飯田風越山 アカマンサクを見に行く

2020年11月01日(日) [日帰り]

• GPS: 03:30
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,076m
• 下り: 1,091m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:33
• 合計: 3:31

距離 9.2km 登り 1,088m 下り 1,091m

8:43 スタート地点
8:47 8:49 風越山押洞登山口
9:08 石灯篭
9:30 9:34 秋葉様
9:43 虚空蔵山
9:48 太田（分岐）
10:14 10:17 展望台
10:34 10:35 白山社奥社
10:47 11:07 風越山
11:15 白山社奥社
11:22 展望台
11:35 11:36 太田（分岐）
11:40 11:41 延命水
11:46 11:47 秋葉様
11:59 石灯篭
12:09 風越山押洞登山口
12:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

風越山麓公園駐車場　9時前3台　下山時はほぼ満車（公園利用者）

写真

11/1 8:42

風越山山麓公園駐車場に車を駐めて出発　駐車場は3台だけ公園利用者はこれからです。

11/1 8:47

公園から5分ほど下ってゴルフの打ちっぱなしの手前が押洞登山口です。標高は600m少しです。
しばらく舗装の林道を真っ直ぐ上っていきます。

11/1 8:56

檜の針葉樹林帯を登っていきます。広い登山道ですが急登ぎみ。

11/1 9:05

標高差200m程登って平坦な道になりました。

11/1 9:07

石灯籠があってそこに案内板がありました。行きは右手の登山道を行きます。

11/1 9:18

10分程登ると分岐がありますが右へ虚空蔵山を目指します。

11/1 9:22

11/1 9:24

途中南アが望めます。ジグザグな登山道は高度を稼いで行きます。

11/1 9:30

ここでも分岐ですが右手へ

11/1 9:41

虚空蔵山の展望台、東屋がありました。

11/1 9:42

南ア　北岳から塩見

11/1 9:42

塩見から赤石-聖まで

11/1 9:42

展望台ではのんびりしたいけど先を目指します

11/1 9:42

展望台の横に虚空蔵山、尾根山ですがちょっとがっかり

11/1 10:02

アカマンサクの看板があってから15分ほど登ってようやく見つけました。

11/1 10:03

ピンボケですがマンサクの花のようなものが着いています。

11/1 10:10

さらに登って団体さんを追い越していきます。

11/1 10:14

アカマンサクの群生地に出ました。看板があってから30分程登っています。てっきり見逃したのかと思っていました。

11/1 10:14

この山はアカマンサクの北限地の様です。

11/1 10:14

紅葉ですね。

11/1 10:15

11/1 10:16

そのすぐ上が展望台です。白根三山と塩見岳

11/1 10:22

さらに登って行くと一の鳥居が、白山社奥社が近い

11/1 10:23

痩せ尾根を行くと

11/1 10:24

一の鳥居の裏に高さ3mを超す岩の上部に「駐馬巖」と大きく横書き、ここが日蓮宗経蔵時（飯田市上郷）の寺領で、滑落事故が多かったことから供養のために彫られたそうだ。

11/1 10:26

途中石段を刻んでいる方がいました。ご苦労様です。

11/1 10:27

このあたりの痩せ尾根は大きな岩もあって紅葉も進んでいました。

11/1 10:29

延べ42段の階段が彫られてさきに奥社が見えてきました。

11/1 10:31

国の重要文化財の様です。

11/1 10:33

本殿は室町時代永正6年（1509）に建立という。

11/1 10:33

横に大きな楢の木が立っていました。

11/1 10:36

本殿から一旦下ってロープを掴んで登る難所スポットがありました。木の根を掴んで足を掛けて登ります。

11/1 10:39

その先は紅葉真っ盛りの平坦な道

11/1 10:40

モミジの赤が目立ちます。

11/1 10:41

ブナの黄葉

11/1 10:44

良い感じで進めば

11/1 10:45

山頂です。

11/1 10:46

ここで昼食、そして一人のんびりコーヒータイム
団体さんが来る前に下りましょう。

11/1 11:37

帰りはコースを変えて延命水をさがして

11/1 11:39

開けた所から風越山が見えました。

11/1 11:41

11/1 12:07

下りは1時間弱で降りてきました。
古来から霊山として崇められてきた風越山、神仏習合の山、とても興味深く他のコースからも登りたいと思いました。

撮影機器：

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

y-urano

信州100名山でその標高から今までお手軽山だと思って登っていなかった風越山。
たまたまネットでアカマンサクの紅葉が見頃と知って俄然行ってみたくなった。
調べると標高差も1000Mほどあってそんなにお手軽ではなさそう、そんな近くて知らない山だった風越山は期待以上の山だった。

登山口はいくつかあってとりあえずメジャー？な押洞登山口から登ってみた。
途中から石仏や神様を祭った石像がたくさんあって？と思ったがあとで調べると神仏習合の霊山だと言うことで納得した。
登りは思った以上に急登だがびっくりするくらい道幅が広く軽トラで登ってこれそうな程、立派な登山道に飯田の人々のこの山への古来から霊山として崇められてきた思いを感じた。

最初はアカマンサク見たさの山行だったが、しっかり整理された登山道、至る所に石仏が佇み頭を垂れてしまう雰囲気になんだろうとは思いながら登って行った。社殿の手前で岩の石段を削っている方に会い、その先の奥の社殿は掃き清められていたりしてとても厳かな気分になった。

身近なところに素晴らしい山があることを発見できて良かった。
歴史を感じる山行になった。次は別ルートで登ってみたいと思った。