古墳巡り(42)奈良時代最後の天皇陵〜太安万侶墓〜万葉歌人志貴皇子の墓

2020年08月22日(土) [日帰り]

• GPS: 00:42
• 距離: 1.9km
• 登り: 58m
• 下り: 45m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:58
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:58

14:59 スタート地点
15:57 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

奈良時代最後の光仁天皇陵(田原東陵)天智天皇の孫

1周したが、約150m前後の円墳

田に囲まれ、ひっそりした天皇陵

太安万侶の墓
茶畑の中腹の急斜面にあり

太安万侶の墓。1979年1月に茶畑開墾中に発見され、墓誌も見つかる珍しい奈良時代初期の高位の役人。
714年、古事記編纂者

見晴らしの良い山の中腹

同じ

ちょうちょ

万葉歌人志貴皇子の墓(光仁天皇の父。後に春日宮天皇と追尊。歴代の天皇ではない)

細い整備された道から志貴皇子に至る

感想

abc5def6

今回の49代弘仁天皇陵で、初代神武天皇から第５１代平城天皇迄のうち淡路島の47代淳仁天皇(淡路陵)を除く50基の天皇陵をこの1年半で巡った。

この内どれだけ真実の被葬者がその古墳に葬られているか、考古学者、歴史学者の多くが、疑問を述べている事を初めて知った。

考古学、歴史学の知見が未発達の江戸末期から明治にかけて王政復古の熱に浮かされた時代にこれらの天皇陵がいづれも定められたと言う。

百舌鳥古墳等世界遺産登録を受けて、戦後の歴史学、考古学の知見に基づき、これらの古い天皇陵墓のあり方を見直しすべき時期ではないかと思った古墳巡りであった。