取立山 〜秋の花の勉強に〜 [福井県 勝山市]
- GPS
- 03:03
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 693m
- 下り
- 683m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場までの林道で500円徴収あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
感想
山形の旅から忙しい日々と雨が続き、あれから3週間も間が空いてしまった。
身体も心もクタクタなのでハイキングで良い山がないか考えていたら、そういえば取立山まだ登ってなかった事に気がついた。
春から初夏は定番の花が咲くのは分かっているが、今って何が咲くのかよく分からない。
秋の花はまだこれから勉強するところなので丁度良い機会だ。
勝山市街地で前泊して、登山道へ向かう。
林道を走っていると検問があり、おっちゃんに500円を徴収される。
これも登れば分かることだが、登山道の整備、環境管理、避難小屋等などに使われているので払うべきお金だ。
駐車場に着くと便意が来る。
毎度の事ながらいい加減にしてほしい。
長い山行ではないから大丈夫だと思い出発する。
登山道に入ると直ぐに分岐になる。
どっちから行っても良いのだが、濡れてる箇所の下りは嫌なので、大滝から回ることにした。
暫く真っ直ぐ勾配のない道を歩くと花も色んな種類が出てくるようになった。
この時では何が何の花なのかさっぱり分からずに、とりあえず写真だけとっては後から調べて勉強するやり方だ。
大滝周辺にも色々と咲いていたけど、皆が1番の目的であるとされるシラヒゲソウの存在すらも分かっていなかった俺にその花が目に入ることはなくその場を後にしてしまい、後々後悔する。
その後の急坂をやり過ごすとやがて樹林帯から抜けて視界が良くなると同時にオヤマリンドウが出てき始めた。
正面にこつぶり山を見ながら気持ちの良い尾根を登る。
大した急坂もないままこつぶり山に着く。
展望は勝山市街地にその北に聳える冠岳、浄法寺山、越前甲などが拝められるが、白山は雲の中だった。
少しゆっくりしたら取立山に向かう。
途中に水芭蕉群落地の場所があり、まさしく有名な場所なので入ってみる。
藪を通り過ぎるとその場所に辿り着いたが、当然時期も全然違うので咲いている訳がないのだが、オヤマリンドウが沢山咲いていたので満足出来るだろう。
そこから少し進めば避難小屋が出てきた。
綺麗な避難小屋でトイレも完備されていたのは幸いな事で、実はここまで大便を我慢していて限界を察してたところだったので有り難かった。
避難小屋を後にして取立平を通り過ぎて直下を登れば取立山だ。
景色は相変わらず雲に巻かれた白山だが、雲に巻かれない隣の別山を望めた。
大休止を経て、三角点に向かうと法恩寺山から続く経ヶ岳が拝められ、反対を向けば冠岳を始めとする両白山地の東側が拝められて、正直山頂よりも好きな場所だった。
三角点からは下りになる。
そこで下から草刈り集団が登ってこられた。
実は山頂〜三角点までは多少の藪漕ぎだったので、それが無くなるのはやはりこの人たちのお陰なので、出会ったら『お疲れさまです。綺麗な登山道をありがとう』と言う。
大した急坂もなく下りきった。
たった3時間の山行だったし、急の付く坂もなく里山みたいな感覚だったけど、花の山としては一級品だと感じた。
まだまだ知らない花の名前と種類を覚えていく為の無くてはならない山だろう。
なのでこの山に登れて良かった。
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