記録ID: 28384
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積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳
2007年12月14日(金) ~
2007年12月15日(土)
山梨県
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,979m
- 下り
- 71m
コースタイム
12/14
1023。竹宇駒ヶ岳神社の駐車場を出発。久々にザックぱんぱんなので重い。しばらくは雪全く無しで快調に歩く。天気が良いので気温も十分高い。
1224。笹ノ平分岐点。コースタイムより30分早い♪
一服してしばらく歩くと、だんだん雪が増えて来て辛くなってきた。なかなか刀利天狗に着かないのでちょっと焦る。
春山だと雪有っても関係無くコースタイムどおり行けてたのに、前回の阿弥陀も今日も、雪で歩きにくいと言う訳ではないのにペースが遅いのは、気温が低いせいで消耗が激しいのかもしれない。そういえば前回も今日もちょっと歩いては立ち止まってゼェゼェやってたな。
1456。刀利天狗。30分以上コースタイムより遅い。下手すると五合目小屋跡でビバークしてそのまま敗退かも、とかちょっと弱気になってしまう。
1607。五合目小屋跡。刀利天狗からはほぼコースタイム。七丈小屋まで、コースタイムは1時間だけど雪道だからかなり遅くなるだろう。迷ったが、敗退は嫌だし1時間半あればなんとかなるだろうと思って続行決定。5月に来た時は、ハシゴと鎖ばっかりで楽勝だった記憶があるので甘く考えてしまった。
一つ目のコブを越え終わって、もう小屋は近いぞっ、と思ったらもう一声あってガックリ。だんだん暗くなってくるし、上りがかなりキツそうなんで落胆するが、立ち止まってる訳にもいかないしこんな場所じゃビバークもできない。もうここまで来たら七丈小屋まで行くしかない。
空きっ腹気味で力が入んなくて鎖付きの岩場で若干苦労したが、手袋を外してなんとか越える。
5時過ぎてすっかり暗くなってしまったので、ヘッドランプを装着。歩きながらランプ使ったのは天城以来のような気がする。
1735。どうにかこうにか七丈小屋。小屋の窓の灯りが見えた時は本当にホッとした。
小屋に着いてキャンプを申し込むと、テント場は除雪してないから雪かきしないと膝まで埋まっちゃうよと言われてしまった。実際テント場まで様子見に行くと、全くテント張れそうな状態じゃ無い。風も強いし、せっかくここまでテント担いで来たけれど、諦めて小屋素泊まりにした。極寒仕様シュラフを試したかったが、暗い中で雪かきしてテント張る元気は残ってなかった。残念ッ!!
12/15
0500。起床。外はまだ暗い。小便に出ると曇っているようで双子座流星群は拝めそうにない。
とりあえずモーニングコーヒーで一服して鮭雑炊とポタージュで朝食。
0649。テント泊装備をスタッフバッグに入れて小屋にデポ。小雪がちらつく中を出発。小屋を出てすぐに厳しいラッセルになった。第二テント場のちょっと上にゆうべビバークしたらしい跡があった。8時頃にランプの灯りが見えたのはこれだったのか。
その後も、はっきりとした踏み跡はついているもののやっぱり厳しいラッセルが続く。雪もだんだん激しくなってきてなかなか八合目に着かない。
0826。八合目着。コースタイムの1.5倍以上かかってる。これから山頂往復して下山と考えると、時間的にも体力的にもかなり厳しそうだ。阿弥陀に続いて二連敗は悔しいが、安全には変えられない。敗退決定。
0914。七丈小屋。デポした荷物をザックに詰め込む。
0935。小屋番のおっちゃんに挨拶して出発。とりあえず五合目小屋跡の上り返しまでが厳しそうだ。5月に来た時はなんでも無かった鎖場やハシゴがやけに辛い。前回より荷物が重くてかさばってるせいもあるが、やっぱり岩場に雪が着いてると危なさが全然違う。
1030。五合目小屋跡。ペース的には良い感じ。
ここからの上り返しで、一箇所だけ岩に雪がかぶってツルツルでどうしようもない所があったが、アイゼンを出すのもしゃくなので1メートルほど左を捲いて無理やり雪をよじ登ったらなんとかなった。
上り返しは、思ったほど辛くなかった。その後も緩やかなアップダウンが刀利天狗まで続く。
1131。刀利天狗。まあ良いペース。直後の刃渡りがちょっと危なかった。にしてもここから笹の平分岐点まで1時間10分は、参考タイムみじかすぎな気がする。
1305。笹の平分岐。やっともうチョイ。
1445。駒ヶ岳神社駐車場。やっと下山完了。やっぱりコースタイムおかしい。それにしても黒戸尾根は、何度歩いても下りが長い。
1023。竹宇駒ヶ岳神社の駐車場を出発。久々にザックぱんぱんなので重い。しばらくは雪全く無しで快調に歩く。天気が良いので気温も十分高い。
1224。笹ノ平分岐点。コースタイムより30分早い♪
一服してしばらく歩くと、だんだん雪が増えて来て辛くなってきた。なかなか刀利天狗に着かないのでちょっと焦る。
春山だと雪有っても関係無くコースタイムどおり行けてたのに、前回の阿弥陀も今日も、雪で歩きにくいと言う訳ではないのにペースが遅いのは、気温が低いせいで消耗が激しいのかもしれない。そういえば前回も今日もちょっと歩いては立ち止まってゼェゼェやってたな。
1456。刀利天狗。30分以上コースタイムより遅い。下手すると五合目小屋跡でビバークしてそのまま敗退かも、とかちょっと弱気になってしまう。
1607。五合目小屋跡。刀利天狗からはほぼコースタイム。七丈小屋まで、コースタイムは1時間だけど雪道だからかなり遅くなるだろう。迷ったが、敗退は嫌だし1時間半あればなんとかなるだろうと思って続行決定。5月に来た時は、ハシゴと鎖ばっかりで楽勝だった記憶があるので甘く考えてしまった。
一つ目のコブを越え終わって、もう小屋は近いぞっ、と思ったらもう一声あってガックリ。だんだん暗くなってくるし、上りがかなりキツそうなんで落胆するが、立ち止まってる訳にもいかないしこんな場所じゃビバークもできない。もうここまで来たら七丈小屋まで行くしかない。
空きっ腹気味で力が入んなくて鎖付きの岩場で若干苦労したが、手袋を外してなんとか越える。
5時過ぎてすっかり暗くなってしまったので、ヘッドランプを装着。歩きながらランプ使ったのは天城以来のような気がする。
1735。どうにかこうにか七丈小屋。小屋の窓の灯りが見えた時は本当にホッとした。
小屋に着いてキャンプを申し込むと、テント場は除雪してないから雪かきしないと膝まで埋まっちゃうよと言われてしまった。実際テント場まで様子見に行くと、全くテント張れそうな状態じゃ無い。風も強いし、せっかくここまでテント担いで来たけれど、諦めて小屋素泊まりにした。極寒仕様シュラフを試したかったが、暗い中で雪かきしてテント張る元気は残ってなかった。残念ッ!!
12/15
0500。起床。外はまだ暗い。小便に出ると曇っているようで双子座流星群は拝めそうにない。
とりあえずモーニングコーヒーで一服して鮭雑炊とポタージュで朝食。
0649。テント泊装備をスタッフバッグに入れて小屋にデポ。小雪がちらつく中を出発。小屋を出てすぐに厳しいラッセルになった。第二テント場のちょっと上にゆうべビバークしたらしい跡があった。8時頃にランプの灯りが見えたのはこれだったのか。
その後も、はっきりとした踏み跡はついているもののやっぱり厳しいラッセルが続く。雪もだんだん激しくなってきてなかなか八合目に着かない。
0826。八合目着。コースタイムの1.5倍以上かかってる。これから山頂往復して下山と考えると、時間的にも体力的にもかなり厳しそうだ。阿弥陀に続いて二連敗は悔しいが、安全には変えられない。敗退決定。
0914。七丈小屋。デポした荷物をザックに詰め込む。
0935。小屋番のおっちゃんに挨拶して出発。とりあえず五合目小屋跡の上り返しまでが厳しそうだ。5月に来た時はなんでも無かった鎖場やハシゴがやけに辛い。前回より荷物が重くてかさばってるせいもあるが、やっぱり岩場に雪が着いてると危なさが全然違う。
1030。五合目小屋跡。ペース的には良い感じ。
ここからの上り返しで、一箇所だけ岩に雪がかぶってツルツルでどうしようもない所があったが、アイゼンを出すのもしゃくなので1メートルほど左を捲いて無理やり雪をよじ登ったらなんとかなった。
上り返しは、思ったほど辛くなかった。その後も緩やかなアップダウンが刀利天狗まで続く。
1131。刀利天狗。まあ良いペース。直後の刃渡りがちょっと危なかった。にしてもここから笹の平分岐点まで1時間10分は、参考タイムみじかすぎな気がする。
1305。笹の平分岐。やっともうチョイ。
1445。駒ヶ岳神社駐車場。やっと下山完了。やっぱりコースタイムおかしい。それにしても黒戸尾根は、何度歩いても下りが長い。
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