九鬼山(愛宕神社〜田野倉駅)
- GPS
- 05:54
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 631m
- 下り
- 649m
コースタイム
天候 | 完全無欠の大晴天 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・往路(電車):千歳烏山(7:01)→調布(7:08|7:12)→高尾(7:40|8:02)→大月(8:44|8:49)→禾生(8:59) ・復路(電車):田野倉(15:11)→大月(15:17|18:35)→高尾(19:10|19:20)→北野(19:30|19:32)→調布(19:52|19:55)→千歳烏山(20:02) ■コメント ・往路の高尾発電車は発車時点で意外に空いていた。即ち、4人ボックス席に1人空いているところが散見された。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■九鬼山ピークからの下りが急で、露岩の左右が切れ落ちているところもあった。急降下のあとはトラバースが続くがそこも気が抜けない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
クッカー
バーナー
ガスカートリッジ
折り畳みマット
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感想
ここのところ週末の晴天が続く。今日は久々に山仲間との山行だ。完全無欠の大晴天なのでテンションは上がる。前回の日連アルプス山行では短いルートにもかかわらず足はへろへろになったので今回は皆に伍していけるか心配ではあったが。
禾生駅では結構な数の登山者が降りた。女子トイレは大混雑。みんな九鬼山への登山だろうか?線路に平行に走る太い道を数分北上すると右手にローソンが現れる。ここで、水や食料を調達した。
さらに太い道を数分北上すると右に「登山道」との道標が現れるので右折する。
川沿いに歩くと見覚えのある落合水路橋が現れた。九鬼山への過去2回の登山はかなり昔なのであらかた記憶が失われていたのだがこの水道橋だけは覚えていた。なんとなくイギリスっぽい風情を感じたが、よく見るとレンガがイギリス積みだ(^^;
水道橋を過ぎたあたりで左折し、順次現れる道標にしたがうと愛宕神社に到着。なかなかに古びた味わいのある神社だ。ここからは普通の登山道。よく整備されていて登りやすい。一般に神社から登る登山道は傾斜も一定でよく整備されていると思う。
地道に登って、田野倉方面分岐を過ぎてから「新登山道|急坂登山道」の看板が現れる。これは左側の一般道を行くのが正解。急坂は直線的に数十メートル登るとすぐに合流するので、無駄に消耗するだけと思われる。
急坂を過ぎて傾斜が緩んでから少し進むと「眺めよし 天狗岩」の看板が現れるので、素直に右に進む。天狗岩はせいぜい数名乗れるくらいの狭い岩だが、たしかに眺めはいい。それにしても先行する登山者や後続の登山者がわらわら集まり、なんとも慌ただしい滞在となってしまった。
天狗岩からさらに100メートルほど登って、ようやく九鬼山の肩である富士見平に到着。ここも、天狗岩ほどではないが(視界を遮る樹木が若干多い)富士山の展望が臨める。天狗岩と違って広々しているのでここで昼食というのも可能。それにしても、ここも人が多く騒がしかった。さっさと九鬼山へ向かう。
ここからは九鬼山のピークはすぐ。想像通り九鬼山ピークは賑わっており、5,6グループはいただろうか。しかし、山頂はそこそこスペースがあるのでギッシリという感じではない。ここから北側の景色は抜群で、大菩薩や奥多摩の山々もよく見える。我々は樹木の間から富士山を垣間見る場所を占拠し、昼飯タイムとした。例によってカレーヌードルを食べたのだが具材の量が少なかったような気が。気のせいかな?(^^;
九鬼山からの下りは急坂が続く。岩の足掛かりなどがあって完全なザレ場ではないものの、靴底の摩擦力に頼るのでそれなりに神経を使う。さらに、露岩っぽいところで両側が切れている箇所もあるので、ロープを補助に慎重に下る。
傾斜が緩んでからゆるゆる進むと、分岐っぽいところに出る。直進方向は細木で通せんぼされているので、左へ下るのが正解。しかし、尾根が続いていてちょっと様子を見に行ってみたい気にもなるがやめておく。
ここからは、九鬼山の北面を延々とトラバースする。左から右に傾斜しているのだが、傾斜は落ちれば一気に下まで転落というほどには見えず、と言ってある程度滑り落ちそうくらいには見える。ロープなどもあるので油断せずに進む。
トラバースが終わると九鬼山の北尾根と合流し、尾根歩きに転じる。振り返って北尾根を眺めてみると、素直に直登すれば容易に九鬼山ピークに到達しそうだが、途中難路があるのだろうか?
尾根を少し歩くと、広々とした気持ちのよい場所に出る。丸太が数本置かれていて、座って休むにはもってこいの場所だ。ここが紺屋の休場と思われるが、標識等は無い。そして、ここの北側には謎の廃鉄塔が2本ある。通信用ではないようだが、何かの荷揚げ用の施設だろうか?そもそも、ここがなぜ「紺屋の休場」と呼ばれるのか由来を知りたいところだ。
※追記:ネットで調べたところこの廃鉄塔には「大正二年」と書かれているそうで、九鬼と朝日小沢を結ぶ送電線の鉄塔だったようです。
紺屋の休場からは緩い下りが続く。広葉樹林が多く晩秋らしい気持ちのよい山歩きだ。ほどなく田野倉・札金峠分岐に到着。この時点で既に午後2時近いので先へは進まず、田野倉へ下ることにする。ここからはつづら折りの道を下って15分くらいで林道へ着く。近い!
下山は拍子抜けするほど容易で、むしろ林道歩きの方が長く感じた。これくらいの距離でも足は結構疲れていて、まだまだリハビリが必要であることを痛感した。
帰りは大月にて打ち上げ。まだ、時間が早かったので居酒屋の営業時間には微妙な感じだったのだが駅前の濱野屋は空いていた。午後4時から居酒屋モードになり、コストパフォーマンスもまずまずだった。登山客で混雑している魚〇や庄□に行かなくてよかった。
今回は天気にも恵まれ、久々に仲間との登山も実現し有意義な一日であった。
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