焼肉竹の親父の山歩記 雨山(大阪府) 稜線の美しいお山

2022年01月18日(火) [日帰り]

• GPS: 04:31
• 距離: 6.9km
• 登り: 425m
• 下り: 403m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:07
• 休憩: 0:24
• 合計: 4:31

13:46 スタート地点
14:28 14:32 奥山雨山自然公園 頂上展望台
16:11 16:11 小屋谷分岐（雨山）
16:44 17:05 雨山
17:38 17:38 小屋谷分岐（雨山）
18:20 ゴール地点

写真

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撮影機器：

iPhone 12 Pro Max 512GB SIMフリー Apple

感想

鬼眞

雨山の歴史は知りませんが、アップダウンを繰り返す低く長い縦走路。
自然、稜線歩きがほとんどになります。

ダムや溜池、周辺の村の家々、また、アルプスのように連綿と続く山並み。

まだ見ぬ景色を求めてハイカーは山を登るのでしょうが、一つ一つの山行きがもう2度と体験できない貴重さを持っています。

そこで出会い、言葉を交わす人たちともおそらくもう会うこともない確率が高いです。

出会いと別れを繰り返す人生の縮小版とでも言えるでしょうか。

雨山頂上手前の崖の上、張り出した場所で三脚を立ててカメラのシャッターを切る人の姿がありました。
私と同じくらいの年配の男性です。

山や山並みに沈む夕陽を撮影されていたのでしょうか、それとも、麓の集落が住む所で、上空から人生を俯瞰されてたのでしょうか。

つい自分と同じ考えを、山に来る意味を他者に投影してしまいます。

山の歴史や付近の文化を知らずとも、自身のこれまでの遍歴は分かります。
高いところは神にでもなった気にさせ、本当は猿レベルなのに、天下を取ったみたいに。

時に山は、自然は、幾千冊の本を読むよりも多くのことを心の奥に語りかけてくるもののようです。

目を凝らし、耳を澄まし、そんな目に見えず音鳴き声を探しています。