愛鷹山（越前〜鋸〜位牌）周回

2020年12月27日(日) [日帰り]

• GPS: 09:53
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,106m
• 下り: 1,091m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:58
• 休憩: 0:55
• 合計: 9:53

7:20 須山愛鷹登山口
8:00 8:01 愛鷹山荘
8:10 富士見峠
8:47 8:50 鋸岳展望台
9:47 9:50 富士見台
10:18 10:30 愛鷹山
11:10 高場所尾根への分岐
11:22 11:53 呼子岳
12:10 割石峠
12:30 鋸岳
14:40 14:45 位牌岳
15:28 前岳
16:42 割石峠・前岳分岐（東沢）
17:13 須山愛鷹登山口

この先は立入りを遠慮して欲しい旨の警告看板が立つ蓬莱山を過ぎると危うい岩場が始まる。蓬莱山から稜線南側の草付き斜面を下るとトラバースルートと、右下のガレたルンゼを下降していくルートに分かれる。我々はトラバースルートを進んだが、脆く崩れそうな岩場が多い。もう一方のルートはかなり下った後に、ルンゼを登って稜線の北側に移る所で下方から合流してくるようだ。稜線北側に回り込んでからもしばらくは足場の不安定なトラバースや登下降が続く。足場の不安定な所にはロープやクサリが設置されているので強度を確かめつつこれを利用した。位牌岳の登りにかかると急峻な尾根を左から巻いて登る所でまたロープの掛かった岩場がある。前岳からの急な尾根には新しいロープがしっかり張られていて安心して下ることができた。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山神社前に広い駐車場あり

コース状況／危険箇所等

鋸岳周辺はロープ・クサリはあるものの、崩壊が進んで脆い岩場のトラバースが多くて気を抜けない。

写真

登山口手前で赤富士が観えた

鋸岳遠望

越前岳より伊豆半島と駿河湾を望む

蓬莱山を過ぎると険しい鋸岳が間近に迫る

脆い岩場のトラバースが続く核心部

こんな感じの岩峰を巻きながら進む

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック

共同装備

9ｍｍ×30ｍロープ 8ｍ×12ｍお助けロープ

感想

NOAH

鋸岳周辺は20数年前に歩いた頃と比べてだいぶ崩壊が進んだようだ。脆い岩や浮石が多く気を付けていても落石を起こしてしまうので、仲間と複数で歩く時はヘルメットは必須だと感じた。暖かい日差しを浴びて富士を眺めつつ、険しさもある長いコースをしっかり歩いて、今年の締めにふさわしい山行になった。