笊ヶ岳(老平より日帰り)

- GPS
- 12:40
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,921m
- 下り
- 2,931m
コースタイム
- 山行
- 10:19
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 12:41
久しぶりの真っ暗な時間からのスタートで、初っ端の林道分岐地点から登山口へ入る箇所を見落として杉林に突っ込み彷徨うという波乱のスタートだったが、戻ってライトであたりをグルグル照らしたら入り口を発見。
広河原までの崩落地や沢シャワーを浴びながらの崖トラバースなど真っ暗でも足下をライトで照らして慎重に進めば通過可能です。
むしろ帰りの明るい方が下が見えて恐怖心倍増でした。
広河原の渡渉では要らないと思いつつ沢靴を久しぶりに登場させ、ジャブジャブ楽しく渡りました。(沢靴は広河原にデポ)
登り・下りの靴の履き替えに計30分くらいかかっている上に荷物も重くなっているので完全にいらないアイテムでした(笑)
でも楽しかったのでOKです。
広河原から布引岳の高低差1700mの登りは全くと言っていい程、下り区間は現れず登り一辺倒です。下りの際は登り返しが無いのである意味理想的な尾根です。しかも木の根などが少なく下りも一定のスピードで下山できる登山道でした。
またピンクテープが最も多い区間で真っ暗でなければ迷う心配は無いのではないかと思います。ピンクテープが見当たらなければ一旦引き返しましょう。
自分は登りの桧横手山までは順調でしたが、そこから脚の筋肉疲労からペースが一気に落ちています。
布引岳〜笊ヶ岳間は150m降りて200m程度登り返しますが、斜度は広河原→布引岳に比べると緩やかで少し楽だった気がします。
山頂の展望は南アルプスが一望でき、今までの苦労が報われる景色でした。
10月にしては暑すぎるくらいに天気も良く、1時間以上もゆっくりしてしまいました。
下山も疲れましたが、総じていいトレーニングになった1日でした。
| 天候 | 午前中/快晴 → 午後/上空の浅い気圧の谷の通過により下層雲広がるも、主稜線上は雲の上 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
最初の林道歩きから登山道に入る箇所(林道が二手に分かれて、分岐を右側の道へ進んだ直後の箇所)が真っ暗だと分かりにくく数分さまよった以外はピンクテープが多く分かりやすい登山道でした。 |
| その他周辺情報 | 下山後はヴィラ雨畑(日帰り入浴:550円/20時まで)にて汗を流しました。 |
写真
川にかかる丸太を跨いで渡れば濡れずに行けるようですが、沢靴の安心感は偉大です!何より川の水の中を歩くの楽しいです!
ただ、時間&労力対効果は著しく悪いので今回一番必要なかった装備No.1に認定します(笑)
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
沢靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
ヘッドランプ
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
|---|
感想
「二百名山の中で日帰りするのが一番きつい」「急登が永遠と続く」「渡渉があり、天気がいい日以外は危険」「水場が途中に無く、大量の水を担ぎ上げなければいけない」などなど。
あまりいい噂を聞かない笊ヶ岳(笑)
そんなドM眉唾の山に前々から登りたいと思っていたものの、なかなか決心がつかないでいたのですが...
〕盻気砲浪圧彭腓能珍登山予定のため、その前に足慣らしをしておきたかったこと。
∩案に高層天気図を見たら下層は暖湿気の流入で雲が出そうだったが上空は晴れていそうだったこと。
5げ垢睥辰靴、標高差2000m越えのコースを登るには快適そうな予報だったこと。
に月に近く、暗いうちから歩かないといけない予定だったが、比較的明るい中歩けそうだったこと。
などなど、好条件がここまで重なることはないと、前日に決心をするに至りました。
登ってみた感想としては、確かに噂通りのキツさ。
特に登りの桧横手山までは順調だったものの、そこから急激に脚の筋肉に疲労が溜まり、息も切れ切れ。
心肺機能・筋力の衰えを実感する登山となりました。
登山道も布引山の手前まで全く展望が無く、精神的な面を含めて甲斐駒の黒戸尾根よりずっときつく感じました。
個人的にキツかったコース、ベスト3にランクインです(笑)
1位: ペテガリ岳(神威山荘から日帰り往復)
2位: 飯豊本山 (ダイグラ尾根往復)
3位: 笊ヶ岳 ← NEW!!
最後に、山頂でお会いし下山後の駐車場でも会話をしてくださった方、登りの桧横手山で私を目にもとまらぬ早さで抜いて行かれた元気な方、バテバテになりそうな中で言葉を交わすことで元気をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
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mimizuku1458










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