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記録ID: 404788
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雪山ハイキング
房総・三浦

大雪の日に  源氏山  昔の英雄に逢いに行く

2014年02月08日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
3.8km
登り
88m
下り
70m

コースタイム

10:11 鎌倉駅
10:32 銭洗い弁財天
10:43 源氏山公園 源頼朝像
10:50 日野俊基墓 葛原ヶ岡神社
11:13 浄智寺
11:20 北鎌倉駅




天候 雪 下山途中より吹雪
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
鎌倉駅から歩き始め、銭洗弁天を通り源氏山へ
葛原ヶ岡神社を通り北鎌倉駅へ
コース状況/
危険箇所等
この日は関東で記録的な降雪があった日である。
普段とは全く異なる道の状況である。
銭洗い弁財天は結構人がいてにぎわっている。
それより上はぐっと足跡が減る。ちなみに葛原ヶ岡神社〜浄智寺は逆のふみ跡が1人分(消えかかっている)
葛原ヶ岡神社あたりから吹雪く。

降りた後は横須賀線、東海道線と乗継ぎ、平塚・太古の湯に行く。
2時間で1260円、この値段にしないと人であふれるんだろうなあ。 
 雪の鎌倉駅前です、こんな日もあるんですね。
2014年02月08日 10:11撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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2/8 10:11
 雪の鎌倉駅前です、こんな日もあるんですね。
 鎌倉駅西口、江ノ電の改札があります。江ノ電もこの後運行を停止するんですよね。もちろん、横須賀線も・・・。
2014年02月08日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 鎌倉駅西口、江ノ電の改札があります。江ノ電もこの後運行を停止するんですよね。もちろん、横須賀線も・・・。
 道路わきのつつじにも雪がどっさり積っていました。
2014年02月08日 10:21撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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2/8 10:21
 道路わきのつつじにも雪がどっさり積っていました。
 そんな歩道を一直線に進む跡。自転車に乗っている人もいるんですね。
 私は北海道人ですので雪道の自転車は慣れていますが・・・。(ちなみに年賀状は高校生のアルバイトが自転車で配達しますし、ピザは冬でもバイク出来ます。)
2014年02月08日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2/8 10:23
 そんな歩道を一直線に進む跡。自転車に乗っている人もいるんですね。
 私は北海道人ですので雪道の自転車は慣れていますが・・・。(ちなみに年賀状は高校生のアルバイトが自転車で配達しますし、ピザは冬でもバイク出来ます。)
 この交差点を右へ、鎌倉は表示が充実しているので道迷いが少ないですね。
2014年02月08日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 この交差点を右へ、鎌倉は表示が充実しているので道迷いが少ないですね。
 少し登っていくとこんな風景が見えます。
2014年02月08日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 少し登っていくとこんな風景が見えます。
 銭洗い弁天にやってきました。ここで私は200円を洗いました。有意義に使おう。
2014年02月08日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 銭洗い弁天にやってきました。ここで私は200円を洗いました。有意義に使おう。
 源氏山公園に到着しました。この山一帯が公園なんですよね。
2014年02月08日 10:39撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
2/8 10:39
 源氏山公園に到着しました。この山一帯が公園なんですよね。
 今日一番の吹き溜まり。50cm位はあるでしょうか。化粧坂切通しから風が吹き上ってきています。
2014年02月08日 10:42撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 今日一番の吹き溜まり。50cm位はあるでしょうか。化粧坂切通しから風が吹き上ってきています。
 源頼朝像、こんな姿はなかなか見えないのでは。
2014年02月08日 10:43撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 源頼朝像、こんな姿はなかなか見えないのでは。
 アップで寄ってみましょう。髭が白くておじいちゃんの様です。50歳代で亡くなっているので髭が白髪になったかもしれません。
2014年02月08日 10:44撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 アップで寄ってみましょう。髭が白くておじいちゃんの様です。50歳代で亡くなっているので髭が白髪になったかもしれません。
 裏から見たところです。かなり精巧な作りになっています。
2014年02月08日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 裏から見たところです。かなり精巧な作りになっています。
 化粧坂切通し、鎌倉時代の重要な道路です。そしてかなり急坂です。
2014年02月08日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 化粧坂切通し、鎌倉時代の重要な道路です。そしてかなり急坂です。
 しばらく歩くと、日野俊基墓があります。
2014年02月08日 10:50撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 しばらく歩くと、日野俊基墓があります。
 鎌倉幕府が終焉の際に後醍醐天皇に味方し、最後はこの地にて果てた日野俊基の墓です。なお、この横が葛原ヶ丘神社なのですが、撮った写真がうまく変換されず、消えてしまいました・・・。
2014年02月08日 10:51撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 鎌倉幕府が終焉の際に後醍醐天皇に味方し、最後はこの地にて果てた日野俊基の墓です。なお、この横が葛原ヶ丘神社なのですが、撮った写真がうまく変換されず、消えてしまいました・・・。
 葛原ヶ岡神社からの下山道、浄智寺に向かいます。
2014年02月08日 10:59撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 葛原ヶ岡神社からの下山道、浄智寺に向かいます。
 サラサラの雪道を踏みしめながらの下り道、スリップに注意です。
2014年02月08日 11:09撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 サラサラの雪道を踏みしめながらの下り道、スリップに注意です。
 下ります、下ります。
2014年02月08日 11:10撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 下ります、下ります。
 山茶花が寒そうに咲いています。
2014年02月08日 11:10撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 山茶花が寒そうに咲いています。
 浄智寺に着きました、雪の鎌倉は写真を撮るためにたくさんの写真家さんが訪れます。ここにも10名ほどのカメラマンさんがやってきておりました。
2014年02月08日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 浄智寺に着きました、雪の鎌倉は写真を撮るためにたくさんの写真家さんが訪れます。ここにも10名ほどのカメラマンさんがやってきておりました。
 お寺や神社と雪、なかなかいい風景ですね。
2014年02月08日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 お寺や神社と雪、なかなかいい風景ですね。
 浄智寺山門入口です。
2014年02月08日 11:15撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 浄智寺山門入口です。
 北鎌倉駅に向かいますか、さぁ、温泉だ温泉だ。
2014年02月08日 11:18撮影 by  Canon PowerShot SX280 HS, Canon
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 北鎌倉駅に向かいますか、さぁ、温泉だ温泉だ。
撮影機器:

感想

 今日は関東で記録的な大雪の予報が出ている、そして朝から私が住んでいる三浦半島でも雪が降り出している。
 そんな中、この雪の写真を撮らなければもったいないと、朝一で逗子と葉山の境にある長柄桜山古墳群を写真に収めてきた。これについては以下のレポートを参考にしていただきたい。

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-404748.html

 葉桜バス停に着いてから。「なんだか歩き足りないいなあ」と思い、鎌倉の英雄に逢いに行くことにする。そう、源頼朝である。源氏山公園には源頼朝像があり何度か来たことがあるのだが、雪の日に来たことはない。これは良い写真が取れそうだと逗子駅から鎌倉駅に向かう。鎌倉駅はやはり雪、風が少し出てきていたように感じる。

 西口に回りそのまま佐助方面に歩き始める。道路はタイヤチェーンの音がしきりと聞こえる、でも交通量は少なめだ。そんな中、自転車の跡を見つける。こちらでも雪で自転車に乗る人がいるんだ・・・と感心する。
 私は北海道民なので冬でも結構自転車に乗っている。年賀状は高校生アルバイトが自転車で運んでくるし、郵便局員やピザの宅配などはバイクでやってくる。バイクこそスパイクタイヤを履いているが自転車はノーマルタイヤしかない、それでも「急」という行動をとらない、迷ったら押して歩く、この2点を守れば十分自転車で移動することはできる。妙に懐かしく思えた。

 分岐を右に回りそのまま歩く。途中ソリで遊んでいる中学生を発見、そりゃあうれしいだろう。少し上り坂になったところで銭洗い弁財天に到着。
 中に入ってお金を水で洗い、有意義なことに使うと10倍以上にもなって戻ってくるらしい。お札を洗う人もいるが私は200円を出して洗った。
 ここまでは結構人が来た形跡もあるし、神社の宮司さんもたくさん勤務していた。ここから上部はめっきり人の足跡が減る。

 さらに登ると源氏山公園にたどり着く。まずは頼朝様がどうなっているか見に行くこととする。その途中に大きい吹き溜まりを発見。化粧坂切通しから風が吹き上げてくるのだ、50cm位はあるだろうか。それをよけ、いよいよ頼朝様と対面である。
 源氏山公園の頼朝様は寒そうに座っていた。体や顔に雪がこびりついている。顔も雪まみれになっており髭も白くなっている。老人になった頼朝さんのようである。頼朝が亡くなったのは数え年で53、満51歳である。白髪、城ひげになっていた可能性もあるのかなと思う。

 しばらく行くと、日野俊基墓にたどりつく。後醍醐天皇の倒幕運動に参加し捉えられこの地で人生の終焉を迎えた。辞世の句は「秋を待たで葛原岡に消える身の露のうらみや世に残るらん」である。なお、南朝の正当性が認められると再評価され官位を送られた。そして、この地に神社が作られたのである。したがって、葛原ヶ岡神社の祭神は日野俊基である。

 次は、葛原ヶ岡神社に向かう。現在よく知られている縁結び神社である。誰かと縁を結びたいなあと、お賽銭を揚げ、200円のおみくじを引いてみることにする。機械式で100円玉2枚を入れるとおみくじが出てくるしかけの様である。私はここで銭洗い弁財天で洗った200円を使うことにする・・・さて・・・結果は・・・。
 何と、機械が壊れおみくじが出てこなかったのである・・・。しかも、社務所には誰もいない。そして撮った写真はなぜか葛原ヶ岡神社と北鎌倉駅だけエラーにより失われている。踏んだり蹴ったりだ・・・。絶対に縁はないのだろうなあ。

 その後は北鎌倉に向けて下山である。登山道であり土と木の根っこの道である。しかし一面の雪で根っこの上をまともに踏むと滑る。逆向きの足跡があったのでそれを参考にトレースしていく。急下りでは気をつかまりながら慎重に降りていく、こんな所で転びたくはない。
 雪を踏む感覚を楽しみながら浄智寺にたどり着く。お寺と雪の風景、10人くらいのカメラマンが風景を撮影しに来ていた。私も数枚撮影する。中からは読経が聞こえる。

 あとは北鎌倉に向かうのみである。このころから風が出てきて吹雪になってきていた。

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