釜ガ谷山(過去レコです)。


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 668m
- 下り
- 667m
天候 | 雨のち曇り。 |
---|---|
アクセス | 青少年の家の駐車場に車を停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 |
写真
感想
岐阜市の北にある伊自良は、学生時代に甘南美寺でコーラスの合宿をやったり、結婚してからは子供を連れて伊自良湖にボートを浮かべたりしてよく遊びに行った所である。だがその奥には入った事がなく、青少年の家があることぐらいの知識しか無かったが、近郊の手軽な山を探しているうちにそこに釜ガ谷山がある事を知った。
平成12年11月11日朝、家を出る頃は小雨であったが、青少年の家の駐車場に車を置き、登山口に入る頃には雨は止んでいた。「奥の院コース」に入り、石仏が一定の間隔でおいてある道をしばらく登ると木製屋根のテーブル付きの立派な展望台があった。小学校の遠足で来たのであろうか、子供達の書いたノートが机の上に置いてある。そこから少し登ると高圧線の鉄塔があり、さらに少し登ると「従三位甘南備明神」と書かれた小さな社があった。釜ガ谷山は美濃の神奈備山、すなわち神の鎮座まします由緒ある山であるそうであるが、その証しの社であろう。社から細い岩だらけの溝を登るのだが、時にはよじ登らねばならない程の場所もある。縄を巻かれた大きな岩は御神体との事であるが、そこからの眺めも良い。急な山道を登ると尾根に出て、小さいアップダウンがあるが、登山口から1時間半で釜ガ谷山頂に着いた。山頂は小さな広場となっており、快晴の下、南に岐阜方面の展望が開け、北に舟伏山を眺め見ることが出来た。自分一人しかいなかったが、子供達の登頂記念の札が沢山掛けられており、手軽に登れる山であることが感じられた。比較的新しい立派な小屋が建てられており、その入り口に腰をおろしてちょっと早めの昼食をとった。
山頂から少し下りると左側に道があり、これが「郷土の森」(「龍神コース」と書かれた案内書もある)コースでよく整備されていた。周遊コースとなっており、登って来た道と別れてこの道に入ると、しばらくは雑木林の中のよくある普通の山道を下る事になる。後半になると、澄んだ水が流れる釜ガ谷のせせらぎに小さな滝が幾つもかかり、それに沿って歩く気分の良い道となった。紅葉はほとんど終わり、首からぶらさげていた老眼鏡が壊れてしまったが、小春日和でもあり気分は上々であった。11月というのにヘビ一匹に会った以外、他に誰一人と遭遇することはなく、山頂から1時間で駐車場に帰り着いた。
10月24日に56歳になっており、同じ日に長女が女の子を生んだ。妻はその世話のため家で留守番し、今日は単独行であった。ちなみにわたしの父も10月24日生まれであり、誠に不思議である。
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