記録ID: 2938075
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
救難ヘリとの邂逅!浅間嶺から松生山周回
2021年02月20日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 03:15
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 966m
- 下り
- 970m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:15
距離 16.3km
登り 982m
下り 970m
14:32
30分
峠の茶屋瀬戸沢
15:02
15:03
4分
浅間尾根休憩所
17:14
払沢の滝駐車場
天候 | 快晴でほぼ無風でした。気温も暖かく、日中は15℃くらいまであがりました。 なお、当日の日没(東京)は1728でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆払沢の滝駐車場〜浅間尾根休憩所〜浅間嶺 払沢の滝駐車場から時坂峠方面に向かって林道を上がっていきます。途中、車道のショートカットなどを交えながら、林道沿いに高度を上げていきます。 途中から林道と別れて少し行くと、峠の茶屋瀬戸沢があります。さらに進むと、沢沿いから支尾根沿いに代わりながら、高度をさらに上げていきます。 特に危険なところはありませんが、北側急斜面をトラバースする形で細いトレイルが続くところもあるので、凍結時や積雪時は注意が必要です。なお、この日は暖かかったので、逆に泥濘になっているところがあり、足を取られました。トレイルが広い尾根沿いに平坦になってくると、浅間尾根休憩所(屋根あり)までは直ぐです。 因みに、浅間嶺(ピーク)と浅間嶺展望台は別のところにあり、紛らわしいです。浅間嶺は人里(へんぼり)方面にさらに尾根を上がって2〜300mほど進んだところですが、展望はほとんどありません。浅間嶺展望台は、浅間尾根休憩所から南側に向かって直ぐに左折して上がったピーク上にあり、富士山や奥多摩など展望が開けます。 なお、この区間はトイレが払沢の滝駐車場脇(払沢の滝への遊歩道入口)と、時坂峠への途中(時坂路傍施設便所)にあります。 ◆浅間嶺休憩所〜松生山〜払沢ノ峰〜笹平バス停 浅間尾根休憩所から浅間嶺展望台にあがり、松生山へのトレイルに入ります。最初はカヤトの見晴らしの良い広々としたトレイルですが、時坂峠への分岐を分けたあたりから、アップダウンを交えた細尾根に変わってきます。 入沢山、天領山、松生山と進みますが、トレイルは良く踏まれていて、アップダウンがきついところはあるものの、危険なところはありません。ただし、浅間嶺へのトレイルと違って、整備は最小限になってきます(道標は最低限です)。 松生山から笹平バス停へのトレイルは、最初はゆっくり高度を落としていきますが、松生峠を過ぎたあたりから、トレイルも細い尾根上を忠実に辿るようになるため、アップダウンが激しくなり、トレイル自体が細くなるところもでてきます。 払沢ノ峰を過ぎると、さらにアップダウンが激しくなり、傾斜のキツい激坂が頻繁に出てくるようになります(高度差20〜30mを、杉の木の間を縫いながら、一直線に下りていくようなところが頻出します)。 特に最後の1kmほどは、急速に高度を落とすため、スリップや転倒に注意が必要で、最後のワンピッチ(車の音が聞こえてくるのでそれと分かります)は、非常に傾斜がキツく滑りやすい場所なので、下りていく時は特に注意が必要です。 この区間を登路に採ると心が折れ、下降路に採ると転倒したり膝がやられかねない感じでした(苦笑) ◆笹平バス停〜橘橋交差点〜払沢の滝駐車場 ここからは車道歩きとなります。橘橋交差点までは都道33号線(檜原街道)、そこからは都道205号線を辿って、払沢の滝駐車場へ向かいます。檜原街道は幹線道路なので危険なところはありませんが、トラックやバイクも含め、交通量が多いので注意が必要です。都道205号線もそれなりに交通量があります。 なお、歩道は片側しか整備されていない区間が多いので、できるだけ歩道を歩くようにした方が、良いと思います。 この区間は、バス道で時間が合えばバスでエスケープも可能ですが、概ね1時間に1本以下なので、あまりアテにしない方が良いです。 |
その他周辺情報 | ◆峠の茶屋 瀬戸沢 旧『そば処みちこ』です。しばらくお休みしていましたが店名を代えて営業を再開しました。足許は冬期休業中で、営業再開は4月からの予定。日曜・祝日のみ。 https://tabelog.com/tokyo/A1330/A133004/13091868/ ◆檜原とうふ ちとせ屋 払沢の滝駐車場への入口脇にあります。うのはなドーナツとか美味しいです。早めに行かないと売り切れます。 https://hinohara-kankou.jp/member/chitoseya/ |
写真
ヘリは浅間嶺展望台の上空あたりでのホバリングに変わりましたが、このトレイルから現場に救助隊などが上がってきた形跡はなく(地上から来るなら車道が一番近いこのトレイルか、人里から来るはずなので確率は1/2)、もしかすると現場で人手が必要かもしれないと思い、ペースを上げます
もう間近です。よく見ると東京消防庁のかもめ号でした
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/tfd/hp-koukuutai/heli-kamome.html
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/tfd/hp-koukuutai/heli-kamome.html
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
Tシャツ(長袖)(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
ハーフパンツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
靴下
グローブ
雨具
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
今日は午前中はもろもろ用事をこなしていたら、午後からの出撃になってしまいました。この時間から何とか日没までには下りてこられそうで、人もそんなに多くなさそうなところということで、浅間嶺に行ったことがなかった松生山をプラスしてチョイス。
少しガスっぽかったものの、天気は良好で見通しもまずまずでした。時間がずれたこともあり、密にもならず林道と分かれてから先は、ずっと一人旅でした。
途中、消防庁のヘリに遭遇して緊張した場面もありましたが、訓練だったようでホッとしました。このコロナ禍の中でも、人知れず救助訓練を重ねている姿には頭が下がります。お世話にならないようにしなければ。
それにしても、松生山から笹平までのトレイルが結構厳しいという話は聞いていましたが、噂に違わず、かなりハードでした。体力的にはともかく、あちこちで心をヘシ折りにくる、壁のような登り返しや頻出する激坂など、迫り来る夕暮れに一人旅というのもあって、かなり神経に来ました(苦笑)
コロナはまだまだ続きそうですが、引き続き体力維持に努めていきたいと思います。
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