笹海の彼方に三国岳&三周ヶ岳


- GPS
- 09:09
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,234m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:10
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は30台駐車可 |
写真
感想
野暮用続きで山には3週間ぶりだ。晴れなのに山に行けないなんて(T_T)
10年前に三周ヶ岳へ登った時、ついでに夜叉姫ヶ岳まで行った。その時は夜叉姫ヶ岳を三国岳と思っていて、2座踏破と喜んでいた。しかし暫くして勘違いと分かった。その時から何時かは登らねばと決めていた。しかしぎふ100山が忙しく、なかなか続ぎふ100山の三国岳まで手?足?を伸ばせなかった。残り11座となり、ようやく続の三国岳に順番が回ってきた感じ。
レコを調べると、夜叉姫ヶ岳からは相当の藪漕ぎを強いられそうな感じだ。藪の深さはわからないが、CTは夜叉姫ヶ岳から往復3hとのこと。時間と体力に余裕があれば三周ヶ岳へとの計画であった。
〇登山口~夜叉ヶ池~夜叉姫ヶ岳
夜叉ヶ池までは整備が行き届きとてもいい登山道。水場も豊富。
夜叉丸へは急登をひと登り、眺望のいいピークだ。
夜叉姫ヶ岳までは笹被りの鬱陶しい道だ。道がしっかりあるので問題なく行けた。山頂の見晴らしはない。
〇夜叉姫ヶ岳~三国岳
ヘルメット、ゴーグル、軍手の藪漕ぎスタイルで、山頂から南に向かう笹被りの道を辿る。道は若干西に振っており、5分位下るといきなり道とピンテがなくなった。行きつ戻りつしても踏跡が見つけられない。このまま進むと谷へ下ってしまうので、左側(東)の尾根芯に向け歩きやすいところトラバース気味に行った。するとピンテが現れた。しかし笹交じりの灌木帯なので踏跡は不明瞭。その後、ピンテや踏跡がなくなった。どこを歩いていいかわからず、大きなコースアウトをおそれ尾根芯を進んだ。もちろん明瞭な踏跡はなく、先行者の格闘跡らしきものがわかるのみ。そんな藪漕ぎが20分位続いた。帰路でも踏跡は見つけられず、この区間が一番苦しかった。結局コースとしては尾根芯から10m位西側の灌木帯の歩きやすい所を歩くのが正解のようだ。
鞍部が近づくと笹薮に踏跡が現れた。有難く辿らせてもらうと西側から回り込むように最低鞍部十字路に出た。ここは右折南進と分かるが、尾根を行くか窪地を行くのか分からなかった。数十m窪地を行き、左手の尾根に上がる踏跡を辿るのが正解だがわからないと思う。
踏跡は尾根芯の笹薮を登っていく。広く明るい所に出るが、適当に登っていくとピンテが現れた。踏跡を拾いながら登っていくと湿地に出た。細い流れを渡るとぬかるみがあり、嵌らないように進んだ。ここは直進すると踏跡とピンテが現れた。山頂直下の灌木帯でまたもや踏跡がなくなった。ピンテを頼りに歩きやすい所を登っていくと笹薮となり、踏跡がはっきりした。傾斜がなくなり見晴らしがよくなると山頂だった。山頂は8畳程の切り開きで、振り向くと真後ろに山頂標識がひっそりとぶら下がっていた。三周ヶ岳山頂より眺めがいい。
結果として踏跡あり藪漕ぎ7割、踏跡なし藪漕ぎ3割の感じ。
〇夜叉ヶ池~三周ヶ岳
10年前に歩いたはずだが既に忘れていた。夜叉ヶ池までが素晴らしい登山道だったので、三周ヶ岳へもいい道が続いていると勝手に思い込んだのが大間違い。下道があるだけで笹漕ぎが大変。夜叉丸から夜叉姫ヶ岳と同じ道が延々1時間超続いた。藪漕ぎの疲れでこの道はこたえた。
夜叉ヶ池までは登山客多数だが、三周ヶ岳は極端に少ない。おまけに午後からなので山頂は誰もいない。
※感想
あわよくば紅葉もと期待したが、やはり早かった。11月初旬が最適と思った。
本日の三国岳挑戦者は一人のようであった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する