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Yamareco

記録ID: 3842530
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

錨山・市章山・堂徳山・城山

2021年12月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:34
距離
4.7km
登り
401m
下り
340m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:15
休憩
0:30
合計
2:45
距離 4.7km 登り 401m 下り 370m
7:48
25
スタート地点
8:13
8:20
1
8:21
8:22
4
8:32
8:33
22
8:55
8:56
7
9:03
9:05
9
9:14
9:17
21
9:38
9:50
35
10:25
10:26
7
10:33
0
10:33
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
元町駅、新神戸駅
コース状況/
危険箇所等
よく踏まれた遊歩道と登山道。
その他周辺情報 市中に多数あり
JR元町駅西口を出て、山側に上がっていく。
2021年12月18日 07:52撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 7:52
JR元町駅西口を出て、山側に上がっていく。
諏訪山遊園の石柱。この右手から石段を登る。
2021年12月18日 08:08撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 8:08
諏訪山遊園の石柱。この右手から石段を登る。
神戸市街の眺めが得られる。
2021年12月18日 08:19撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 8:19
神戸市街の眺めが得られる。
大きく弧を描いて登るビーナスブリッジが眼前に現れる。
2021年12月18日 08:25撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 8:25
大きく弧を描いて登るビーナスブリッジが眼前に現れる。
おお、これはすごい眺めだ。
2021年12月18日 08:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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おお、これはすごい眺めだ。
ますます広がる眺望。東を見る。
2021年12月18日 08:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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ますます広がる眺望。東を見る。
今度は西南西。
2021年12月18日 08:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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12/18 8:28
今度は西南西。
もっと西に目を向けると、あれは高取山か。
2021年12月18日 08:28撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 8:28
もっと西に目を向けると、あれは高取山か。
南東方向には六甲アイランド。
2021年12月18日 08:31撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 8:31
南東方向には六甲アイランド。
恋人たちのレストラン。
2021年12月18日 08:33撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 8:33
恋人たちのレストラン。
こちらがレストランの表側。裏側っぽいが。
2021年12月18日 08:34撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 8:34
こちらがレストランの表側。裏側っぽいが。
いかりマークの上に出た。
2021年12月18日 08:56撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 8:56
いかりマークの上に出た。
ここは神戸市章の上。
2021年12月18日 09:02撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 9:02
ここは神戸市章の上。
堂徳山三角点。本日の最高標高。
2021年12月18日 09:17撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 9:17
堂徳山三角点。本日の最高標高。
この道標の「行き止まり」方向に少し行ったところが堂徳山山頂である。
2021年12月18日 09:18撮影 by  iPhone XR, Apple
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この道標の「行き止まり」方向に少し行ったところが堂徳山山頂である。
モミが目立つ稜線。
2021年12月18日 09:23撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 9:23
モミが目立つ稜線。
滝山城址の石柱の立つ城山山頂。
2021年12月18日 09:41撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 9:41
滝山城址の石柱の立つ城山山頂。
再び阪神間の眺めを楽しみつつ下る。
2021年12月18日 10:13撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 10:13
再び阪神間の眺めを楽しみつつ下る。
今日も狂い咲きのモチツツジを見る。
2021年12月18日 10:14撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 10:14
今日も狂い咲きのモチツツジを見る。
高層ビルがだんだん高く見えてきた。正面にはハーブ園のゴンドラが。
2021年12月18日 10:17撮影 by  iPhone XR, Apple
12/18 10:17
高層ビルがだんだん高く見えてきた。正面にはハーブ園のゴンドラが。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

左膝のリハビリ登山をなおも継続する。ここ数日、踵を挙げて屈伸ができるところまで改善してきているが、走ると軽い痛みが残っているので、さらに養生が必要なのだ。昨日、低気圧とそれに伴う前線が通過し、強い冬型の気圧配置となる今日は、この瀬戸内の平野でも雪が降るとの見方があった。一番晴れそうな場所、そして天気が悪ければ迷わず山行をやめられるところとなれば、六甲の南のへりの低山が有力である。日々、通勤のJR神戸線の車窓から神戸の背後に臨まれるのが、神戸市のマークと錨のマークが山肌に刻まれた市章山(ししょうやま)と錨山(いかりやま)だ。夜にはライトアップされる神戸のシンボルをまとった二山ながら、地元のハイカー以外にここに登頂したという人はそう多くないだろう。かく言う私も神戸市民ながら、ただ何となく目に入ってくるその姿を日々眺めるだけで、今日まで登っていなかった。あえてそれを目指して登るという対象には中々なりにくい山なわけだが、リハビリ登山という特殊事情のもとでは、手ごろなターゲットと言える。それに、コロナが極小値にまで減っている今なら、電車に乗っていくのも悪くなかろう。
朝、果たして雪は?と雨戸をあけてみる。全く雪はない。そして、どうやらすっきりと晴れている様子だ。しかも、時折吹いていた強風もおさまって、寒いながらも登山日和である。早速支度をして目的地へと向かう。JR神戸線は、冬型の気圧配置で強風が吹く日には決まって遅延が発生する。今日も20分遅れて網干行快速は元町駅に滑り込んだ。初めて西口改札を利用して元町に降り立ち、すぐに山側へとゆるい登りの街路を辿る。左手に県庁、そして相楽園を見てさらに登っていくとT字路となる。ぶち当たった正面の山の斜面に石段があり、その脇には「諏訪山遊園」の石柱が立っている。この石段を登ってゆく。道は九十九に高度を稼ぎ、左手隣には諏訪山神社の参道が登ってきている。葉を落とした木々の合間から海側を覗くと、すでに神戸の市街地が見下ろせるほどの高みに達していた。上方が開けた感じになると金星台の園地に飛び出す。地元の人たちが太極拳の型を演じている。神戸の背山、人と調和した自然がここにある。
ここからさらに遊歩道のようなセメントで覆われた道を登っていく。神戸市街の眺めは一層開けてくる。すると、正面にぐるぐると巻きながら歩道の橋が再度山ドライブウエイの上にかかっているのが見える。ははー、これがビーナスブリッジであるか。橋の上の出れば、なるほど、これは見事な眺め!瀬戸内海に沿って阪神間、そして須磨明石へと延びる市街地と六甲の裾に広がる緑の帯が美しい。この橋を渡ったところに、展望テラスを備えたレストランが建っている。デートスポットにうってつけの、まさに「為にある」レストランだな。
この諏訪山を越えて再度山ドライブウエイを渡り、尾根を進む。その後、再度山ドライブウエイに降り立ったら車道を渡って「いかり山」方面へ、道標に従って進む。急登が続き、この寒気の中でも汗が出てくる。やがて正面が開け、ウバメガシの植え込みがなされた急斜面が視界に飛び込んでくる。これが件の「いかり模様」の本体だ。あいにく、いかりの模様の全体像はここからは捉えられない。いかりマークの縁に沿って一登りすると、いかりの頂部の上の展望台に着く。
ここからさらに道を辿ってさしたる間もなくもう一つの植え込み斜面が眼前に現れる。こちらが神戸市の市章である。ここも、全貌を見渡すことはできない。当然のことながら、いかりも、また市章も、遮るもののない見事な展望を与えてくれる。
市章の先、ドライブウエイに沿って少し登ると、右手に「二本松、城山→」の指導標が現れる。ここから山道に入り、すぐもう一つの指導標があって、右方向を「行き止まり」と表示している。この「行き止まり」方向に登ったところのピークが、今日の最高点、堂徳山の三角点である。とりあえず、三角点を確認に行く。
再び先の指導標のところまで戻って、城山方向へ進路をとる。この辺り、六甲には珍しくモミの大木が何本も生えていて、いい雰囲気である。よく踏まれた道を快適に進む。正面には石楠花山あたりであろうか、六甲本体の西に位置する山々が大きく臨まれる。幾度かアップダウンしながら進むと、間もなく「滝山城址」の大きな石柱の立つ城山に到着だ。ここまで新神戸方向から登ってくる人たちも結構いるようだ。山頂周辺には広く平らな場所が随所にあり、確かに城があったのだなと実感させる。ここからはもっぱら下り基調の道となり、どんどん下ってゆくと、木々の合間から布引ハーブ園が対面に眺められる地点に来る。そしてハーブ園のロープウエイをくぐって下れば、右手に新神戸駅の長細い屋根が唐突に現れ、この山行もフィナーレを迎える。
今日は、いかりのマークと神戸市章の頂を踏み、ようやく神戸市民としてのみそぎを果たした意義ある時となった。

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1/5
体力レベル
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