福岡の山 皿倉〜採銅所 登り納めの雪中大縦走
- GPS
- 13:18
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 1,858m
- 下り
- 1,883m
コースタイム
天候 | 曇 時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
|
写真
感想
今年もあちこちで沢山登ったけど、〆の登り納めは腹いっぱい歩こうと、皿倉〜採銅所駅を縦走することにしました。
メンバーは所属する山の会の健脚自慢(?)の女性二人に登山初挑戦の会社の同僚Y君。Y君はウォーキング専門で行橋〜別府100キロウォークを17時間で歩くくらいの健脚の持ち主。でも登山靴は三日前に買ったばかりで、試し歩きもままならないままのぶっつけ本番。大丈夫かな?
6:12 帆柱ケーブル山麓駅駐車場そばにある煌彩の森コースをスタート。辺りはまだ真っ暗。ヘッドランプの灯りを頼りにゴツゴツした登山路を登っていきます。皿倉平に7時過ぎに到着。日暮れが早いので、皿倉山頂はパスして先を急ぐことにしました。
市ノ瀬峠、田床峠、観音峠を順調に通過し、田代分れを過ぎた辺りから登山路に雪が見え始め、尺岳平では20センチ以上積もっていました。生憎、空は雪雲で覆われてて、時折り降る雪のせいで尺岳からの展望はナシ(><) 尺岳平で早めの昼食を取って再びスタート。
Y君の調子も良さそうで福智山手前の荒宿荘までは予定より早いペースで来れました。なんと荒宿荘は超満員で中に入れませんでした。聞いたらmixiの山グループの忘年登山だということで、昼食の真っ最中。ところが調理の熱気でムンムンしている小屋の中に山の会のメンバー夫婦がいて超ビックリ! 奇遇でした(^^)
福智山頂はさすがに風が強くて寒かったです。いくらか周囲の展望もありましたが、時間がないので楽しむ余裕もなく後半戦スタート。この先はトレースが全くなくて、牛斬山までラッセルが続きました。さすがにこの時期、ここを歩くような物好きはいないようです(^^;
この辺りからY君の調子が悪くなり、少しずつ遅れ始めました。新しい靴に慣れていないのと、睡眠不足が響いているようです。昨夜は3時間しか寝ていなかったらしい。おまけに生まれて初めての雪道歩きですからね。疲労は相当なものだったことでしょう(><)
それにしても赤牟田の辻への念仏坂は長くて苦しかった(><) 振り返ると、歩いてきた尾根の先にわずかに福智山が見えました。その後の焼立山直下の急坂の下りは滑って転んで難儀しました。最後の登りを終えて牛斬山山頂には17:45に到着。ここまでよく歩きました。既に辺りは暗くなっていて、田川や香春町の街の灯りがきれいでした。名残りを惜しみながら採銅所駅へ下山開始。足の痛いY君に合わせてゆっくりゆっくり降りて19:30に採銅所駅到着。運良く19:36発列車に乗れました。
それにしても雪の中、26キロを13時間かけて良く歩きました。初登山のY君には過酷な試練だったかな? これに懲りずに登山を始めてくれたら嬉しいけどね。それと女性群の強さは凄い。脚力、スタミナ、恐れ入りました。
とにかく登り納めにふさわしいハードな縦走で今年はオシマイ。来年も沢山登るぞ〜(^^)
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