朝日温泉から雷電山〜五ッ沼
- GPS
- 11:31
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
天候 | 曇り午後から晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は歩く人も少なく下草が蔓延っているが踏み跡はしっかりしていて迷うことはない。熊の痕跡は見あたらなかった。中山、前雷電の急坂にはロープが張られている。前雷電までの登りが長い。前日までの雨で下草が濡れていてカバーを着けていても靴の中までぐっしゃり濡れた。 |
その他周辺情報 | 朝日温泉の小屋のすぐ上流に下から硫化水素臭の温泉が沸く白濁の露天岩風呂がある。源泉かけ流しの岩内温泉。サンサンの湯500円もお奨め。女性にはすぐ上のグリーンパーク600円、ランチ付き平日1100円、土日1400円メニューがいい。 |
写真
感想
10年前くらいに一度朝日温泉から登って雷電山、五ツ沼まで行ったが天候が悪く、曇りと霧で視界は良くなかった。が朝日温泉の露天岩風呂の魅力と誰ともすれ違わないひたすら一人で登ってゆく「山」に浸れる山登りの体験をもう一度したいと思い、晴れの天気予報を当てに再挑戦した。午前中は雲がかかり霧雨で下草の水で靴の中まで水浸しになった。天狗岩まで登ると稜線からの景色が開け、目の前にガスの中に中山がそそり立っていた。日も差してきて途中で靴の中の水を出し乾かした。なんとかここを登り切ると更に遠くに大きな前雷電山がそそり立っており、雷電山まではまだまだ先で途中で引き返そうかと思ったくらいだった。歩く人も少なく、下草も刈られてなく覆われているが、踏み跡はしっかりしていて迷うことはない。急坂にはロープが張ってある。前雷電までの登りはきつかった。ここもようやくたどり着くと更にまた大きな雷電山がそそり立っている。ひたすら灌木の中を登ってゆく。雷電山には予定よりも大分遅れたがせっかくなので五ッ沼まで足を伸ばした。雷電山から先の稜線はまるで天上のような世界が開け、お花畑が出迎えてくれた。前回、これほど苦労した記憶がないが、戻ってくる道すがら振り返ってずいぶん大きな山を超えていったんだなとほめてあげたい気分になった。朝日温泉からのルートは長く厳しい登りが続くルートだが雷電山の大きさを感じられる忘れられない体験が得られるルートだ。下山して朝日温泉の露天岩風呂は格別、最高だった。ここまで車で来るんだったなと後悔した。再び40分かけて車に戻った。
コメント
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お疲れ様です。
朝日温泉宿、ワタシが野天風呂巡りにはまっていた20年近く前に行った頃の面影があり、とても懐かしく感じます。でも、こんなに廃屋化しているのですねー😱残念です
あの頃は、全く登山に関心なく、宿奥の野天風呂に入ってるとザックを背負った人が近くを通っていくのを横目に見ていた記憶があります。
また、女性(一応)が入っているのに堂々と目の前で服を脱ぐおじさん(この頃はまだワタシは若かった)にビックリしたけど、視線をそらすこともできず凝視してしまった、等などの思い出があります。
あ!そんなことより、山!そそられますね!😃🖐️
コメント、ありがとうございます。朝日温泉はロケーションも良く、昔の秘湯の雰囲気そのままで好きな露天風呂の一つです。昔、海岸沿いの道路がないときは朝日温泉を通って雷電峠を越えて島牧村に行っていたとか。何回か訪れていますが秋の季節は落ち葉を掻き出して入ったものです。是非、もう一度入りに行ってみてください。地元の入浴目当ての人は来るかも知れませんが、登山者はまれにしか来ないので。こうした貴重な秘湯を大切に共有してゆきたいですね。登山道は数年前より歩く人が少なくなった感じです。雷電温泉も廃業してから久しくなり荒れ果てていました。
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