万年山・伐株山 《九州百名山》

山キチどん
その他1人 - GPS
- 05:14
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 882m
- 下り
- 881m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
町道槍水線は水害で酷い荒れ方で3.3劼亮崙司發が加わる 万年山東山麓の林道も水害の爪痕酷く、薄が繁茂する 宝泉寺コース山頂域は笹藪酷い |
写真
感想
[万年山]
吉武台牧場から登ろうと町道槍水線を走っていると伐株山への分岐点にゲートがあり通行止めとなっていた。吉武牧場まで3.3劼涼賄世澄手前のスペースに車を置き舗装道路を歩き始めると道路が大雨で流され、アスファルト舗装が剥がれ路盤が抉られ凄まじい状況になっていた。大岩の前にあった妙見社は無事だったが案内板が流されてあらぬところにあった。
被災箇所を過ぎると吉武牧場のエリアとなり草原が広がっていた。牧場倉庫脇には駐車場があり町道が通れたら此処まで車で来ることができた。南東方向には九重連山が望め涌蓋山が近く存在感を持っていた。万年山牧場への道を右に見送り、林道を南に進み万年山西麓を巻く林道に入った。50m程進むと道がなくなり道を探してうろうろしたが、谷の横断地点で道が完全に無くなっていた。対岸に道を見つけ谷を横断し対岸に渡った。林道を進むと被災前も殆ど車が走っていなかったのか薄が茂り藪漕ぎ状態だった。おしがおの台に到り宝泉寺温泉からの道に合流すると九州自然歩道の登山道となった。宝泉寺温泉までは8.8劼琉篤發あり、嘗て国鉄宮原線の終点があった所で廃線後36年が経過し懐かしさを感じた。
万年山への登山道は最初なだらかな笹の道で苅払いされていた。徐々に傾斜が増し万年山の断崖の隙間を抜け再び玖珠町域となり山頂域に達した。笹藪が濃くなり、藪を漕いで進んだ。万年山牧場からの道が合流すると万年山の由来の案内板があり、「大昔、樟の巨木を切ったとき、根元の土を跳ね上げたできたところから『刎山』と名付けられた。」とあった。
少し進むと万年山(1,140m)山頂に到った。広い山頂には1等三角点「羽根山」があり九重や由布岳が望めた。北の方には英彦山、鷹ノ巣山、昨日登った犬ヶ岳も望むことができた。竜胆が可憐な花を付け、初夏に咲くミヤマキリシマが数輪花を付けていた。山頂を後にする頃、万年山牧場から熊本から来たと云う男女が登ってきた。この近くに生まれたが登るのは初めてだと言っていた。
万年山の長い稜線を西へ進むと鼻繰分れ登山口から登ってきた老夫婦と出会い登山ルートを訪ねるが要領を得ず早々に分かれた。西万年に到ると、3等三角点「万年山」がある筈で探し回ったが笹藪の中では見つけることができなかった。諦めて稜線を進むと展望地で男性3人のグループが休憩していた。軈て山頂域が尽き急斜面を下るとは鼻繰分れ登山口に達した。駐車場があり、吉武台牧場側から入れない今は、こちら側が良く利用されているようだ。
此処からは万年山の北山麓の林道を歩き吉武台牧場に戻る林間コースを歩くが西側の林道のような荒れ方を心配したが全く問題はなく車も走れる状態だった。途中お花畑への分岐がありミヤマキリシマの群落があるようだ。初夏にはさぞ美しいことだろう。9合目登山口に達すると展望が開け、牧場内の道となり避難小屋の地点で柵を開けて牧場の中へと入って行った。振り返ると万年山が素晴らしく牧場の草原に立ち入り最高所のP1019からの眺めは最高だった。万年山牧場の外れで柵を開閉して牧場を出ると吉武台牧場の分岐に戻ってきた。朝通った槍水町道を歩き駐車地点に戻る途中、妙見社付近で対岸の大岩を見る「南無阿弥陀佛」と彫られていた。伐株山分岐に戻り周回登山+αを終えた。
[伐株山]
万年山登山の後、指導票に伐株山2.5劼了愼撹犬あり立ち寄ってみることにした。山頂付近まで車で上がれ、ハングライダーの飛行場と芝生の園地が広がり駐車場は満車だった。車が止められないので途中にあった針の耳登山口に戻り正面の急斜面を登ることにした。伐株山の山頂には昔高勝寺があり切り立った断崖を行者や信者が往来したそうだ。岸壁にできた小さな穴を人々は「針の耳」と呼ぶようになったと云う。
林道の傍らに車を止め登り出すと登山道両側には石仏が並び信仰の山であったことが偲ばれる。段々険しくなり鎖に掴まり登っていくと大岩に南無阿弥陀仏と彫られ、石仏も安置されていた。大岩の隙間に鎖が垂れているがザックを背負って通れるような隙間ではなく、他にルートを探すと裏側から巻き道があった。最大の難所を抜け伐株山(921m’)山頂に達すると電波塔が2基あった。角埋山(つのむれやま576m)、九重山域の黒岳、大船山を望むことができた。
山頂域をダラダラ北に進むと園地に到り、その寸前の小高い所に伐株山の山頂標識とい3等三角点「万年山」(685m)が設置されていた。三角点は山頂ではなく電波塔付近の方が最高所だった。此の三角点名は西万年にある三角点と同名でしかもどちらも3等でややこしい。園地に来た人達は三角点や山頂には興味がなく芝生の広場で遊んでいた。此処は玖珠城(高勝寺城)の跡でもある。南北朝の頃の攻防から歴史に現れ、天正14年(1586)島津氏の侵入を受けた中嶋氏、魚返氏など玖珠衆はこの城に籠城して戦ったが同年12月落城したという。帰りは林道を歩き駐車地点に戻り周回プチ登山を終えた。
帰りには10卍北にある竜門の滝に立ち寄った。竜門寺境内から優雅に流れ落ちる滝を眺めた。
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