記録ID: 3308395
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
札幌近郊
定山渓天狗岳 I峰 II峰 夏の東尾根の藪は濃い
2021年06月26日(土) [日帰り]
北海道
snufkinjr
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 07:34
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,161m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:34
距離 13.2km
登り 1,166m
下り 1,164m
定山渓天狗岳へ花を見に.お気に入りの東尾根から.憩いの花園に花はあるだろうか.
ゲートを5時出発.崩壊していた林道はすっかり整備され,木が切り出されていました.藪が濃くて沢への踏み跡が見えなくなっており,少し行きすぎてしまいました.沢の右岸に林道の痕跡が続いていているはずですが,イタドリが繁茂して,足下も前も全く見えない.沢をある程度詰めてから,途中で尾根に向かいなんとか尾根に上がる.その後も,時々,踏み跡を見失いながらなんとか前進.秋にきたときは,p837までは,すいすいだったのに緑が濃く,藪も濃い.常天の姿が時折望めるのがこのルートの美点それも樹々の向こうに微かに見えるだけ.
なんとかp837基部に到達.ここで藪に眼鏡を飛ばされました.すぐに探したけれど自分では見つけられない.何度も諦めかけましたが,パートナーが見つけてくれました.ありがとう.藪でなくした眼鏡を見つけてもらったのは2回目です.リーシュを付けるようにしていたのですが,最近,また怠けていました.この後,簡易的なリーシュを作って落としてもなくさないようにしました.
ここから先は踏み跡はなくなります.笹と灌木の藪.細尾根なのでルート維持はそれほど難しくありません.辛抱して進むだけ.
ようやく憩いの花園に到達.あまり目にしたことのない花が咲き出迎えてくれました.
その後は注意すればいいだけと思っていたのですが,想定外の緑の濃さに苦しめられました.イタドリの海に沈んで地形が全く見通せない.岩が露出した沢崖が点在しているのでルート選択を誤ると危険です.なんとか安全地帯をつなぎながら突破.地形を把握しているので通過できましたが,初めてだったら通過は危険です.しっかりつかめる灌木が乏しい危うい草付き斜面も滑りやすい斜面があり,そこはピン付きのInov-8 Arctic Claw 300がなんとかグリップしてくれました.持参のアックスは使用せず.
なんとか登山道に出て,ルンゼを登り山頂へ.9時30分,激闘4時間半,ついに定山渓天狗岳 I峰 山頂.
ルンゼを降りて 次は II峰を目指します.まずはウェスト・コルの笹藪を突破.コルからは,残雪期に通過したルートを岩場を避けながらもほぼ忠実にトレース.地形から考えて,II峰の南側の崖斜面で通過できるのはほぼここだけです.岩を避け,灌木を頼りにしながら登攀.東尾根からI峰も昔はこんな感じで登れたのかもしれません.笹藪を漕いで山頂標識の木の下へ.展望は全くありませんでした.
その後,沢の水で何度も涼ををとりながら熊の沢コースを下山.林道に戻ってきてからあまりの暑さに川で水浴び.
大変だったけれど,楽しい1日でした.
ゲートを5時出発.崩壊していた林道はすっかり整備され,木が切り出されていました.藪が濃くて沢への踏み跡が見えなくなっており,少し行きすぎてしまいました.沢の右岸に林道の痕跡が続いていているはずですが,イタドリが繁茂して,足下も前も全く見えない.沢をある程度詰めてから,途中で尾根に向かいなんとか尾根に上がる.その後も,時々,踏み跡を見失いながらなんとか前進.秋にきたときは,p837までは,すいすいだったのに緑が濃く,藪も濃い.常天の姿が時折望めるのがこのルートの美点それも樹々の向こうに微かに見えるだけ.
なんとかp837基部に到達.ここで藪に眼鏡を飛ばされました.すぐに探したけれど自分では見つけられない.何度も諦めかけましたが,パートナーが見つけてくれました.ありがとう.藪でなくした眼鏡を見つけてもらったのは2回目です.リーシュを付けるようにしていたのですが,最近,また怠けていました.この後,簡易的なリーシュを作って落としてもなくさないようにしました.
ここから先は踏み跡はなくなります.笹と灌木の藪.細尾根なのでルート維持はそれほど難しくありません.辛抱して進むだけ.
ようやく憩いの花園に到達.あまり目にしたことのない花が咲き出迎えてくれました.
その後は注意すればいいだけと思っていたのですが,想定外の緑の濃さに苦しめられました.イタドリの海に沈んで地形が全く見通せない.岩が露出した沢崖が点在しているのでルート選択を誤ると危険です.なんとか安全地帯をつなぎながら突破.地形を把握しているので通過できましたが,初めてだったら通過は危険です.しっかりつかめる灌木が乏しい危うい草付き斜面も滑りやすい斜面があり,そこはピン付きのInov-8 Arctic Claw 300がなんとかグリップしてくれました.持参のアックスは使用せず.
なんとか登山道に出て,ルンゼを登り山頂へ.9時30分,激闘4時間半,ついに定山渓天狗岳 I峰 山頂.
ルンゼを降りて 次は II峰を目指します.まずはウェスト・コルの笹藪を突破.コルからは,残雪期に通過したルートを岩場を避けながらもほぼ忠実にトレース.地形から考えて,II峰の南側の崖斜面で通過できるのはほぼここだけです.岩を避け,灌木を頼りにしながら登攀.東尾根からI峰も昔はこんな感じで登れたのかもしれません.笹藪を漕いで山頂標識の木の下へ.展望は全くありませんでした.
その後,沢の水で何度も涼ををとりながら熊の沢コースを下山.林道に戻ってきてからあまりの暑さに川で水浴び.
大変だったけれど,楽しい1日でした.
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
I峰岩頭下部のトラバースは滑落の危険あり. |
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