きゅうざかの道〜岩湧山〜紀見峠
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- GPS
- 07:21
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,070m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:18
天候 | 穏やかな小春日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。岩湧山三合目分岐〜砥石谷分岐間で木根や石ころで歩きにくい区間が一部あり。ボ谷分岐の行き先案内がわかりにくかった。 |
写真
感想
日の出に合わせて自宅を出発。上着は2枚。終始これで通せた。1時間ほどで四季彩館到着。周りに人の姿はなく、ここのテラスでゆったり食事。2ヶ月ぶりに地元の山を歩くが、木々が色づき、ジョウビタキが鳴き、すっかり秋が深まっていた。2ヶ月前咲き誇っていたシュウカイドウのその後を見に行ったが、すっかり刈り取られていた。
いつものきゅうざかの道を登り始めてすぐ、お嬢さん二人が下りてきた。あまりに早い時間だったので、お聞きすると「山頂で日の出見てきました〜。すごくきれいでした〜。また来ま〜す。」とのこと。なるほど、それもいいなと思った。
いつもは、途中休むことなく一気に東峰まで登り切っていたが、今回はすぐに息が上がり、昨日、献血した影響だとすぐわかった。「13分の5」合目で動けなくなり、しばし休憩。ペースを落とし、再び歩き始めるが、頭がボーッとしだす。明らかに酸欠状態。たかだか400cc失っただけでこうなるのかと、歩きながら笑うしかなかった。空気の薄い3000mの峰を疑似体験しているつもりで歩を進める。途中一休みし、東峰に到着した際は、息を荒げてベンチに座り込む。このあとも、下りや緩い登りは普段と変わらないのに、比較的勾配のある登りになると息が上がった。貴重な経験ができた。
山頂への登りもきつかったが、ススキが見事だった。山頂には先客は3組。ベンチで2度目の食事休憩をして、山頂付近をウロウロ。穏やかな山頂で1時間ほど過ごす。10時を過ぎても静かな山頂だった。週明けから寒くなるらしい。冬が来るまえに来ておいてよかった。
紀見峠へ向けて出発。途中、多くの方とすれ違い、挨拶を交わす。これまで、当たり前のルーティーンだと思っていたこのやりとり、前週歩いた山では、そうではなかった。向こうから挨拶してくることは希で、こちらから「こんにちは」と言っても、半数の方は無反応。幅狭区間で道を譲っても、やはり半数は無反応。文化?が違うのだろうか。いい山だっただけに残念で、とても違和感を覚えた。でも、今日は違う。100%ではないが、挨拶を交わせた。気持ちよく前へ進めた。お嬢さんからの笑顔で「こんにちは」、おっさんはそれだけでも嬉しいのに、前週の出来事もあり余計に嬉しかった。
「岩湧山三合目」の分岐を過ぎると、比較的勾配がきつくなった。すれ違う人は大幅に減った。皆さん、紀見峠駅方面から来られるからだろう。ボ谷分岐の手前で、ご婦人二人から「天見駅からボ谷沿いを歩いてきた。これから紀見峠駅に向かいたいが、この道であっているのか。」と話しかけられる。どうやら、ボ谷分岐で間違えて反対方向に歩いて来たらしい。ボ谷分岐まで戻る間、ご一緒する。ご婦人方、歩きながらずっとしゃべってる。私もそれに加わる。一人黙々と歩く普段の私とは真逆の歩き方であったが、なかなか楽しいひとときであった。ボ谷分岐から先も同じ方向であるが、ここでご婦人方と別れる。木段を上りきったところで、この日3回目の食事休憩。そのうちご婦人方も登ってくるだろうと思っていたが、なかなか来ない。なんかあったのかと気になって、様子を見に行く。座り込んでしゃべってる姿が遠くに見え、引き返す。ほんま、しゃべること好きなんやなあと感心させられた。
この日は全日本フィギュア観戦チケット当落発表日。女子フリー当選。しかも最前列エリアのアリーナ席。いっぱいテレビに映りそう。モンベルの青い服着て帽子かぶっているヤツがいたら私です。この日は、女子と縁のある一日であった。
荷物、出発時12kg。帰宅時10kg。飲料水1.3L消費。
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