風越山 表参道 滝ノ沢より 南アルプス展望



- GPS
- 04:46
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,085m
- 下り
- 1,094m
コースタイム
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:47
5:00 安曇野穂高発 松川IC経由
7:10 滝の沢駐車場
<復路>
12:10 駐車場発 飯田市切石経由
18:30 自宅着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない |
その他周辺情報 | 飯田市 大宮温泉 |
写真
感想
2020年(令和2年)9月14日(月)
風越山 表参道滝の沢より 南アルプスの大展望
飯田市のシンボル、風越山へ久しぶりに登ってきた。
「ふうえつざん」「かざこしやま」どちらでも呼ばれているようだが、
「かざこしやま」にこだわる方が多いように思われる。
「風越高校(ふうえつ)」「風越マラソン(ふうえつ)」と実際には読まれている。
いずれにしろ古来から親しまれ信仰の対象となった飯田の山だ。
自分の書いた記録からすると3度目の風越山となる。
飯田市に11年間住んでいたので毎日眺め、思い入れのある山だ。
小学生低学年の子供を連れ、2時間ほど登ったところで引き返した。
一人で3時間ほどで登った記録が残っているが、山頂の記憶が曖昧だ。
さらに記録に書かれている意外に何度か登っている思いもある。
ともあれ懐かしい風越山へ飯田出身の家内と登ってきた。
押洞ルートよりアプローチの近そうな滝の沢方面から登り始めた。
後で知ったのだがこのルートが表参道ということだった。
駐車場もあり、その先林道を歩くが車もかなり上まで行けそうではあった。
林道終点からが本格的登山道で、滝の沢の由来だろうか御瀧場と呼ばれる行者が禊ぎを行った滝横を通り、押洞コースと合流する石灯篭へ出た。
石灯篭が立ち周りには祠、石仏など祀られていた。
登山道はあたかも高速道路なみに風越マラソンのコースとして整備されている。
幅広く、ほとんど木陰でもあり気持ちよく登ることができた。
秋葉様の分岐から虚空蔵山へ向かった。
虚空蔵山方面と延命水方面へと分かれるのだが、まずは山へそして帰りには延命水へ寄りコーヒー用の水を頂いていこうと考えた。
下山時この作戦、延命水の水の出方がちょろちょろであまりにも時間がかかりそうということで持ち帰るのは諦めた。
南アルプスの展望、それも大展望が広がる。
虚空蔵山、そして奥社手前の展望台からが一際いい。
北は鋸岳・仙丈ヶ岳そして北岳はじめ白峰三山、
塩見岳・荒川岳・赤石岳・聖岳・上河内・光岳さらに池口岳の双耳峰、
少し離れて熊伏山までの連なる南アルプスが一望できた。
南アルプス大パノラマを満喫できた。
ただ木々に覆われた山頂からの展望はない。
白山神社奥社本殿・石仏の数々が見られる歴史の山。
登山道の脇にはにこやかに微笑む石仏が印象的だった。
大きな弓矢が置かれてもいた。
再建されたばかりという奥社の立派な建物、そこに続く花崗岩の階段が見事だ。
いずれも歴史ある山ならではの見応えがあった。
大きな岩、見事な木々の根が山頂間近に見られた。
大きな岩から知恵の輪のような木の幹が登山道に張り出ていた。
その輪を通して先行く家内の姿をとらえられた。
登山道の上には天然記念物のベニマンサクの木々が茂る。
日が差し薄緑色に葉が透き通る。
紅葉してくれば赤に輝くのだろうが、今日の緑も美しかった。
ふるちゃん
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