ガスの中を神室山、小又山周回(東北遠征6/7日)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,451m
コースタイム
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
白川渓流公園で泊。立派なキャンプ施設の公園だが、ちょっと寂れてる。こちらは静かでいいのだが…。登山口まで白川林道を約8卞らなければならない。早朝出発したいが、暗い時間に林道を走ると怖いので明るくなってから出発した。ダートを30分以上走ったが、落石で下をこすったり、ぬかるみに嵌りそうで怖かった。焦る気持ちを抑えてゆっくり走行した。この林道走行がこの山行で一番の難関だったような気がする。
○登山口〜神室山
小又山登山口に着くと大きな案内看板があった。近づくと朽ちかけているのが分かった。さらに登山道は昨夜の雨でぬれた夏草が覆っていて踏跡程度。何か嫌な雰囲気が漂った。そこで車はここの余地に駐車することにした。
神室山登山口にも同様の案内看板があり、嫌な雰囲気は変わらなかった。こちらの道はそこそこで無くなる心配はなさそうだった。沢を渡る手前で石に乗せた足が滑り沢側に大転倒。幸いケガも痛みもなかったが、先が思いやられた。
沢を渡ったら上流に行く感じで尾根末端に取付き、急登をひたすら登る。案内板は所々にある。尾根に乗ると一旦緩やかにはなるが、その後はアップダウンを繰り返しながら高度を上げてゆく。この尾根は長くて辛い。急登を登りきると稜線に出て展望が開ける。しかし生憎天気が回復せずガスの中で真っ白だ。稜線に出たので山頂までは楽勝と安心したが、そう甘くはなかった。激急でお助けロープがないと登れないところがあった。この急登を登りきると小又山分岐に出た。ここまではカッパなしで凌いできたが、ここにきて笹などが覆いかぶさってきたのでたまらずカッパを着ることにした。山頂に到着するも天候は変わらずガスって視界なし。残念!
○神室山〜小又山
山頂で長居しても意味がないので、休憩のため小屋に下った。小屋に入ってノートを読みながら腹を満たした。10分では天気が変わるはずもなく再びガスの中を山頂に登り返し分岐に向かった。分岐からは道はしっかりしているが、刈払いから数年経過している感じで笹を払い除けながらの前進となった。道端には花も見られた。少しずつではあるが雲が切れてきた。下山までに間に合うか?天狗森を越えても道の状況は変わらない。この稜線には所々カタクリが咲いていたが、この時期珍しいと思った。
○小又山〜駐車地
小又山山頂には大きな山頂標識があり、神室山塊最高峰との記載があった。そこで確認すると確かに1.5mと僅かだが高い。驚きだが小又山の認知度が低いのは可哀そうだ。
下り始めると東斜面にお花畑があった。鞍部辺りで地元の方とすれ違った。平日でこの天気だ今日も一人だろうと思っていたので意外であった。氏は登山道の刈払いを市や町に頼んだとのこと。そのお陰かこの下山路は刈払われていた。登山口の状況から心配していたが、必要なさそうだ。越途からは急坂だ。最後はロープの連続で登山口に着いた。
駐車地には氏が言われたようにマイカーの後ろに山形ナンバーのジムニーが停まっていた。そうだよなこの林道は車高が高い方が安心だよな。
※感想
今日は天気が回復し、午後には晴れてくる予想だった。しかし回復が遅れ、結局雲っぽい天気のままだった。展望が得られず残念だったが、静かな山旅であった。明日は遠征最終日、蔵王山をやっつけて有終の美だ。
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