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Yamareco

記録ID: 2327564
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
京都・北摂

三国岳・若丹国境尾根

2020年05月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:40
距離
18.7km
登り
1,482m
下り
1,480m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:21
休憩
1:18
合計
7:39
5:50
45
川上集落入口
6:35
6:46
0
6:46
45
小脇谷三角点
7:31
7:36
61
8:37
8:39
12
8:51
8:57
17
9:14
9:16
11
送電鉄塔
9:27
9:45
33
P474
10:18
10:19
23
(仮称)烏帽子岳
10:42
10:51
37
11:28
16
P474
11:44
11:54
31
12:25
12:29
11
送電鉄塔
12:40
12:42
28
岸渓三角点
13:10
13:18
11
川上三角点
13:29
川上集落入口
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
おおい町川上の県道脇に駐車
コース状況/
危険箇所等
若丹国境尾根は総じて不明瞭
その他周辺情報 綾部市上林にあやべ温泉二王の湯があるがコロナウィルス感染防止のため休館中
おおい町川上の県道脇の駐車地点
2020年05月02日 05:48撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 5:48
おおい町川上の県道脇の駐車地点
田井谷川林道の尼公峠登山口
2020年05月02日 06:09撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 6:09
田井谷川林道の尼公峠登山口
尼公峠への道は洗掘が明瞭で古道の面影が有る
2020年05月02日 06:14撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 6:14
尼公峠への道は洗掘が明瞭で古道の面影が有る
尼公峠
古びたやかんに峠の標識が掲げられている
2020年05月02日 06:36撮影 by  ILCE-6500, SONY
3
5/2 6:36
尼公峠
古びたやかんに峠の標識が掲げられている
尼公峠
首のない石仏が悲しい
2020年05月02日 06:36撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 6:36
尼公峠
首のない石仏が悲しい
イワカガミが咲く
2020年05月02日 07:00撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/2 7:00
イワカガミが咲く
鳩ヶ峰(574m)山頂
3等三角点「川上」
2020年05月02日 07:50撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 7:50
鳩ヶ峰(574m)山頂
3等三角点「川上」
妻谷尾山(412m)山頂
殆ど読めなくなっている
2020年05月02日 08:38撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/2 8:38
妻谷尾山(412m)山頂
殆ど読めなくなっている
妻谷尾山(412m)山頂
4等三角点「妻谷尾山」
2020年05月02日 08:38撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 8:38
妻谷尾山(412m)山頂
4等三角点「妻谷尾山」
「境界明確化」の標識
これを辿れば間違いない
2020年05月02日 08:43撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 8:43
「境界明確化」の標識
これを辿れば間違いない
「是より丹波の國何鹿郡」の石碑
2020年05月02日 08:52撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 8:52
「是より丹波の國何鹿郡」の石碑
永谷山(551m)
送電鉄塔より
2020年05月02日 09:14撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 9:14
永谷山(551m)
送電鉄塔より
送電鉄塔の北で林道が横断
2020年05月02日 09:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 9:15
送電鉄塔の北で林道が横断
養老山(665m)
送電鉄塔より
2020年05月02日 09:22撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 9:22
養老山(665m)
送電鉄塔より
P474附近より青葉山(693m)を望む
2020年05月02日 09:46撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 9:46
P474附近より青葉山(693m)を望む
(仮称)烏帽子岳(545m)と後方に三国岳(616m)
あまりにも厳し急斜面の山、無名が惜しく烏帽子岳と勝手に名付ける
2020年05月02日 09:48撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 9:48
(仮称)烏帽子岳(545m)と後方に三国岳(616m)
あまりにも厳し急斜面の山、無名が惜しく烏帽子岳と勝手に名付ける
烏帽子岳の急斜面に喘いでいるとハルリンドウが癒してくれた
2020年05月02日 10:10撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/2 10:10
烏帽子岳の急斜面に喘いでいるとハルリンドウが癒してくれた
(仮称)烏帽子岳(545m)山頂
P545の小さなプレートしかなかった
2020年05月02日 10:17撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/2 10:17
(仮称)烏帽子岳(545m)山頂
P545の小さなプレートしかなかった
烏帽子岳西鞍部の谷の源頭
この緩やかさが何ともいい感じ
2020年05月02日 10:23撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 10:23
烏帽子岳西鞍部の谷の源頭
この緩やかさが何ともいい感じ
三国岳(616m)山頂
3等三角点「三国山」
2020年05月02日 10:42撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/2 10:42
三国岳(616m)山頂
3等三角点「三国山」
丹波・丹後国境尾根と養老山(665m)
2020年05月02日 10:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 10:44
丹波・丹後国境尾根と養老山(665m)
稜線で林道が4方向から合流その先の永谷山(551m)は姿が良い
2020年05月02日 11:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 11:31
稜線で林道が4方向から合流その先の永谷山(551m)は姿が良い
長谷山山頂
4等三角点「永谷」(551m)
2020年05月02日 11:45撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 11:45
長谷山山頂
4等三角点「永谷」(551m)
送電鉄塔への急斜面
巡視路の階段があり助かるがピーク前5mで途切れる
2020年05月02日 12:21撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 12:21
送電鉄塔への急斜面
巡視路の階段があり助かるがピーク前5mで途切れる
送電鉄塔のピークを見上げる
送電鉄塔No63より
2020年05月02日 12:34撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 12:34
送電鉄塔のピークを見上げる
送電鉄塔No63より
4等三角点「岸渓」(291m)
送電鉄塔No64の脇にある
2020年05月02日 12:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 12:40
4等三角点「岸渓」(291m)
送電鉄塔No64の脇にある
4等三角点「川上」(184m)
南西2.7劼琉銘屬砲△詒轡峰(574m)に3等三角点「川上」があり同じ地域なのに同じ点名でややこしい
2020年05月02日 13:10撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 13:10
4等三角点「川上」(184m)
南西2.7劼琉銘屬砲△詒轡峰(574m)に3等三角点「川上」があり同じ地域なのに同じ点名でややこしい
フェンス沿いに下り切って扉を抜けると駐車地点も間近だった
2020年05月02日 13:28撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/2 13:28
フェンス沿いに下り切って扉を抜けると駐車地点も間近だった
撮影機器:

感想

 京都府から出ない山行がしたかったが、府県境を2.5勹曚┐栃^羝おおい町川上に侵入してしまった。府道・県道1号線の名もない峠を越えて集落入口の県道脇に車を止めた。佐分利川支流の田井谷川を遡り林道脇にある尼公峠登山口から山道に登り出した。尾根の先端に戻るように登山道があり、しっかり洗掘された道が続いている。嘗ては若狭と丹波を結ぶ主要道だったのか古道の雰囲気を残している。しかし今は歩く人もなく倒木で荒れるがままになっていた。
 標高差270m程登ると林道に乗り上り尼公峠に達した。3年前に南に流れる尼公谷を登り頭巾山へと縦走したことがあり2度目の訪問だ。古びたやかんに付けられた峠の標識が愛嬌で首のない石仏があった。若丹国境尾根の両方向に指導標があり西の尾根に踏み出した。直ぐに4等三角点「小脇谷」(427m)があり此処から先が処女区間となる。最ピーク地点にあると思っていたが稜線の際にあり北の展望が得られた。田井谷川の源頭を巻き込むように国境尾根が続き名もない525mのピークで北に方向を変えた。イワカガミが花を付けている。イワカガミは一挙に咲かないので長い間楽しめる。稜線の木々は新緑が芽生え清々しい春を感じさせてくれた。
 道は不明瞭で微かな踏み跡が有ったり無かったりの状態で展望のない稜線が続くが、行政が設置したと思われる「境界明確化」と書かれた杭が続きこれを辿れば間違いなさそうだ。鳩ヶ峰(574m)山頂には3等三角点「川上」があり、520mのピークなど存在感のあるピークを通過し妻谷尾山(412m)に到ると4等三角点「妻谷尾」があり最初は単なる三角点ピークかと思っていたが辛うじて読めた山頂標識に「妻谷尾山」と記され、山名としてカウントした。西に下ると永谷坂で府(県)道1号線が越えている。府県境に「是より丹波国何鹿郡」の石碑が建っていた。今では綾部市となっているが嘗ては、何鹿郡奥上林村だった。府(県)道を横断し、「三国岳→」の指導標に従って北側の尾根に取付くが登山道はなく急な斜面を這い上った。
 北微西方向に向きを変え登って行くと送電線が横切り稜線上に鉄塔が設置されていた。展望が良く帰りに通る永谷山の稜線が良く見えた。送電鉄塔の先で林道が尾根を横断した。尾根を這い上ると再び林道が横断し、すぐまた戻って行き登山道が寸断されていた。面倒なので林道を歩き、もう戻ってくる気配は無いので尾根に戻り急斜面を這い上るとP474に達し高浜・おおい町界尾根が分岐する。帰りに通るので分岐点となる。
 お腹が減って元気がなくなって来たので大休止をして栄養補給を行った。三国岳へはあと2辧▲團好肇鵑靴凸てФ茣屬魴劼亜西へと歩き出すと北側に林道があり切り開かれた処から青葉山(693m)の姿を望むことができた。そして目の前に聳えるP545の姿は尖がって如何にも険しい。峠を二つ越えP545の直下に到るとやはり物凄い斜面が立ちはだかっている。標高差120m程だが等高線は詰まり迚も直登できずジグザグに登り足元の小石の崩れを気に掛け木に摑まりながら這い登ると何とハルリンドウが咲いていた。元気を貰い這い登ると漸くピークに達した。ピークには「P545」の小さなプレートだけしかなく山名を示すものは他になかった。この存在感のあるピークに名前が無いのが納得できず山容から仮に烏帽子岳と名付けた。
 烏帽子岳の西側は比較的穏やかで問題なく下ることができた。鞍部からどうやら巻道らしい踏み跡がありテープも付けられていた。次に乗り上ったピークは、5年前に三国岳に登ったとき老富に下り時に使った道でこのピークから派生する尾根に登山道が付いていた。三国岳(616m)山頂は若丹国境尾根の終点でこの先は若丹の「丹」は丹後の国となる。山頂には、3等三角点「三国山」が置かれ送電鉄塔が建ち展望が素晴らしい。丹波・丹後尾根の養老山(665m)に到る稜線などが見通せた。
 此処まで誰にも会わなかった。この山頂で人に会わないと云うことは今日も誰とも会わない山行となりそうだ。丹後・若狭の展望を楽しんだ後は来た道を引き返しP474に戻る。老富分岐のピークを過ぎ何気なく歩いていると尾根を間違えたようで真東に進んでしまった。トラバースでリカバリーし烏帽子岳(仮称)の直下に到ると再びあのピークは通りたくない。あるかどうか分からないが南側の巻道を進むことにした。踏み跡は微かだが道は続いており軈て地形図に描かれた老富に下る道らしきものに合流し東側の取付きへと迂回することができた。
 P474への登り返しは北側にあった林道を辿り、林道支線に入って直前で登山道に戻った。高浜・おおい町界尾根を進むと4方向から林道が現れ開かれた稜線上で交わっていた。その先に見える永谷山はまた険しそうで等高線も詰まっている。烏帽子岳ほどではなかいが100m程の急登を登った。この日は気温が上がり下界では30℃を超えると予報されている。永谷山(551m)に疲れが出て10分間の休憩を取り栄養補給をした。永谷山山頂には4等三角点「永谷」があり町界尾根を進み分岐のピークに到ると展望が良く、さっきのぼった永谷山は形よく存在感を持った山でなかなか良い。
 次のピークは送電鉄塔のピークでこれも急登だったが巡視路の階段が設えてあり問題なく登れたがあと5mという処で階段が無くなり砂地の危険な斜面を這い登った。開かれた山頂からは展望良く上川集落外れに止めた我が愛車を俯瞰することができた。山名はよく分からないが若狭や丹波の山々を望むことができた。下り尾根は送電線に沿ってNo63、No64の小浜線の鉄塔2本を越える。No64の位置には4等三角点「岸渓」(291m)が設置されていた。ここで送電線と分かれ南西に下る。道が無くなるのではと危惧していたがなだらかな稜線に踏み跡が続きP203に到った。最早展望もなく先に進むと川上三角点の直前で獣除けフェンスが現れた。扉がありフックを外して侵入し、4等三角点「川上」(187m)に到った。“川上”?、朝、尼公峠から西に辿った尾根上鳩ヶ峰山頂にあった三角点も「川上」だった。鳩ヶ峰の方は3等三角点だったが同じ地域で同じ点名を付けるとはややこしい。
 扨て此処からの下り方が問題で南側の川上集落は民家が山肌に迫っており下りて行くと民家の敷地内に入ってしまう駐車地点を目指して下るにはフェンスがどうなっているか分からない。地図を見て検討した結果フェンスの尾根を下り朝確認したフェンスと民家の切れ目の処を目指すことにした。灌木に邪魔されながら尾根を下って行くとフェンスには何箇所か出入口があり何とかなりそうだ右手に谷が現れ下り切ると上手い具合に出入口があり何とか脱出に成功した。しかも駐車地点すぐの処だった。
 今日も目論見通り誰にも会わず下りてくることができた。後は何処にも寄らず帰るだけ。予定より早かったので高速は使わず帰ろう。

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