丹沢 三ノ塔から撤退



- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 705m
- 下り
- 1,192m
天候 | 晴れのちゲリラ豪雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
過去レコ
反省しかない記録ですが、戒めのために記載します。
会社のメンバーからの富士登山企画の依頼を受けていた当時、ぶっつけ本番で富士山に挑むつもりはなく、「富士山に登るためには表丹沢縦走くらいの体力はあって当然」という考えから、登山初心者をいきなり塔ノ岳に連れていくことに。
ヤビツ峠からスタートしたのですが、全員がいきなり最初の登りでヘロヘロ。
本来なら塔ノ岳についているであろう時間になっても三ノ塔にもつきませんでした。
これでさっさと引き返すべきだったんですが、皆さんの「まだ行ける」との言葉に背中を押される形で、次のピークである烏尾山まで行く。
ここでさすがに縦走は無理だと気付き、下山を決定。
この判断も最悪で、破線ルートを下山することに。
皆もおぼつかない足取りで急斜面を下りる形となり、さらに時間が経過していきます。
またこういう時に悪いことは重なるもので、天候縦走の際には非常に天気が良かったのに、夕立のようなゲリラ豪雨。
携帯で見てみると運の悪いことに自分達がいる場所だけ大雨の格好でした。
結局全身びしょ濡れ泥だらけになりながら林道まで下山。
ここから長い林道歩きになるのですが、途中で湧き水を組みに来ていた親子に助けを求め、トラックの荷台に乗せていただくことができました。
真夏でしたが、もしかしたら全身濡れて低体温症で動けなくなるメンバーが発生していたかもしれません。本当に救われました。
その日、家でシャワーを浴びると身体からヒルがポロポロ。。
富士山に登れる体力をつけてもらうよりも、まずは山を好きになってもらうことが大事だったのに、何をしているのか。
その時のメンバーとは今でこそ笑い話ですが、当時のことは反省しかない登山でした。
結局同じメンバーで富士山に登ることはできましたが、山に強烈なトラウマを植え付けてしまったので、それ以上に山にはまる人は出現しませんでした。
私自身もいろいろと反省とともにトラウマも生まれました。
特にヒル地獄も味わいましたので、夏に丹沢には近づかないようにと心に決めるきっかけとなった出来事です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する