【黒姫作戦】黒姫山（表登山道）【乙42.0】

2021年06月20日(日) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,573m
• 下り: 1,589m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:56
• 休憩: 0:34
• 合計: 6:30

距離 19.7km 登り 1,589m 下り 1,590m

8:25 黒姫駅
8:53 表登山道入口
9:34 しなの木
9:35 三合目 夫婦岩
10:11 日ノ出岩
10:27 六合目
10:55 八合目
11:14 表登山道分岐
11:22 11:51 黒姫山
11:57 峰ノ大池分岐
12:12 12:13 峰ノ大池
12:17 12:20 七ッ池
12:39 黒姫乗越
13:05 13:06 表登山道分岐
13:19 八合目
13:44 日ノ出岩
14:08 しなの木
14:33 表登山道入口
14:55 黒姫駅

天候

雲多いが山頂部は晴れ。頸城山塊は見えた。山を取り巻く雲から時折パラパラ水滴落ちる。下山時は雲広がる。

アクセス

利用交通機関：

電車

しなの鉄道黒姫駅

コース状況／危険箇所等

最初、ストレスなくサクサク歩ける！と感動したが、緩やかなのはジグザグの七曲りが終わるまで。後半勾配が急になるとともに岩場増える。また、雨の直後ということもあり、泥濘箇所も多数。

写真

6/20 8:24

前泊でなくても北信五岳を8時台から歩けるということで、今回は長野県の黒姫駅に下り立つ。

6/20 8:30

ふむ、平地は晴れつつあるが、山の方はどうかな。

6/20 8:43

日の入りにくい木立の中では、まだ路面が濡れている。

6/20 8:49

昨夜はいつ頃まで雨が降っていたのだろう？

6/20 8:52

表登山口に駐車スペースあり。

6/20 8:56

最初舗装路だが、すぐに山道になる。ここに軽トラ3台分の駐車スペースあり（実際に駐まっていた。）。

6/20 9:00

最近の雨で草葉が伸びている。

6/20 9:02

3回、林道を横断する。

6/20 9:04

道が細く、木々が高いので、小人の世界に来たような感覚になる。山道は緩やかでとても歩きやすい。

6/20 9:06

表登山道唯一の沢渡渉。

6/20 9:32

しなの木の辺りで雲の下腹部に達する。

6/20 9:34

どれがそれなのかよくわからないが、夫婦岩。

6/20 9:46

ギンリョウソウがたくさん生えていた。

6/20 9:59

6/20 10:22

おっ！？太陽が。

6/20 10:26

六合目

6/20 10:40

おおっ、やった！ついに晴れた！

6/20 10:45

勾配が急になってきたと思ってきたら、岩も増えてきた。

6/20 10:47

6/20 10:54

6/20 10:55

八合目。岩室の中にひかりごけが生えているらしい。

6/20 10:56

6/20 10:56

イワカガミ。山道沿いに色とりどりの花々が咲いていて、曇り空でも心は晴れる。

6/20 10:58

岩がでかくなってきて、久しぶりの山行と相まって疲れてくる。黒姫山単峰で良かった。

6/20 10:59

看板に「山頂」の文字がついに現れる。

6/20 11:00

山周辺の雲は三層くらい。上に登るにつれて水滴が落ちることも無くなったが、東側は真っ白だ。

6/20 11:01

6/20 11:09

概ね白い花が多い。この他に小さなリンドウ状の白い小さな花も咲いていた。

6/20 11:11

泥濘は靴が沈まないよう、慎重に渡る。

6/20 11:13

稜線に乗って暫くしたところで青空と妙高が見えた。

6/20 11:21

黒姫山山頂には登山道と打って変わって多くの人が。どうやら、戸隠からのコースがメインルートらしい。

6/20 11:26

山頂から妙高山と火打山。火打山も候補に入っていたが、残雪があれだけあるとなると、こっちで良かった。

6/20 11:32

山頂上空は雲が晴れて真っ青。

6/20 11:44

戸隠山

6/20 11:46

飯縄山他、東側は相変わらず雲が多い。

6/20 11:51

続々とグループが登ってきて、しまいには音楽を垂れ流しながら来たのもいたので先に進むことにする。

6/20 11:55

小黒姫

6/20 11:56

峰ノ大池分岐

6/20 12:02

表登山道でも見かけた、可愛らしい花。

6/20 12:06

木の節を足にぶつけて片足になってからのズルッは危なかった。

6/20 12:11

峰ノ大池と小黒姫

6/20 12:14

七ツ池

6/20 12:15

七ツ池から黒姫山山頂部。麓の岩ゴロゴロ部分が気になる。

6/20 12:19

七ツ池から小黒姫

6/20 12:25

この白いのはキノコの菌床だと思うが、ボロボロに崩壊している。

6/20 12:33

道も程良い荒れ具合。

6/20 12:39

特に何の標識も無い黒姫乗越。

6/20 12:47

岩と木の根が幅を利かせて、なかなかスムーズに進むことができない。

6/20 12:51

上越など安全に歩けるのはあと1か月ほどしてからかな。

6/20 12:54

花の共生地

6/20 13:03

池を巡っているうちに雲が晴れたら再登頂しようと思っていたが、むしろ雲が増えた感があるので下山することにする。

6/20 13:06

濡れた山道は下りこそ慎重さが求められる。

6/20 13:16

雲の中に突入。今度は上層の雲でも時折パラパラと水滴の落ちる音がする。

6/20 13:17

上りの時には足元に注意が行っていて気がつかなかったが、雪がまだ若干残っていた。

6/20 13:18

結局、周囲が明るすぎたのか、ヒカリゴケはよくわからなかった。

6/20 13:24

しばらく岩場の下りが続く。スリップしないよう最大限の注意を払う。

6/20 13:37

雨が降らなければ、霧の中の山行は幻想的で最高だ。木々にも神仙を感じる。

6/20 13:43

日の出岩。特段標識らしきものは無し。

6/20 13:51

露骨な岩場が無くなり、道が平坦になってきた辺りで、

6/20 14:08

雲の下に抜けた。

6/20 14:11

6/20 14:11

ああん？来た時と違って空が真っ白。

6/20 14:13

ん？何かを引きずって歩いたような跡が。誰か下山中に足を痛めたのかな？

6/20 14:15

列車の時間がそろそろ気になってくるところ。道が平らかになり、障害物も草葉程度になったので足早に歩く。

6/20 14:24

6/20 14:32

下山。空は真っ白。山頂の青空は奇跡ともいうべき僥倖だった。黒姫の神様ありがとう。

6/20 14:35

6/20 14:47

北信の田園風景

6/20 14:52

黒姫駅に到着し、15時1分発の列車に間に合った。

6/20 15:41

長野駅から山の風景を目に収めて帰路につく。

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

感想

narodniki

前に山行をしたのはいつだったろうか。
コロナを理由に山行を回避するようなことはしていないが、最近は急に降ってきた仕事で出鼻を挫かれ、山行の気力が削がれたり、天気が悪かったり、人間ドックを受診したりと、そんなことをしているうちに、前回の山行から何週間も経ってしまった。
季節的にはもう2000m級を歩いているような頃合いのところ、今回、辛うじて僅かな晴れ間を見出して長野を訪れることとした。
後から思えば、休暇を取得した翌日の21日の方が晴れていたようなので、20日から21日にかけて長野に宿泊して連日山行という手もあったのかもしれないが、久しぶりの山行が2000m級ということもあって、当日の疲労感、翌日の筋肉痛が結構あり、ブランク明けとしては足るを知るということが大事なのだろう。

それより何より、直前まで雨ということで雲がどこまで晴れるかモヤモヤしながら、以前の千頭星山のように、山頂は雲の上というのを期待しながら歩いたところ、期待通り西天は晴天で妙高、火打、新潟焼山に戸隠、高妻と錚々たる山々を眺めることができ、天の恩寵に感謝感激である。
瑞々しい季節に相応しく山は色とりどり様々の花に彩られ、霧の中の幻想的風景と相まって楽しく歩くことができたとともに、やはり展望のある山行というのは、次回山行への欲求を昂らしめる。今回の山行でまた上越の山々をあちこち歩きたく思った。

同じ山域は立て続けに歩かないことにしているが、山岳県長野は別格としても良かろう。