早池峰山(握沢〜アイオン沢・周回)


- GPS
- 06:57
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,594m
- 下り
- 1,574m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4台程度駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆駐車場〜門馬コース登山口 ・ひたすら林道をシール歩行。 ・この日はトレースがあった。 ・積雪量は多くないのでラッセルしてもそれほど苦労しなさそう。 ◆門馬コース登山口〜尾根取付き(5合目) ・握沢登山道沿いをトラバース気味に歩く。 ・橋やら倒木やらがうるさいが普通に歩ける。 ・少しアップダウンがあるので下山ではあまりつかいたくない。 ◆5合目〜早池峰山 ・樹林が濃い!さすが太平洋側。 ・よって夏道を外すとコースが取りづらい。夏道通りに登った方が良い。 ・1600mから上は開けてくるがシュカブラとかエビのしっぽだらけなので歩きにくい。ということで基本歩きやすいところはほとんどない。 ◆早池峰山〜アイオン沢(スキー滑走) ・上部はシュカブラとかモンスターを縫うように滑走。 ・沢筋はグラニュー糖のパウダーなのでまずまず滑りやすかった。 ・ラストは林道滑走。林道以外はスペースが取れないのでほぼ滑れない。 |
その他周辺情報 | 盛岡の喜盛の湯 http://kimorinoyu.com/ スーパー銭湯。680円の炭酸泉がぬるくて良い。 食事もできて素晴らしい。 |
写真
感想
今年も東北遠征の季節がやってきた。
遅めの夏休みを山スキーシーズンのこの時期にとって10連休を作った。
天気予報を見ながら行き先を決める…うーんやっぱり太平洋側の方が天気が良さそう。
2年前に行ってガスガスで景色が見えなかった早池峰山に行こう。
前回は小田越からメジャールートを行ったが今回は北面門馬コースから攻めてみる。
アイオン沢の記録はあるようだが握沢から行った記録は見当たらない…行けるのか?
行ってみないとわからない、こういうアドベンチャーが楽しい。
3時過ぎに早池峰林道の除雪終了地点からスタート。ラッセルはほとんどないだろうと今日はポンツーン159cmで来た。
林道には前日のものと思われるトレースが残っていたのでありがたく使うが細板のトレースだったのでちょっと難儀した。
トレースはアイオン沢へ向かっていたが自分はノートレースの握沢へ踏み込む。未知の世界だ。
林道歩きは終わって登山道へ突入。
早池峰山はやっぱり森が濃い。太平洋側の山だ。まるで八ヶ岳みたい。縞枯山で山スキーした時のことを思い出した。
夏道を外すと歩くスペースが取れないのでひたすら夏道歩き。我慢が続く。
握沢から尾根に取り付き本格的な登山が始まる。やっぱり木々が濃すぎて下りでは使えないな。
かなりテクニカルな登りを強いられたがこれもトレーニング。山スキーヤーはどこでも登れるようになりたい。
1,500mを過ぎたあたりで視界が開ける。山頂にはガスがかかっている。また視界がないのか・・・
濃い樹林は終わって今度はシュカブラゾーンへ。これはこれで歩きにくい。カチカチゾーンも出てきたのでクトーを着けてガシガシ歩く。
北面なので普段から風が強いのだろう。今回は風が弱い予報だったのでこちらからアプローチしたがタイミングが良かったようだ。
1800mを超えてあと100mちょいというところで雲が薄くなってきた。
おお!晴れた!
なんというタイミング。ちびモンスター軍団が見えてきた。山頂もすぐそこだ。
ペースを上げて稜線まで登っていくと河原坊方面が見えた。めちゃ雪が少ない!北面から来てよかった。
南からアプローチしていたら林道以外はスキーが使えなかったかも。
風も弱くて素晴らしい。岩手山も良く見える。
記念撮影したらのんびり滑走準備して下山開始。アイオン沢から降りる。
やはり上部はシュカブラだらけで我慢の滑りが続く。
楽しくはないが歩きたくはない。スキーでよかった。
中腹から沢に入るとグラニュー糖のようなパウダーが残っていた。
うん、楽しい。これだけでも滑れてよかった。
新しい登りトレースがあった。やはり天気がいいので何人か登ってきているようだ。
林道に合流したらトレースに乗ってボブスレー。ラストは勾配が緩くなるので押し歩き。
白山の林道に比べればよっちゃん。結構登りで時間を食ったように感じていたが終わってみれば7時間弱のスピード山行だった。
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