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最終更新:ヤマレコ/YamaReco
天空のビーチを謳う南アルプスの前衛峰
日向山は山梨県北杜市にそびえる山で、標高は1660mです。南アルプスの北部に位置し、同山域の前衛峰を担っています。
南アルプスの中では気軽に登ることができ、加えて、海辺を想起させる独特の山岳風景から人気を得ています。
まるでビーチのような山頂部
日向山の山頂部は雁ヶ原(がんがはら、かりがはら)と呼ばれています。
花崗岩が風化した白い砂礫が広がり、まるでビーチにいるかのような感覚をもたらします。花崗岩の造形美も見事で、露出した岩はにょきにょきと生えているかのようです。
砂地は斜面になっており、日向沢に切れ落ちています。足下はさらさらとして滑りやすいため、崖縁に近づき過ぎないよう注意が必要です。
八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳を望む
展望は申し分なく、雁ヶ原の砂地の向こうは、北杜市の街と八ヶ岳の広々とした展望です。
また、翻って見えるのは甲斐駒ヶ岳や鞍掛山です。甲斐駒ヶ岳の奥には鳳凰山も確認できます。
森を抜けて砂浜へ
日向山は一般的には尾白川渓谷駐車場または矢立石から登ります。
尾白川渓谷駐車場は、十分な駐車スペースがあり、売店とトイレもあります。
黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳へ登る場合や、尾白川渓谷のハイキングでも利用されています。
尾白川渓谷駐車場から登るとやがて矢立石に到着します。
矢立石へは尾白川林道も通じており、ここまで車でアプローチすることもできます。
おおむね樹林帯の尾根歩きです。特に危険な箇所はなく、季節によって新緑や紅葉を楽しみながら歩くことができます。
山頂部の西端は、木々に囲まれた中に三等三角点が据えられています。
これを過ぎると、地表は徐々に砂っぽさを増します。ぱっと視界が開けたら、別天地のような雁ヶ原に到着です。
登山口 |
尾白川渓谷駐車場 矢立石登山口 |
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基本情報
標高 | 1660m |
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場所 | 北緯35度48分06秒, 東経138度16分23秒 |
三等三角点(基準点名;日向山)のある地点で、樹林の中。展望はない。
矢立石からの登山道から約10mほど入った場所にある。
雁ヶ原と呼ばれる、山頂標識があり、なおかつ展望も良い山頂は、ここから西北西に約200mほど行ったところにあり、国土地理院地形図では標高点1660mが打たれているが、目視でも三角点位置よりも4〜5m高いので、そちらが本当の日向山山頂である。
矢立石からの登山道から約10mほど入った場所にある。
雁ヶ原と呼ばれる、山頂標識があり、なおかつ展望も良い山頂は、ここから西北西に約200mほど行ったところにあり、国土地理院地形図では標高点1660mが打たれているが、目視でも三角点位置よりも4〜5m高いので、そちらが本当の日向山山頂である。
山頂 | 三角点がある方の日向山山頂 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
日向山(ひなたやま)は、山梨県北杜市にある標高1,660mの山。赤石山脈の甲斐駒ヶ岳から鋸岳への尾根の途中から北側に派生した尾根にある。山頂(三角点)付近は樹木に遮られているため展望はないが、山頂の西に雁ヶ原(がんがはら)と呼ばれる花崗岩が露出したザレ場があり、そこは甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳連峰の展望台として知られている。
雁ヶ原は、北側から見ると、白く大きく地肌が禿げて露出しているのがはっきりと見られる。
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1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月山頂付近に突如として現れる白砂のビーチ。 不思議な感覚に包まれながら新緑と残雪の展望を楽しむ山。 ※2017年5月18日現在、錦滝-日向山山頂間は従来の“下山方向への通行禁止”に加えて双方向において通行できなくなりました。不用意な立入は法により罰せられる場合があるのでご注意下さい。