たしかに烏が多かった 烏泊山

2021年01月10日(日) [日帰り]

• GPS: 02:29
• 距離: 3.6km
• 登り: 253m
• 下り: 242m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:21
• 休憩: 0:08
• 合計: 2:29

12:14 市道出会い
12:42 12:45 八幡館山
13:34 13:34 東北電力 岩盛線1号 107鉄塔
13:58 14:03 烏泊山
14:20 14:20 東北電力 岩盛線1号 107鉄塔
14:43 市道出会い

天候

晴れ時々くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口に駐車場は無いので道路脇の邪魔にならない場所に車を停めた。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特に無い。

その他周辺情報

登山口近くにコンビニ有り。つなぎ温泉が最寄りの温泉。

写真

烏泊山に向かって延びる鉄塔巡視路を利用する。

なんか藪っぽいな。あまり利用されていないのだろうか。

浄水場や住宅がある場所に出た。方角的にはまっすぐなのだが、巡視路はここを右に折れている。

ついでだから巡視路に従って八幡館山の山頂も踏んでおこうかな。

足跡一つ無い雪の急斜面を登っていく。年末年始の雪のあとは誰も入山していないようだ。

鉄塔の下に出ると眺望が広がる。低山ながらも送電線のおかげで長めがいい山になっている。

盛岡市内全域が見渡せるくらいには広い視界が確保されている。気持ちが良い場所だ。

「頂上」と書かれた石の標柱がある。なぜか猪が載っている。

景色を楽しんでいると雪原の中をこまちが走ってくるのが見えた。白地に赤の塗装は雪の中に良く映えるな。

景色を堪能した後は烏泊山を目指す。送電線が2系統あるが、烏泊山へ向かうのは右のほうだ。この後も鉄塔巡視路を利用するので見当違いの方向に進まないように注意する。

とはいえ、鉄塔巡視路は山頂に向かうことを目的にしていないので完全にあてにはできない。ちょっと山中をウロウロするハメになってしまった。

正しく巡視路をたどれば、やがて道は明瞭な尾根筋に乗っていく。

登るほどに急になる道。雪の下に階段の感触がある。今の季節、この階段にアイゼンが引っかかって、かえって歩きづらい。

本日出会う二本目の鉄塔。ここまでくればキツイ登りはおしまいだ。

鉄塔の下をくぐり、巡視路は尾根伝いに続いていく。

細長い尾根が北に向かって続いていく。樹林に囲まれているが明るく気持ちが良い尾根道だ。

鉄塔巡視路が左に分かれていく。ということは、そろそろ山頂だろうか？

いや、山頂はもう少し先のようだ。
ありがたいことに巡視路から外れても明瞭な道型が続いていた。

山頂は唐突にやってきた。尾根の途中の広場みたいな場所だったので標識がなければそれとわからなかっただろう。

三角点を掘り出してみた。うん、間違いなく山頂だね。

山頂からの展望は樹木の枝越しに…という感じであまりよろしくはない。

午前中登った宰郷山が見え…ない！
残念でした。

下山の時は急な階段斜面に要注意。

登りで右往左往した樹林帯にも要注意。もっとも帰りは正解を知っているので最短距離を進むことができた。

住宅のある場所に出たら、あとは道路を車のある場所まで戻るだけだ。

感想

ちゃってぃ

烏泊山は盛岡近郊にある里山だ。近くにある七ッ森なんかに比べると地味でマイナーな存在だが、盛岡から雫石方面に向かって進んでいくと右手に必ず目に入る山である。
この山には純然たる登山道は無いが、鉄塔巡視路が尾根に沿って設けられているので、それを利用させてもらって登る。里山らしく作業道があちこちに延びているが、鉄塔巡視路の標識を頼りにすれば問題なく山頂にたどり着けると思われる。
樹林に囲まれ、ほぼ眺望は得られないが、それほど樹木が密になっていないため山の印象は明るい。冬の日の日だまりハイクには最適ではないだろうか。それか初級の雪訓とか。
隣の八幡館山は眺望が優れているので、繋いで歩けば充実度が増すだろう。