余計緊張し、更に疲れが加速するという悪循環に陥る。今回は更にに天候に見放され、足場が不安定となったため、尚更であった。
・何とか無事に乗り切れたのは、多分、縦走したメンバの最後尾になっていただろう私と一緒に進んでくれた二人のカップルのお陰でした。もし、一人きりだったら、孤独感が加わって、もっと疲れが出ていたのではないかと思われる。お二人に感謝。
・このコースを行かれる方は、岩登り・下りなどの経験は勿論だが、体力が必須と痛感しました。地図記載の所要時間で12時間以上のアップ・ダウン繰り返す縦走に耐えられるだけの体力が無い方は避けた方が賢明と思います。ちなみに、私は、椹島からの荒川岳・赤石岳左周回コースにおいて、千枚小屋から椹島まで縦走しましたが、これに比べて、今回の縦走の方がキツイと感じました。
・なお、このコース、奥穂から西穂に向かう場合、早いうちに馬ノ背やロバの耳などの難関を通過するものの、ここを下るのは、登る場合に比べて恐怖心が強く湧くと思います。
・奥穂岳の頂上で、ある女性の100名山達成記念撮影に立ち合いました。コングラチュレーション!!

















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