安達太良山

2008年07月05日(土) [日帰り]

• GPS: 04:10
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,052m
• 下り: 822m

コースタイム

奥岳(8:40)-(9:30)勢至平分岐(9:30)-(10:00)峰の辻(10:00)-(10:20)安達太良山
(10:35)-(11:00)鉄山(11:00)-(11:10)鉄山避難小屋(11:10)-(11:25)笹平分岐
(11:25)-(11:40)箕輪山(11:40)-(12:20)鬼面山(12:25)-(12:50)野地温泉

天候

晴時々曇

コース状況／危険箇所等

奥岳からくろがね小屋へ向かう林道を歩く。
烏川橋を渡るとすぐに林道は旧道と馬車道に分かれる。
旧道を進むが滑りやすい。
降雨後等は馬車道を歩いたほうが良い。
何度か馬車道とすれ違い、視界の開けたところで合流する。
そこからは再び林道を歩く。
少し歩くと勢至平との案内がある。
林道を左へそれると、安達太良山が姿を現す。
林道へ戻りさらに登ると勢至平分岐に出る。
このまま林道を進めばくろがね小屋経由で安達太良山だが、今回は左へ折れ安達太良山へ直登する。
この道が歩きづらい。
道は抉れ、藪がうるさい。
右手に鉄山の見え始めるとすぐに視界が開ける。
正面には安達太良山が見える。
そこから視界の開けた道を登ると峰の辻に出る。
峰の辻からは一度下り、登り返すと山頂だ。

山頂からは野地温泉への縦走を楽しむ。
牛ノ背、馬ノ背となだらかな稜線を進み、一登りで鉄山へ。
鉄山から少し下ると避難小屋がある。
正面に大きな箕輪山を見ながら進むと、突然笹に覆われた道に入る。
足元に気を付けたい。
注意しながら進むと笹平分岐に出て、そこから登り返すと箕輪山だ。
山域の最高峰で振り返るとこれまで歩いた道が良く見える。

箕輪山から少し下ると分岐があり、鬼面山へ向け右に道をとる。
滑りやすい下り坂を進む。
目を遠くにやると、吾妻小富士が見える。
道が緩やかになり、鞍部から岩場を登り返すと鬼面山。
こちらも視界が素晴らしい。
これから向かう野地温泉も見える。
ここから一気に下ると旧土湯峠に出て、右に折れると野地温泉ホテルの前に出る。

写真

7/5 8:57

旧道の滑りやすい道

7/5 9:21

勢至平から見える安達太良山

7/5 10:00

峰の辻から安達太良山を望む

7/5 10:16

山頂直下

7/5 10:22

安達太良山山頂

7/5 10:23

これから進む道…

7/5 10:49

馬ノ背からくろがね小屋

7/5 10:51

鉄山への道

7/5 11:10

鉄山避難小屋

7/5 11:13

箕輪山に向けた稜線散歩

撮影機器：

DMC-TZ5 Panasonic

感想

trattoria

安達太良山は冬山のガイドブックによく紹介されている。
冬山入門コースなのだそうだ。
私も今冬何度かアイゼンを持って行ってみようと計画を立てたが、山域を知らない私にとって入門とはいえ危険と考え断念した。
まずは夏に行ってみようと思い、今回出かけるに至った。

他山から見る安達太良山はいまいち印象が低く、果たしてどんな山なのだろうかと期待しながら登る。
途中勢至平から初めて安達太良山の姿を見ることが出来た。
噂通りの独特な山容だ。

山頂からの展望は磐梯山を期待したものの、夏では晴れても視界が悪い。
しかし、これから進む安達太良の銃走路は良く見える。
冬に登れば大展望なのだろう。

安達太良山から鉄山、箕輪山、鬼面山へ続く縦走路はすこぶる楽しい。
アルペンチックな主脈縦走や岩場登り。
雰囲気が次々に変わる。
日帰りでこれだけ楽しめる山はなかなかないだろう。
下山後に乳白色の湯、野地温泉に入れるのも魅力だ！

野地温泉からは福島行きのバスに乗ったが、これが浄土平で1時間停車。
最後に吾妻小富士にも登ってしまった。

日帰り鉄板ルートになるであろう。