蒜山三山 〜初めての中国山地〜 [岡山県 真庭市 川上町]
- GPS
- 06:35
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,216m
- 下り
- 2,100m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 6:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
真庭市コミュニティバスで湯船口〜道目木まで利用 一律220円なのでかなりお得。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上蒜山から中蒜山に向かうときは、上蒜山直下の下りに注意。 下蒜山〜中蒜山も泥濘の急坂とかあるので注意したい。 |
その他周辺情報 | 快湯館というラドン温泉がオススメ。 |
写真
感想
GWの二日目、昨日は大津市の堂山から下山して枚方、三田、篠山を経由して倉吉からこの地にやって来た。
正直全くと言っていいほど初めての地域での遠征登山なのだ。
流石にここまで無知だと人気のある山を登ったほうが安心なので、ここら辺ではかなりメジャーな蒜山を選んだ。
道の駅『蒜山高原』で車中泊し、早朝に上蒜山登山口の駐車場に辿り着くと殆どいなかった。
準備をしていると何組か来て、挨拶しながら会話するとバスを利用して縦走するみたいだ。
バス停まで15分〜20分歩くので、距離はあるけど三山縦走をピストンするよりかはずっと良いと判断し、皆と一緒にバス停へ向かう。
『早起きは三文の得』とはこの事だ。
真庭市コミュニティバスで湯船口〜道目木まで乗ったが、そこそこの距離があったが、何処まで乗っても220円なのでかなりお得だ。
道目木バス停から下蒜山登山口まで歩いてるとトイレがあった。
大便がしたかったので丁度良かった。
下蒜山登山口は県境の峠になっており、バス停からは4キロもあった。
この時点で合計6キロ歩いているので既に疲れるが、登山はここからがスタートだ。
登山道は整備が行き届いており非常に歩きやすく、初めの区間は緩やかから突然階段の急坂が現れて、一段落してまた急坂を繰り返す。
しかもあろうことか泥濘んでいる。
花は3合目付近からイカリソウが出始め、五合目に着くと樹林から抜けてカヤトの原に入り、一気に視界が広がる。
下蒜山の直下が気になりながら、気持ちの良い空間を歩くのは堪らない一時だ。
雲井平からは美作の山々はもちろん、倉吉側の山陰海岸が拝めるのは素敵な事だ。
そして遂に直下に差し掛かる。
中々の勾配だがゆっくり登れば大したことなく、イカリソウやカタクリを楽しみながら下蒜山山頂へ。
山頂は気持ちが良く、中国山地東部や雲に隠れた大山と周辺の山々が拝められ新鮮さが凄い。
小休止した後はいよいよ縦走開始です。
いきなりの泥濘の急坂から始まるので、神経使いながらの下りだ。
急坂も落ち着くと気持の良い稜線歩きになり、まるで両白山地を歩いているかのような感覚にもなる。
しかし辛いのは最低暗部のフングリ乢が標高813mという低さだ。
ここから中蒜山山頂までの300mの登り返しは鬼の苦行でキツかったが、なんとか30分で登りきり山頂へ。
中蒜山はこの三山の中で1番山頂が広々としており大休止にはピッタリな山だ。
ただ上蒜山の登りの事を考えると、ここで昼食を取る気にはなれなかったので先に進む。
上蒜山までの道のりは暗部までの落とし込みはそこまで無いが、山頂までの急坂区間が長く勾配もキツいのでかなり堪える。
そしてここの区間は逆に縦走する人も結構居るのですれ違いは上手くやる必要があった。
長い直下を終えるとゆったりとしながら上蒜山に着くが、残念な事に標高が1番高いくせに樹林に覆われて展望が効かないのだ。
気を取り直して三角点へと続く道があったので辿ってみる。
道は最近刈払われたと思うので、整備してくれている人に感謝だ。
三角点もまた笹に覆われて展望とかは無い。
上蒜山山頂に戻って記念撮影を終えると直ぐに下りに入る。
そう、八合目の槍ヶ峰というピークだと展望を拝められそうなので大休止はそこの方が良いと思ったのだ。
八合目に着くと雲で隠れていた大山が姿を見せてくれていたので嬉しかった。
やはりこの山域で見なければいけない存在、だけど中々姿を見せない山なんですよね。
だからこそ良かったのだ。
大休止して十分に堪能したら一気に下ります。
こちら側の登山道には泥濘は一切無いので非常に歩きやすかった。
登山口まで下ったら駐車場に戻る訳だが、駐車場の場所がいまいち分からなくて少し行き過ぎてしまった場面もあったが、無事に戻れた。
てか駐車場が混みすぎててビックリした。
初めての中国山地、全く未知なる地域での登山は新鮮さそのものと同時に周りの山がどんな山なのか分からないのが勿体ないと感じた。
ただ、スタート地点としては良かったと思う。
素晴らしい中国山地、遠いけどどんどん登っていきたい山域だ。
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