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記録ID: 403789
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ハイキング
東海

日向林道(千頭ダム〜新逆河内吊り橋)

2014年01月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:00
距離
11.6km
登り
765m
下り
766m

コースタイム

日向林道千頭ダム・お立台アプローチ地点9:37‐10:17寸又橋‐10:50源平崩れ10:53‐11:03吊り橋ビューポイント‐11:13無想吊り橋下降点‐11:18無想吊り橋12:22‐14:37日向林道千頭ダム・お立台アプローチ地点‐15:00天地吊り橋15:14‐15:24千頭ダム‐16:08寸又峡温泉
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
 天地索道の谷川起点から軌道跡を川上に通行する一個目に通過する林鉄隧道(今現在崩壊土砂で埋まって外観が見えない)の上辺りを通過する地点の日向林道の崩壊箇所がかなりキビシイ感じになってきていた。下手こくと百m強直滑降で寸又川に行けそうだった。
日向林道。
このカーブミラーの右横を下れば千頭ダム、この視点から180度向き直って木段を上って道を進めばお立台。本日はどちらでもなく日向林道を逆河内(さかさこうち)へと進んでいく。
2014年01月02日 09:37撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 9:37
日向林道。
このカーブミラーの右横を下れば千頭ダム、この視点から180度向き直って木段を上って道を進めばお立台。本日はどちらでもなく日向林道を逆河内(さかさこうち)へと進んでいく。
林道はまあこんな感じで荒れ気味。でも千頭ではデフォルトなクオリティ。
2014年01月02日 09:48撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 9:48
林道はまあこんな感じで荒れ気味。でも千頭ではデフォルトなクオリティ。
寸又橋までの間でここが一番荒廃が進む崩壊地点。眼下の寸又川の方には林鉄軌道上に隧道がある地点。この土砂で隧道は既に埋没して見えなくなっている。
2014年01月02日 10:01撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 10:01
寸又橋までの間でここが一番荒廃が進む崩壊地点。眼下の寸又川の方には林鉄軌道上に隧道がある地点。この土砂で隧道は既に埋没して見えなくなっている。
寸又橋が見えて来た。
2014年01月02日 10:17撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 10:17
寸又橋が見えて来た。
ロボット雨量計通信線(天地測水所)の標柱。ついに倒れてしまっていた。取り合えず根元に石を積んで固定し立て直しておいた。ここの階段斜面を下ると林鉄の軌道跡に渡る吊り橋がある。
2014年01月02日 10:22撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 10:22
ロボット雨量計通信線(天地測水所)の標柱。ついに倒れてしまっていた。取り合えず根元に石を積んで固定し立て直しておいた。ここの階段斜面を下ると林鉄の軌道跡に渡る吊り橋がある。
源平崩れにある隧道。斜面が崩れて穴部の右上辺りがが見えてきている。
2014年01月02日 10:50撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 10:50
源平崩れにある隧道。斜面が崩れて穴部の右上辺りがが見えてきている。
隧道を別角度から。
ここは帰路にでも寄っていこうと、先を急ぐ事にした。
2014年01月02日 10:53撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 10:53
隧道を別角度から。
ここは帰路にでも寄っていこうと、先を急ぐ事にした。
無想吊り橋が見える地点に到着。
2014年01月02日 12:39撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 12:39
無想吊り橋が見える地点に到着。
2014年1月2日の無想吊り橋遠景。
明らかに足場板がそっくり返っているは長いスパン無いわが確認出来、この時点で「この橋終わったな」と実感。
2014年01月02日 11:03撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 11:03
2014年1月2日の無想吊り橋遠景。
明らかに足場板がそっくり返っているは長いスパン無いわが確認出来、この時点で「この橋終わったな」と実感。
約2年前、2012年2月の吊り橋遠景。
2012年02月19日 13:32撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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2/19 13:32
約2年前、2012年2月の吊り橋遠景。
同じような画角から2014年1月2日の吊り橋遠景。
一目見ただけで吊り橋に使われている木の量が一年前の半分ほどになっている。
2014年01月02日 12:41撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 12:41
同じような画角から2014年1月2日の吊り橋遠景。
一目見ただけで吊り橋に使われている木の量が一年前の半分ほどになっている。
吊り橋左岸側半分。
2014年1月2日
2014年01月02日 11:03撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 11:03
吊り橋左岸側半分。
2014年1月2日
吊り橋右岸側半分。
2014年1月2日
2014年01月02日 11:03撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 11:03
吊り橋右岸側半分。
2014年1月2日
吊り橋左岸側半分。
2012年2月
2012年02月19日 13:33撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
2/19 13:33
吊り橋左岸側半分。
2012年2月
吊り橋右岸側半分。
2012年2月
2012年02月19日 13:32撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
2/19 13:32
吊り橋右岸側半分。
2012年2月
この注意書きのところから吊り橋へとアプローチ道がある。だいぶザレてはいるので自己責任で。
2014年01月02日 11:12撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 11:12
この注意書きのところから吊り橋へとアプローチ道がある。だいぶザレてはいるので自己責任で。
左岸側の主塔が見えてきた。
2014年01月02日 12:22撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 12:22
左岸側の主塔が見えてきた。
風の影響で劣化が激しい右岸側半分から死んでいくと思っていただけに、左岸側が先に壊れるとは思わなかった。
2014年01月02日 11:29撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 11:29
風の影響で劣化が激しい右岸側半分から死んでいくと思っていただけに、左岸側が先に壊れるとは思わなかった。
落橋部は川上側の主索から踏み板を支持する横板の番線が全て外れてしまっている。
2014年01月02日 11:30撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 11:30
落橋部は川上側の主索から踏み板を支持する横板の番線が全て外れてしまっている。
まさかこの部分が最初に逝ってしまうとは・・・。
2014年01月02日 11:26撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 11:26
まさかこの部分が最初に逝ってしまうとは・・・。
見事に川上側に踏み板がずっこけている。
2014年01月02日 11:41撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 11:41
見事に川上側に踏み板がずっこけている。
もうほぼ横向いちゃっている感じ。
2014年01月02日 11:45撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 11:45
もうほぼ横向いちゃっている感じ。
林道にある注意書き板が無くてもさすがにこれを見て誰も渡ろうとは思わないだろう・・・
2014年01月02日 11:45撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 11:45
林道にある注意書き板が無くてもさすがにこれを見て誰も渡ろうとは思わないだろう・・・
糸が絡まって釣れてしまったマリオネットみたい。
2014年01月02日 12:01撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 12:01
糸が絡まって釣れてしまったマリオネットみたい。
右岸側の主塔は川上側の主索のテンションが弛んだ為か川下側にひしゃげている。
2014年01月02日 11:50撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 11:50
右岸側の主塔は川上側の主索のテンションが弛んだ為か川下側にひしゃげている。
ちなみに無想吊り橋右岸側の主塔。
2012年2月の画像。
まだ立派に建っていた。
2012年02月19日 11:55撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
2/19 11:55
ちなみに無想吊り橋右岸側の主塔。
2012年2月の画像。
まだ立派に建っていた。
こちらは2014年1月2日現在の左岸側の主塔。
 建って入るが強い風が吹くとやぐら上部が横に不気味に軋む音を出しながら左右20〜30冂度動く。倒壊するのも時間の問題だろう・・。
2014年01月02日 11:51撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 11:51
こちらは2014年1月2日現在の左岸側の主塔。
 建って入るが強い風が吹くとやぐら上部が横に不気味に軋む音を出しながら左右20〜30冂度動く。倒壊するのも時間の問題だろう・・。
おまけで右岸側から2012年2月。
だいぶ危ないがまだまだ手摺りワイヤを支持する木も残っている。
2012年02月19日 12:29撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
2/19 12:29
おまけで右岸側から2012年2月。
だいぶ危ないがまだまだ手摺りワイヤを支持する木も残っている。
同じく右岸側から2012年2月。
つくづく見事な吊り橋だと思う。
2012年02月19日 12:30撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
2/19 12:30
同じく右岸側から2012年2月。
つくづく見事な吊り橋だと思う。
右岸側から見るの吊り橋。
勿論、2012年2月。
この時すぐそこの足場板の切れているところがどうしても越えられなかった。
2012年02月19日 12:02撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
2/19 12:02
右岸側から見るの吊り橋。
勿論、2012年2月。
この時すぐそこの足場板の切れているところがどうしても越えられなかった。
無想吊り橋を逆河内と白沢の出合い付近(吊り橋のほぼ真下)から見上げたところ。2012年2月の画像。
人間の作った物とは思えないほど神々しいんだな、実際に見るとww
 今後こんなアナログ技術の粋を結集させたこのようなキ〇ガイじみた構造物は日本で作られる事は無いと思う。
2012年02月19日 11:29撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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2/19 11:29
無想吊り橋を逆河内と白沢の出合い付近(吊り橋のほぼ真下)から見上げたところ。2012年2月の画像。
人間の作った物とは思えないほど神々しいんだな、実際に見るとww
 今後こんなアナログ技術の粋を結集させたこのようなキ〇ガイじみた構造物は日本で作られる事は無いと思う。
吊り橋から戻り千頭ダムへ向けての帰路、源平崩れにある鉄橋&隧道のビューポイント。桁から落ちてしまっているガーダー橋が両手両足でこれ以上谷に落ちまいと頑張っている。
2014年01月02日 12:59撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 12:59
吊り橋から戻り千頭ダムへ向けての帰路、源平崩れにある鉄橋&隧道のビューポイント。桁から落ちてしまっているガーダー橋が両手両足でこれ以上谷に落ちまいと頑張っている。
往路に見た隧道へ降りてみた。
2014年01月02日 13:02撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 13:02
往路に見た隧道へ降りてみた。
後ろを向くと源平崩れの谷間があり、先程の橋桁と隧道が同じ高さに見える。
2014年01月02日 13:04撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 13:04
後ろを向くと源平崩れの谷間があり、先程の橋桁と隧道が同じ高さに見える。
隧道の内部を隙間から撮影。さすがに何も見えるわけ無い。
2014年01月02日 13:05撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 13:05
隧道の内部を隙間から撮影。さすがに何も見えるわけ無い。
午後の陽光で天地索道のワイヤが浮かび上がった。見えそうで見えない索道のワイヤ。1000m以上もの距離を中継塔も無くワンスパンでつないでいる。
2014年01月02日 14:14撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 14:14
午後の陽光で天地索道のワイヤが浮かび上がった。見えそうで見えない索道のワイヤ。1000m以上もの距離を中継塔も無くワンスパンでつないでいる。
千頭ダム降り口に戻ってきた。
2014年01月02日 14:37撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 14:37
千頭ダム降り口に戻ってきた。
尾根筋をダム方面に下ると分かれ道。天地吊り橋方面に降りることにした。
2014年01月02日 14:43撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 14:43
尾根筋をダム方面に下ると分かれ道。天地吊り橋方面に降りることにした。
天地吊り橋に到着。
2012年02月19日 15:28撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
2/19 15:28
天地吊り橋に到着。
こちらはまだまだ元気そうな橋。
しかし渡っても右岸側にはこれ以上進む道が無いからもう現役では無いと思う。
2014年01月02日 15:00撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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1/2 15:00
こちらはまだまだ元気そうな橋。
しかし渡っても右岸側にはこれ以上進む道が無いからもう現役では無いと思う。
寸又峡温泉に帰ってきた。
2014年01月02日 16:08撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
1/2 16:08
寸又峡温泉に帰ってきた。
撮影機器:

感想

一年ぶりに訪れた日向林道と無想吊り橋。
 林道も徐々に崩壊が進んでいるが、それよりも驚いたのが無想吊り橋が一部落橋してしまっていた事。もうあと1,2年は風の当たり易い右岸側の踏み板は減れどもまんまたたずんでいるだろうかと思っていたら左岸側が一気に壊れてしまった。
2011年末辺りから毎冬シーズン訪れていたので、何か最後を看取ってしまったような気がした。
色々な物事が進んでいく世の中で今後このようなダイナミックでいて繊細でセクシーな構造物が登場する事は無いような気がする。
 ご苦労様、ありがとーございました、と思った。

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