桶木沢三ノ沢遡行
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- GPS
- 06:30
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 824m
- 下り
- 817m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山大系に掲載されている記録は概ね正確であった。 ・三ノ沢出合まではほぼ何もなくゴーロが続く。 ・三ノ沢に入ると、すぐに多段ナメ滝となり、傾斜は緩いがホールドは細かい。下部は巻けない。 ・次のCS滝は下部のナメ状がやや悪い。上部のCS部は見た目より容易。この辺りで水涸れ。 ・8mCS滝は乾いていて快適なチムニークライミング。 ・最後の20mCS滝は威圧的だが、近づいて見ると難しくないことが分かる。 ・総合的には2級程度の沢。三ノ沢に入ってからは登れる滝が続き面白いが、そこまでの本谷のアプローチが長いのがネックである。 ・濡れずに遡行できるなので、冬でも行ける沢。逆に暑い時期は行くべきでない。 |
写真
感想
妙義の沢も、面白そうなところは大体行ってしまっており、そんな中見つけ出したのが、登山大系だけに掲載されている桶木沢三ノ沢。数ある桶木沢の支流の中でも、登れる滝が多く面白そうと考え、遡行してみることに。
三ノ沢の出合まではひたすらゴーロ。時々立ち止まって、読図して一ノ沢や二ノ沢を同定しながら進む。三ノ沢が近づいてくると、遡行図に掲載されている「帯岩」なるものが右手に見えてくるが、これが高さ100m以上はあろうという大岩壁で、壮観であった。
三ノ沢に入るとすぐにナメ滝。tamoshimaが途中までリードしたが、ロープが足りなくなりそうだったので途中の木でピッチを切り、最上段はN島さんがリード。まずまず面白い滝。
次の滝はtamoshimaが下部をフリーソロして後続をお助け紐で確保。その後核心かと思われたCS部を登ったが、意外に易しく拍子抜け。
8m滝もお助け紐を使用しつつで登り、最後の滝もtamoshimaリード。これも近くで見ると難しくはない滝で、岩も乾いていて快適に登った。これを登ると急に沢形が消えたので、右の尾根に乗った。そこからはちょっとした岩場もあるがロープは不要な尾根を30mくらい登ると、楽な詰めで稜線登山道へ。
当初は御岳東稜の下降を考えていたが、ppsakiqqの調子があまり上がらないようなので、篭沢の登山道で下山。結果、関越が渋滞する前に帰ることが出来た。
妙義盛り沢山な2日間でした。脆い岩も悪いですが、何より巻きが悪く私はけっこう難儀しました。妙義の岩稜は地形図から得られない情報が多く、ルーファイも一筋縄では行かない様子が伺えました。
御岳東稜下山は諦めてしまって申し訳ないのと、少し心残りです。
反省点を挙げたらきりがないですが、稜線の景色や沢の内容は素晴らしく春のあたたかな妙義を堪能できました。
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