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Yamareco

記録ID: 406312
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白鳥山

2014年02月11日(火) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 富山県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:44
距離
9.6km
登り
1,100m
下り
1,107m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

上路除雪終点駐車場所5:06-6:55 621m標高点-8:17 881m標高点8:24-10:02白鳥山11:01-11:44上路神社脇-11:51駐車場所
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸道朝日ICから国道8号線を東進、県境の境川沿いに上路の集落へ、集落抜けて除雪の終点に駐車
コース状況/
危険箇所等
登りは尾根筋を忠実に辿っていけば良い。標高400-600mの間は土日のトレースに乗れたが、後はノートレース。スキーで踝か脛下程度のラッセルが多いが、時々膝まで潜る。
暗い中、榀谷川の橋の脇から入山
2014年02月11日 05:06撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 5:06
暗い中、榀谷川の橋の脇から入山
621mの標高点辺りの朝焼け
2014年02月11日 06:57撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/11 6:57
621mの標高点辺りの朝焼け
850m辺り、斜めに日が射す斜面を登る
2014年02月11日 08:01撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/11 8:01
850m辺り、斜めに日が射す斜面を登る
樹氷が美しい
2014年02月11日 08:05撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
2/11 8:05
樹氷が美しい
目指す山頂が見えた。小屋も見える。
2014年02月11日 08:13撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/11 8:13
目指す山頂が見えた。小屋も見える。
薄くガスってしまったが、山頂はすぐそこ。
2014年02月11日 09:55撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 9:55
薄くガスってしまったが、山頂はすぐそこ。
白鳥小屋。冬季入口は裏手の梯子からの二階の窓。
2014年02月11日 10:02撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/11 10:02
白鳥小屋。冬季入口は裏手の梯子からの二階の窓。
小屋内は快適空間。
2014年02月11日 10:22撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
2/11 10:22
小屋内は快適空間。
爽快パウダー滑降斜面。
2014年02月11日 11:07撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/11 11:07
爽快パウダー滑降斜面。
今日会った一人目のスキーヤー
2014年02月11日 11:10撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/11 11:10
今日会った一人目のスキーヤー

感想

北アルプス最北の1000m峰である白鳥山、昨年9月に栂海新道を走破した時に通った。その時から冬に再訪したいと思っていた。冬の一般ルートは上路からの西北尾根か北斜面だが、西北尾根の方が記録も多くルートも解り易そうで、先ず選ぶべきはこちらだろう。

 上路の集落の東端にある神社の脇から取り付けると言うが、除雪の終点はそれより200mほど奥に行っており、車を止める場所もそこしかなさそうだ。神社までは戻らずに榀谷の橋を渡って直ぐに、杉林の中へ分け入った。尾根の末端から登って行くがしばらくは藪がうるさい。下りに判ったが神社から入ってきて小脇谷よりの横っ腹から登った方が良かったようだ。標高350m辺りで土日についたと思われるトレースが見つかり、それに乗って調子よく登って行く。これなら今日は楽勝だとこの時は思ったが、621mの標高点から上では殆ど見えなくなり、概ね脛位の、時に膝までのラッセルとなった。

 標高650mから800mの間がこのルート一番の急坂だが、ジグザグを刻んで登って行けば特に苦労する箇所はなかった。881mのピークを越えると展望がよくなり、特に白鳥山山頂までのルートが見渡せて山頂の小屋が認識できる。ただそれはまだはるか先、あそこまで歩くのかという気もしてくる。直線距離は1800m程なのだが。

 1000mを越えてからの方が沈み量は少なくなり、概ね踝程度である。標高1100m前後と1150-1200の間の二か所が壁の様に遠目には見えたが実際は大したことはない。それらを過ぎて稜線に達すると傾斜は緩んで直線的に歩け、山頂小屋が一旦見えなくなって、再び見えたらもう目の前だ。一頑張りで5ヶ月ぶりの白鳥山頂に到達。一時期晴れていのに登頂時は曇ってしまったが、犬ヶ岳と初雪山がうっすらと見えていた。

 山頂小屋は凍り付いているが雪に埋まってはいなかった。正面入口の反対側、西側の壁に梯子が取り付けられており、二階の窓が冬の入口になっている。窓から入り込んで先ずは一息。清潔に保たれた快適空間である。単独の冬山では行動食だけで済ますことが多いが、今日はこの小屋のランチタイムを楽しもうと用意してきた。といってもビール1缶とラーメンだが、生麺感覚で定評のある麺を選び、生葱と焼き豚を持って来た。美味くて暖かいひと時を過ごした。

 一時間の滞在後、さて滑降だ。先ずは山頂からの緩斜面をゆるくスラローム、パウダー快適! 西北尾根に入るとスキーヤーが一人登って来てご挨拶。その後もう一人見つけたが、ちょっと距離があって手を振ったが気がついてもらえなかったようだ。快適パウダーは続き、急坂も楽勝、疲れないので休まない。621mより下では雪が重くなったが、滞ることなく最下部の緩斜面に飛び出し、そこも高速で間も無く神社脇に到達。山頂から45分で下りてきた。気持ちよかった。また来たい、今度は北斜面にしようか。

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