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記録ID: 374205
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ハイキング
奥多摩・高尾

鴨沢西〜丹波天平〜サヲウラ峠〜丹波山温泉

2013年11月23日(土) [日帰り]
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takenobi その他3人
GPS
--:--
距離
10.9km
登り
990m
下り
911m

コースタイム

9:15鴨沢西バス停-9:40親川-10:40高畑の廃屋-11:05後山の廃屋跡
-11:50保之瀬天平-12:35丹波天平-14:05サヲウラ峠-16:00丹波バス停-16:20のめこい湯
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●往路
奥多摩駅(西東京バス 8時35分発 鴨沢西行き)→鴨沢西(9時11分頃着)670円

●復路
丹波山温泉(西東京バス 18時22分発 奥多摩駅行き)→奥多摩駅 980円

http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/hiking_okutama_130901.pdf
コース状況/
危険箇所等
道の状況などは、2012年10月のヤマレコにて記していますのでそちらをご覧ください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-236188.html
保之瀬天平。
2013年11月24日 13:57撮影 by  NIKON D3100, NIKON CORPORATION
2
11/24 13:57
保之瀬天平。
保之瀬天平から丹波天平へ。
2013年11月24日 13:57撮影 by  NIKON D3100, NIKON CORPORATION
1
11/24 13:57
保之瀬天平から丹波天平へ。
丹波天平。
2013年11月24日 13:58撮影 by  NIKON D3100, NIKON CORPORATION
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11/24 13:58
丹波天平。
サヲウラ峠へ。
2013年11月24日 13:58撮影 by  NIKON D3100, NIKON CORPORATION
2
11/24 13:58
サヲウラ峠へ。
サヲウラ峠から山王ダワにかけて。
2013年11月24日 13:59撮影 by  NIKON D3100, NIKON CORPORATION
1
11/24 13:59
サヲウラ峠から山王ダワにかけて。
タバスキーの娘(?)。
のめこい湯にて。
2013年11月24日 13:59撮影 by  NIKON D3100, NIKON CORPORATION
3
11/24 13:59
タバスキーの娘(?)。
のめこい湯にて。
撮影機器:

感想

11月23日、丹波天平(たばでんでいろ)を歩いてきました。
昨年10月、独特の山名が気になりこの地を訪れていますが、
その際、カラマツ林と雑木林の織りなす独特の雰囲気に魅かれ、
紅葉の時期を狙ってこのたび再訪しました。

標高が高い所ではすでに葉もほとんど落ちてしまっていましたが、
保之瀬天平(ほうのせでんでいろ)から丹波天平にかけて、
快晴の青い空と黄色の葉の鮮やかなコントラストを楽しむことができました。

それにしても視覚に訴える以上の何ものか、
人の心を落ち着かせる磁場のようなものがあるように感じられます。

ところで、「でんでいろ」とは、
多くの方が指摘しているように、「平らなところ」の意があります。
実際、保之瀬天平も丹波天平もちょっとしたサッカー場ぐらいの広さがあります。

加えて、葬地を意味する「蓮台野」(れんだいの)の音が
変化したものとする説もあるります。

要するに、天平は姨捨山だったのではないでしょうか。
実際、丹波山には姨捨伝説があるという指摘もあります。
あの広大な尾根は「あの世」と「この世」を結ぶ結節点だったのかもしれません。

それにしても、姨捨という言葉を聞くと非常にネガティブに捉えてしまいますが、
決してそういうものでもないようです。
むしろ、老人が自分の意思で赴き、この世の幸せを祈りつつ、
あの世に向かう日を待つ。
あの世に近づくことへの明るさや喜びがあり、
また死の瞬間まで懸命に生きるという積極的なもののようです。

丹波天平がそのような人々の魂が集う地であれば、
この地が落ち着くのは納得できるかと思われます。

(文献)
稲葉紀久雄,2004,「日本環境文化史に関する研究(その11) 娣捨と山娣の関係性」『大阪経大論集』54(5): 33-46.
www.osaka-ue.ac.jp/file/general/5232

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