塔ノ岳 ヤビツ峠から往復
- GPS
- 09:20
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道路は良く整備されています。階段やクサリも新しいです。 ヤビツ峠までのアクセスですが、宮ケ瀬方面から来る道は所々狭い箇所があり、注意が必要と思われます。 |
写真
感想
生まれてから高校を卒業するまで神奈川県に住んでいたので、丹沢はよく名前を聞く場所でした。高校時代に原付でヤビツ峠まで来たりしていました。ただ当時は全く山登りには興味もなく、丹沢の山を登ったことはありませんでした。ですので、今回が初めての丹沢になります。そして丹沢で一番人気があるのがこの「塔ノ岳」だそうです。
埼玉方面から圏央道を使って高尾山ICから一般道でヤビツ峠を目指します。ただ、途中から道は狭くなり緊張を強いられます。運良く対向車が無かったですが、すれ違いスポットもあまりない道なので、結構神経を使います。
さていよいよヤビツ峠の無料駐車場に到着してトイレを済ませて出発です。まずは富士見橋まで約30分ほど車道を歩きます。更に舗装されている道を少し歩くと、登山道が出て来ます。急登を続けると「二ノ塔」です。開けていて気持ち良い所ですが、先に見える「三ノ塔」まで歩を進めます。「三ノ塔」では富士山が圧巻の存在感を見せつけます。相模湾を見下ろし、またこれから向かう「塔ノ岳」に連なる稜線が一望です。天気も良く展望抜群でした。
この「三ノ塔」から急降下して「烏尾山」へ向かいます。ここらへんからアップダウンが効いてきます。「烏尾山」から「行者岳」は岩が出て来てクサリが見られるようになります。予定では「行者岳」で休憩するつもりでしたが、人が大勢いたのでそのまま通り過ぎ、急降下の鎖場を行きます。ただ落差はそんなではありませんし、高度感もあるような場所ではありません。もちろん慎重に通過しましたが・・・。
さてこの「行者岳」からのアップダウンがキツかったですう。なかなか「新大日」に着かず、ここに着いた時はかなり休憩してしまいました。さらに木ノ又小屋から山頂がすぐそこに見えるのに、壁を登っているかのような急坂(まあ疲れもあったからでしょうが・・・)。そうして着いた「塔ノ岳」!ガイドブックのコースタイムからはだいぶ遅れてしまいましたが、達成感と空腹感で満たされて?おります。
残念ながら少し曇ってしまったために富士山などあまり良く見えなかったですが、気持ち良い山頂です。
で、「空腹感で満たされる?」と言いますのも、いつもは「おにぎり」と「カップ麺」という昼食なのですが、今回はちょっと大きめのプリムスのクッカーを使って、初の「山頂リゾット」を食するのです。実は今日の山行の目的はこの「リゾット」にあったのです。ネギや人参などの野菜を入れてお湯を沸かし、コンソメ、塩コショウで味を整え、ご飯と鮭を投入です。フタをして煙が吹き出して、出来上がり。立派な「おじや」が完成です。やはり「リゾット」という洒落た感じじゃありません。しかし、これが「美味い!」。温かくて最高です。これからは色々な「山ごはん」に挑戦したくなりますね。
さて美味しい昼食とコーヒーを飲み、「尊仏山荘」でバッジを買ったら下山です。なんといっても秋の陽はつるべ落としと言われる位ですから、あまりゆっくりとは出来ません。来た道を戻ります。山頂を目指して来る登山者とすれ違いながら、人気の山を実感します。下山も富士見橋まで来ると「もう終わった感」があったのですが、この車道歩きがものすごく長く思えてツラかったあ。ヤビツ峠駐車場が見えた時はうれしかったあ。
初めての丹沢でしたが、思いの外アップダウンが多く、距離も長く、ハードな印象でした。鍛え直してこの山域にまた伺います。
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