リハビリ第二弾！玉川上水の始まりから！！【エクストリーム晩飯前】

2021年10月21日(木) [日帰り]

• GPS: 01:24
• 距離: 10.8km
• 登り: 12m
• 下り: 20m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:21
• 休憩: 0:03
• 合計: 1:24

15:41 箱根ヶ崎駅
16:06 16:06 羽村駅
16:10 16:13 羽村取水所園地
16:58 16:58 水喰土公園
17:05 拝島駅

天候

終日曇り。風はほとんどなく、気温は18℃程度でした。
なお、当日の日没（東京）は1658でした。

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：JR八高線　箱根ヶ崎駅　 1539着
復路：JR八高線　拝島駅　　　 1710発　八王子行

コース状況／危険箇所等

基本的には街中なので、特に危険なところはありません。

◆箱根ヶ崎駅〜羽村駅〜羽村取水堰
箱根ヶ崎駅西口から駅前通りをひたすら南西へ直進します。途中、新青梅街道、国道16号、西多摩産業道路を横切るので、交通量は結構多いです。歩道が整備されていて危険なところはないですが、信号が多くペースを乱されます。
羽村駅手前で、青梅線の線路を渡ると丁字路になるので、羽村駅方向に進み、羽村駅前から羽村街道を西に向かって進みます。このあたりは歩道が細いので、車には注意が必要です。河岸段丘の坂道を下りつつ道なりに進み、奥多摩街道に突き当たって、渡ると羽村取水堰に到着します。

◆羽村取水堰〜宮本橋（田村酒造場）〜牛浜交差点
羽村取水堰上の歩道を渡り、羽村取水所園地から玉川上水沿いに右岸を南東方面に真っ直ぐ進みます。最初の1�劼曚匹楼貮凜澄璽箸陵景眛察△修里△箸郎戮ぜ崙擦砲覆蠅泙后�
そのまま直進していくと、宮本橋で道路が途切れ、橋を左岸に渡って奥多摩街道にスイッチする必要があります。
橋を渡ってスイッチする前に、いったん右折して100mほど下り気味に進むと、田村酒造場があります。
宮本橋に戻って、奥多摩街道で左岸を500mほど南下すると丁字路になるので、右折して再度右岸に渡り、玉川上水沿いに南下していきます。宮本橋からこのあたりまでは、歩道がなかったり、細いので車には注意が必要です。牛浜交差点で左折して玉川上水を左岸に渡り、新奥多摩街道にスイッチして、さらに南下します。

◆牛浜交差点〜山王橋交差点〜水喰土公園（みずくらいどこうえん）
新奥多摩街道を南下してしばらく進むと、玉川上水を右岸に渡る橋があるので、橋の手前に住宅地に入る小径があります（非常に分かりづらいので、分からない場合は少々遠回りになりますが、主要道路沿いに進めばOKです）。
住宅地を通り抜けると山王橋交差点へでるので、左折して青梅線の線路を渡り（因みに右折すると五日市線の熊川駅に向かいます）、すぐ線路沿いに南下して、五叉路に出たところで右折して少し進むと、線路の手前に水喰土公園への入口があります（このあたりは非常に分かりづらく、1回曲がるポイントを間違えました）。

◆水喰土公園〜玉川上水緑地〜日光橋公園〜拝島駅
水喰土公園は青梅線と八高線の線路、玉川上水、変電所に挟まれた袋小路状の土地ですが、八高線の鉄橋下をくぐって（※）、玉川上水緑地経由で日光橋公園に連絡し、拝島駅に抜けることが出来ます。

※水喰土公園の入口すぐのところに、拝島駅方面への看板が出ているので、玉川上水沿いの歩道を進むと、線路をくぐるトレイルへの分岐があります。

線路をくぐると、玉川上水と玉川上水緑地に挟まれた細い遊歩道になります。細いながら比較的歩きやすいですが、街灯がないので夜間は注意が必要です（人通りはないわけではないですが、多くはないです）。
遊歩道の終端で国道16号線の陸橋をくぐると、日光橋公園にでるので、さらに玉川上水沿いに進むと拝島駅はすぐです。

◎因みに、水喰土（みずくらいど）とは、砂利や火山灰（関東ローム層）などでできた透水性の土壌で、ことごとく水が吸収されてしまう（つまり用水路としては用をなさない）ことが名前の由来です。
玉川上水建設時に、水喰土に突き当たるとコース変更を余儀なくされたそうで、この水喰土公園周辺も、測量からやり直したそうです。

その他周辺情報

◆田村酒造場
清酒「嘉泉」の蔵元
http://www.seishu-kasen.com/
◆玉川上水の歴史
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kouhou/pr/tamagawa/rekishi.html
【参考】玉川上水沿を走った過去レコ
◎玉川上水駅〜三鷹駅〜明大前駅
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3612501.html
◎玉川上水駅〜拝島駅
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2784846.html

写真

10/21 15:40

リハビリ第二弾！
乗ってきた電車をお見送り

10/21 15:41

今日は箱根ヶ崎駅から出発です

10/21 15:49

最初はひたすらまっすぐ
平坦で走りやすい道です

10/21 15:53

セイタカアワダチソウ（背高泡立草）
云わずと知れた外来種
要注意外来生物に指定されています

10/21 16:01

セージ
和名はヤクヨウサルビア（薬用サルビア）

10/21 16:05

青梅線まで到着
向こうに見えるのは羽村駅のプラットホーム

10/21 16:09

河岸段丘の坂道を一気に下ります

10/21 16:10

羽村取水堰に到着

10/21 16:11

ここが玉川上水の出発点

10/21 16:11

対岸に見えるのは多摩100山の浅間岳

10/21 16:11

ここでは大量の水が取り込まれています

10/21 16:12

豊かな水量を誇りますが、途中で水道用水や農業用水に分配されていくために、開渠部末端まで行くと水量が激減します

10/21 16:12

こちらは多摩川本流
むしろこっちの方が水量が少なく見えます

10/21 16:13

玉川兄弟の像
工事費として支給された御用金では足りず、私財をなげうって玉川上水開削を進めたそうです
その功により名字帯刀を許され、上水の管理は両兄弟家のお役目となったそうですが、当主が代替わりしてからの不手際（上水管理に関する汚職と云われています）によりお役目は解任され、江戸所払い（追放）になってしまったそうです

10/21 16:16

イヌタデ（犬蓼）

10/21 16:16

アイノコセンダングサ（合いの子栴檀草）

10/21 16:16

流れはゆっくりですが、水量は豊富です

10/21 16:26

ナツユキカズラ（夏雪葛）かな

10/21 16:26

キヅタ（木蔦）
別名はフユヅタ（冬蔦）

10/21 16:30

ちょっと田村酒造場に寄り道

10/21 16:30

すごく立派な建物でした
少し遅かったので、中には入らず
工場見学はコロナで一時停止中とのことでした

10/21 16:33

あと25分ほどで日没ですが、曇りということもありだいぶ暗くなってきました

10/21 16:36

フウセントウワタ（風船唐綿）の花
花弁のポヤポヤがかわいい（笑）

10/21 16:36

フウセントウワタ（風船唐綿）の果実
実はこちらの方が観賞用です
熟すと中からケセランバサランが出てくるそうです（ホントは、綿状冠毛の付いた種です）

10/21 16:37

ユッカラン（ユッカ蘭）
通常は春咲きなので、ちょっと驚きました
調べたら、春秋で二度咲きする個体もあるそうです

10/21 16:48

一部取水されて水量は少し減っています

10/21 16:53

青梅線の線路を渡ります
奥に見えるのは牛浜駅

10/21 16:54

ヒルガオ（昼顔）か、セイヨウヒルガオ（西洋昼顔）か区別付かず
線路沿いのフェンスに沢山咲いていました
なお、セイヨウヒルガオは要注意外来生物です

10/21 16:54

モッコク（木斛）かな
ちょっと花期が遅い気もしますが

10/21 16:57

この突き当たりが水喰土公園への入口

10/21 16:58

ブレていますが、拝島駅方面への看板がでています
線路に挟まれた土地で、地形的には袋小路なのですが、このトレイルを進むと駅方面に抜けられます

10/21 16:59

八高線の鉄橋下をくぐります
左は玉川上水です

10/21 16:59

鉄橋をくぐって、300mほど玉川上水沿いに進むと、拝島駅のすぐ近くに出られます

10/21 17:04

拝島駅前を通る単線
これは八高線・西武拝島線からの米軍横田基地内への引き込み線で、航空燃料輸送などに使われているそうです

10/21 17:06

拝島駅に到着
既に電車がホームに入線しているので、急いで乗ります
八高線は乗り逃がすと待ち時間が長い・・・汗

10/21 17:07

お疲れ
さて帰ろう、晩飯を食べに

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

感想

alchemy

脚のケガからのリハビリ第二弾として、玉川上水の開渠部でやり残していた羽村取水堰から拝島までの区間を踏破してきました。それだけだとちょっと距離的に物足りないので、赤線つなぎを兼ねて箱根ヶ崎駅から羽村駅までもプラス。
天気はイマイチでしたが、思ったよりも見所も多く、案外スイスイ行けて楽しかったです。一部区間は入り組んでいて、事前のリサーチにもかかわらず、間違ったりまごついたりしましたが、無事たどり着けたので、まあ結果オーライかな。
まだ脚は完調ではないので、無理をしないようにして、調子を上げて行ければと思います。