大倉尾根〜丹沢〜蛭ヶ岳〜焼山登山口（丹沢主脈）

2013年06月08日(土) [日帰り]

• GPS: 09:23
• 距離: 29.3km
• 登り: 2,052m
• 下り: 2,133m

コースタイム

7:22大倉BS-7:28登山口入口-7:57見晴小屋-8:35掘山の家-9:07花立山荘-9:19金冷シ
-9:32塔ノ岳9:39-10:10竜ヶ馬場-10:27丹沢山-10:56不動の峰休憩所11:00-11:06不動の峰
-11:12棚沢の頭-11:24鬼が岩-11:44蛭ヶ岳11:54-12:54姫次13:00-13:23黍柄山避難小屋
-13:31大平分岐-14:02焼山14:08-15:12焼山登山口BS-16:38神中バス三ヶ木営業所

天候

曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
小田急線「渋沢」駅→大倉バス停　神奈川中央交通　200円　15〜20分ごと

大倉BSの駐車場は8:30〜の営業（これって不親切では？）
大倉山の家に停めることができそう（有料？）

【復路】
焼山登山口→三ヶ木　津久井神奈側交通バス　230円
土曜日曜はBS　16:38発の1便のみ

同経路は徒歩で1:30〜2:00

コース状況／危険箇所等

丹沢山⇔蛭ヶ岳の間に鎖場あり。
痩せ尾根は強風時は注意が必要か？

写真

6/8 7:22

何度となく大倉尾根を下りましたが、今回初めて大倉から登ります。

6/8 7:28

登山道入口の看板。

6/8 7:29

いつもの舗装路から。
杉林で涼しい！

6/8 7:57

平坦路になったと思ったらすぐに見晴し屋に到着。

6/8 9:06

花立山荘前の急階段。
これはきつかった。

6/8 9:07

山頂近しと思っていたのに、まだ花立小屋。
がっくし。

6/8 9:19

やっと、金冷シ。

6/8 9:32

ようやく塔ノ岳に到着。
この日は視界が悪く、ちょっとだけ蛭ヶ岳が見えただけ。

6/8 10:27

ガスって、富士山見えず。
スルー。

6/8 10:56

丹沢で休まなかったので、不動の峰休憩所で2回目の休憩。四阿もありました。

6/8 11:24

鬼が岩。
何度も来ているので、鎖に頼る必要はありません。

6/8 11:44

ほうほうの態で蛭ヶ岳山頂に。天候の回復を根がていましたがかなわず....。
檜洞丸へ登り返すか？焼け山へ降りて主脈を行くか？

6/8 11:58

蛭ヶ岳山頂近く。延々、200mの下り階段。
逆から来た時には、本当につらかったことを思い出しました。

6/8 12:54

本来なら、バックに富士山が見えるところですが.....。東海自然歩道最高点1450m。

6/8 13:13

ヤマツツジ？

6/8 13:25

黍殻山避難所。
トイレがあるらしい。

6/8 14:03

焼山の展望台。
今日は一日展望に恵まれなかったので、登ってみました。
結構な高度感!!!

6/8 14:05

右端に丹沢山（雲がかかっていました）、その左は丹沢三峰、左下に宮が瀬湖。

6/8 15:03

焼山登山口。

6/8 15:13

バス停の時刻表には、三ヶ木への夕方便16:38。
1時間30分の早着で、少し歩いてみることに。

6/8 16:33

ベイスターズストア?
神奈川限定？

6/8 16:43

1時間半歩いて、神奈川中央バス三ヶ木営業所へ。
奇しくも焼山登山口のバス発車時刻と同じ時刻に到着。

撮影機器：

COOLPIX AW100 NIKON

感想

孤独のハイカー

80歳になる母親は
「蛭ヶ岳に登りたい」

もちろん途中で1泊だが、焼け山からはどうだったか？
昨年の元旦にチャレンジしたコースですが、もう一度母親のレベルで蛭ヶ岳に登れるか確認する目的で、前回とは逆順で主脈に挑戦です。

大倉尾根は人気の尾根で、小田急と渋沢からのバス接続も良く、7時過ぎにはスタートが可能でした。

今回は、前回飛龍山ルートでお会いしたスピードトレッカー（勝手に命名）をまねて、入りから全力投球で登ってみるというのがテーマでした。プラス、ヤマレコのコース入力が面倒だったので、GPSログをiphoneにとらせて、ヤマレコでのコース入力を省いてみるのも、もう一つの試みでした。DIYのサイトでは、バックグラウンドでGPSログをとらせると、1時間当たり14-15％くらい電力を消費するということで、
サブバッテリーを伴っての挑戦でした。

大倉根については、母親が「バカ尾根」と呼んでおり、単調で長いとされています。自分の経験では下山路としてしか使っていないのですが、とにかく長いという印象がありました。ところが、この日は曇っていたこともあり、直射日光を浴びることがなかったせいか、思ったより短時間で...。ただし、道中相当無理をして、全力投球で登ったため、花立山荘手前でアップアップ。ここいらで、足がすでに云う事を聞かなくなっていました。

それでも、休憩をとらずに、2時10分で塔ノ岳に到着。残念ながら、富士山はおろか相模湾も全く見えない状況でした。ちなみに、大倉登山口手前にあった廃屋はきれいに片づけられていました。

丹沢への登りも未体験。すでにいっぱいいっぱいの足でしたが、下りは急だったものの、登りはそれほどきつくなく、ほどなく丹沢に到着。逆の塔ノ岳への登り返しの方がきついのではと感じました。

蛭ヶ岳へは急降下してから、不動の峰への登り返しが必要です。丹沢で休憩をしなかったので、途中の休憩所で2回目の休みをとりました。この辺りは昨年秋の主稜縦走の際に通りかかった際に整備が行われており、以前より階段が増えていました。

鬼が岩は鎖がありますが、ザレ場に注意すれば問題はありません。高度感もなく、恐怖心もわきませんが、慎重に行動することは必要です。
鬼が岩を過ぎれば、ちょっとで蛭ヶ岳山頂です。

天気予報からは、蛭ヶ岳では絶好の眺望を得られるはずでしたが...。
まったく富士山を含め、相模湾・秩父方面ともにガスがかかっていました。

予定では13:00ちょっと前にここに着くはずでしたが、1時間ほど早着。檜洞丸から西丹沢へ下ることにしようか悩みましたが、今日の足の状況を考えると檜洞への400mの登り返しの自信がなく、当初の計画通り焼山方面へ下山することにしました。

姫次までは思ったより登り返しが多く、疲労したわが身にはきつい区間となりました。姫次でも富士山を拝むことができず、さみしい下山となりました。


結局バス停ではバスの時刻まで1:30もありました。

じっとしているのも何なので、三ヶ木方面に歩いて行くことに。
行けども行けどもバスの時刻にはならず、おまけに歩いている道の停留所の看板を見ても1日2便しかない時刻表。

結局、三ヶ木営業所まで歩き通すハメになってしました。
バス代230円は浮きましたが......。

iphoneのアプリDIYでのログ採取は確かに電気は食いました。でも小さな補助バッテリーで十分持ちました。さらに、ヤマレコへの貼りつけも意外と簡単。次回から手羽痩せないアイテムになりそうです。