箱山〜鴨ヶ嶽〜更科峠・須坂基線西端一等三角点

2021年05月03日(月) [日帰り]

• GPS: 03:56
• 距離: 12.1km
• 登り: 855m
• 下り: 856m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:38
• 休憩: 0:19
• 合計: 3:57

距離 12.1km 登り 857m 下り 856m

10:20 中野市運動公園駐車場
10:58 11:07 箱山
12:01 12:04 鴨ヶ嶽
12:52 12:54 更科峠
13:42 13:47 高梨氏館跡
14:17 中野市運動公園駐車場

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中野市運動公園駐車場（テニスコート寄り）に駐車

コース状況／危険箇所等

・駐車場〜箱山登山口
車道歩き
・箱山登山口〜箱山〜箱山峠〜鴨ヶ嶽
登山道、標識共によく整備されています
箱山峠はちょっと道が分かりにくく感じますが
切通しの西（中野市側）に鴨ヶ嶽への標識があり、
少し枝の伸び出した巻道を辿り、
整備された木段を登ると尾根に合流後、
快適な尾根道を経て鴨ヶ嶽山頂
・鴨ヶ嶽〜更科峠
鴨ヶ嶽から南に向かう尾根道は藪かもと不安でしたが
笹藪が刈ってあり（数年前と思われます）助かりました
小さな登り返し手前で、林道に下りましたが、
更科峠まで尾根伝いで歩けるのではないかと思います
・更科峠〜駐車場
車道歩き

写真

5/3 10:24

これから登る箱山
名前も形もユニーク(^.^)

5/3 10:27

登山口標識発見
ということは、登山道も整備されていますね＼(~o~)／

5/3 10:27

リンゴの花と箱山

5/3 10:28

箱山案内板

5/3 10:31

どっしりと構える鳥居は新緑に生えますね

5/3 10:33

箱山稜線を眺めながら緩々巻道を辿ります

5/3 10:34

イカリソウ
箱山から鴨ヶ嶽を歩いたのは何年前か忘れましたが、やはり今頃だったのでしょうか？イカリソウが美しかったのをはっきり覚えています。年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず、ご一緒した方を今は懐かしむのみ。

5/3 10:36

わあおっ！電気柵
連れが持参した検電器でチェック。こんな時、連れの存在が頼もしいです(^.^)

5/3 10:38

チゴユリ

5/3 10:40

ニリンソウ

5/3 10:41

道沿いに咲き誇るニリンソウを踏まないように慎重に通過(^^ゞ

5/3 10:46

苔むしたガレ場
こんな場所があったのですね(*_*)やっぱり未踏のコースを歩くと意外な発見があり、わくわく！

5/3 10:53

ヒトリシズカ
つややかな葉にいつも驚かされます

5/3 10:57

もうすぐ尾根
この瞬間がたまらなく好きです

5/3 10:59

浅間社へ寄ってみます。案内板で知ったのですが、箱山は浅間山とも呼ばれているのですね

5/3 11:00

浅間社
木々に囲まれ、眺望がなくちょっと残念

5/3 11:03

分岐に帰還
古そうな石碑がありました

5/3 11:08

箱山頂上
この石碑は記憶にありませんが、箱山峠からの登りが急坂だったのを覚えています

5/3 11:10

明らかに空堀の跡

5/3 11:24

飯縄山と黒姫山の間に白く雪を頂く山は高妻山。すっきりと晴れた日の展望は素晴らしいでしょう。

5/3 11:28

振り返った尾根
一旦尾根から離れます

5/3 11:30

箱山峠
昔は山ノ内温泉と中野市を結ぶ重要な道だったそうですが、今は登山者以外通らない古道。故に、古の雰囲気の味わえる数少ない峠かもしれません。

5/3 11:31

切通の西側に標識があり、ぼんやりと巻道を辿ったのを思い出しました

5/3 11:33

実のひとつだになきぞ悲しき

5/3 11:40

七面山と言う山があるのですね！初めて知りました。ついまた来たくなります(^^ゞ

5/3 11:43

童は見たり

5/3 11:43

イカリソウ花盛り

5/3 11:44

ホタルカズラ
花の多い里山に嬉しくなります

5/3 11:56

空堀跡
これだけの高低差を付けるのは大変だったことでしょう

5/3 12:00

鴨ヶ嶽山頂
二等三角点。大平山との名称もあるようです。撮影し忘れましたが、箱山の三角点は四等。

5/3 12:17

ここも恐らく空堀跡
ロープが張ってありますが急坂は泥濘で滑りやすく、注意です

5/3 12:29

地面に落ちてしまった標識地点で林道へと下りましたが、更科峠に尾根伝いに行けるのではないかと思います。踏み跡が続いていました。

5/3 12:35

林道に合流

5/3 12:52

更科峠の中野市側の石碑

5/3 12:53

更科峠
タイヤ根から見て、今でも車で往来できるようです。地元の方が通るくらいなのでしょうが、忘れ去られた峠でないのが嬉しく思えます

5/3 12:54

大阪峠とも呼ばれていたようです

5/3 12:55

山の内町側の石仏の背後に志賀高原の山々が見えていました。二つの峠を踏破し、ここから帰途に。

5/3 13:15

飯縄山と霊仙寺山

5/3 13:17

昨日登った雁田山

5/3 13:19

東屋発見
残念ながら電気柵の向こう側だったので、休憩せずパス

5/3 13:26

分岐を左に行くと石段あり、真っ直ぐな下りで、東山公園一口

5/3 13:33

東山公園入口案内板
こんな広い公園があったのですね(*_*)知りませんでした！

5/3 13:40

八重桜満開の道

5/3 13:42

高梨氏館跡入口
駐車場もあります

5/3 13:46

広々とした敷地の向こうに、今朝登った箱山

5/3 13:47

高梨氏館跡案内板

5/3 13:47

駐車場所をどこにするか迷いましたが、少し遠くとも中野市の名所巡りも出来、大満足♪

5/3 14:14

この踏切を渡るとテニスコートで、ゴール間近。今日はこの後、念願の須坂の基線西端一等三角点に寄って帰ります

5/3 15:00

須坂基線西端一等三角点案内板

5/3 15:00

本当にリンゴ畑の片隅にある一等三角点。訪ねてみたいと思いながらなかなか思いを果たせずにいました。これで残すは「根岸」のみになり、明日、父の命日の墓参の帰りに尋ねようと思います。

撮影機器：

F-04K FUJITSU

感想

kyom4

箱山峠から箱山を往復後、鴨ヶ嶽に登ったのは遥か昔、
巻道沿いに咲くピンクのイカリソウの群生の記憶は鮮明で、
時折懐かしく思い出していました。
昨日、雁田山から帰宅途中、天気も良さそうなので思い付き
今度はコースを変え、欲張って更科峠へも足を延ばしたく
北から登り、南へ縦走してみることにしました。

花の多い里山、そしてちょうど花の季節に差し掛かり
足下の花をゆっくり楽しみながら歩きました。
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず、
ご一緒した方を懐かしみ、歳月の流れの速さが身に沁みます。

雁田山の一等三角点を眺め、もう一つ思い出したのは、
先日、図書館で借りた「一等三角点全国ガイド」の長野県内に
触れていない三角点が後二つと分かり
いずれも、身近で行こうと思えばすぐに行ける距離でしたから
帰りの僅かの寄り道でリンゴ畑の中にある三角点に触れました。
残る一つは、明日の父の命日の墓参後に尋ねようと思います。
墓参にかこつけるのも申し訳ない気がしますが、
両親の導きでもあると思い、線香を手向けたいと思います。