しまなみ海道2
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- GPS
- --:--
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 310m
- 下り
- 291m
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
2014年3月23日(日)
6時起床。子ども達を起す前に自分の荷造りを済ませ、7時前に起して荷を外にださせて外の机でそれぞれに朝食を摂らせる。Y女史が買ってくれた伊予かんが好評。7:40に記念撮影して出発。
多々羅CP場から今治のサンライズ糸山までを約25kmと踏む。CP場からR317に出る手前のコンビニで自分の弁当を買い、8時頃、村上三島記念館の先で海岸線に出る。その先からは国道の外側に護岸堤があり、国道との間はよく見られるようなヨシ等が生えた水たまりになっていて、自分はその護岸堤を歩く。護岸堤は4km以上続き、その間に、古城島甘崎城址と言う島の史跡や、みたらしの水,横殿宮跡等の史跡があった。
1時間ほど歩いて小休止の後、みたらしの水で美味しい水があるなら補給させようとしたが水は出ず(9:12)、また横殿宮跡にも寄って見たが(9:16)、説明版はおろか、それらしいものが何もなく拍子抜けする。
横殿宮のすぐ先の海に2つの小さな岩礁があり、その向こうに伯方島伊方と思われる入り江が見える辺りから自転車道が右折していて『大三島橋へ1.4km』の標識を見る。つづら折りのその道を登ること15分あまりで大三島橋が見え、さらに4分で小さな休憩所に着く。
鉄棒のあるその小公園で少し遊んで9:50、大三島橋の歩道に入るとすぐにトイレがあり、用を済ませて大三島橋を渡り始める。その時、向島のR317に出た時に反対歩道を足速に通り去った2人の女性を見かける。相変わらず足が速い。
大三島橋はわずか328mと言う短い橋で、しまなみ海道で唯一のアーチ橋だが、本四連絡橋の中では最も早く(1979年)出来た橋で、アーチ間の長さ297mは完成当時日本で最長だったとある。
10:15,橋を渡り終えて伯方島に入って再び自転車道を下ると広めの場所があり、そこからショートカットしたりしながら一気に下って伊方と言う所でR317に出る。しばらく高速道路下を並行して歩き、10:40,ちょっとした丘の土手で小休止。その少し前からAoiの疲れが目立ち始め、年上のAzuやTubに負んぶされたりするようになる。
すでに45kmを歩いている体の小さいAoiはそろそろ限界と考え、Y女史に次の適当なポイントで収容してもらうよう連絡する。ところが、Aoiの様子を見ていたSorとMynが弱音を吐き始めたので、伴走車があまり目に入らないように先に行ってもらう。
11:15,伯方島IC入り口のコンビニに着き休憩(〜:30)。Aoiは負んぶされたり励まされたりしながら更に数分歩いて道の駅・伯方S・Cパークに到達(11:40)したところで伴走車に収容する。
ここで弱音を吐き始めた2人に引き続き歩くかどうかを確かめようとしていたが、女の子2人が見当たらず、探し廻っていると男の子達が『先に行った』と言うので大急ぎで追いかけ、次の伯方・大島大橋への登り口付近で捕まえて、引き続き歩くかどうかを確かめる。ただし、『一旦収容車に乗って、元気になったからまた歩くと言うのは無し』『ここで止めるかどうかを』決めるようにと幾分強い口調で言うと、2人とも歩くと言うので、そのまま自転車道を行く。
この自転車道も例によってくねくねと長いので法面の薮を強引に潜り抜けて上の段に上がろうとすると、後ろにいたAzuとMynがついてくる。もう少しで突破と言う所で刺だらけのノバラに捉り、イバラの無い所を見つけてやっと抜ける。Mynがすぐ後ろをついて来て道に出、Azuももう1歩の処に来ているのが見えたのでそのまま進んで大橋の入り口前で待ったが、一向に来る気配がなく、戻って見るとAzuが大泣きしていて険悪なムード。詳細は省くが仲のいい女の子同士の痴話喧嘩みたいな諍いで、2人には『仲直りしろとは言わないが、これからまだ歩かなくてはならないので、歩くことに専念する』よう,また『それが出来ないなら、次のポイントで車にってもらう』と言い置いて先を急ぐ。
12:30,伯方・大島大橋の最初の橋、伯方大橋に入る。この橋は唯一の平面橋であり、間にある身近島と言う小島で次の大島大橋とつながっている。12:35に大島大橋に入り、振り返るとSorが仲を取り持つようにうなだれて歩く2人に寄り添って要るのが見え、2つの橋を渡り終えたところで『今渡ったのは今日何個目の橋か』と言う問題を出して、まだ萎れている2人の意識を他のことに向けさせる。
12:50,橋の終点近くで自転車道の出口で待っているTomとTubの姿が見え、13:02に合流して休憩。
13:10,来島海峡大橋自転車道へ11.5km。今日の行程のほぼ半分を消化していよいよ生口島の縦断に匹敵するか、それより長いかもしれない大島の縦断コースに入る。AzuとMynは元通りに仲良く歩き始める。13:36,伴走車がやって来て小休止。Aoi元気そう。
以下、海岸線に沿ってじゃれ合いながらゆっくり進み、14時にエネオス通過。14:17に今治市宮窪支所の交差点を右折。海峡大橋まで10.0kmの表示。20分後に自転車道入り口まで8.1kmの標識通過。大橋と自転車道入り口と同一ではなく、大橋の方が1kmあまり遠くて道の駅は大橋より1.8km近い。大島北ICへの道を右に見送って道が山間部に差しかかると、石でできた観光案内版があり(14:40)、石文化運動公園とか、保健福祉センター等の看板が見られる。そこから宮窪峠を越えて吉海町へ入る頃、暑さが頂点に達し、わずかな木陰のあるバス停で休んで後続を待ち、10分休んで15時出発。なだらかな道を下って15:27,大島南IC入り口へ4kmの標識を通過。次第に市街地になり、同:35,大橋まで6.0km,道の駅まで4.9kmのコスモ横を通過。
15:45〜16:03,交番と隣り合わせの吉海支所名のバス停のベンチで5人を待って休憩。16:23,大橋自転車道入り口へ3劼良玄院て院47,大島の案内板通過。伯方・大島大橋から9.8kmを歩いた5〜6分後の16:53,突然前方に来島大橋の5つの橋塔が現れる。
17:08,道の駅吉海いきいきに到達し、この日大町から兄妹2人で追いかけてきたYuk(小4),Akr(小2)兄妹と合流する。Yuk等は大町から新幹線と特急を乗り継いで今治経由で波止浜に着き、Y女史に迎えに行って貰って宿舎のサンライズ糸山で合流する予定だったが、Yukに来島海峡大橋を歩く意志があるかどうかをメールで尋ねると『歩きます』と言う返事だったので、女史に大島につれて来てもらった。
17:28出発。ここから大橋までは1.8km,そして来島海峡大橋はきっちり4kmあるので、終点まではまだ7km近くを残す。この海峡大橋に上がるための自転車・歩行者道がまた凄いことになっている。 道は一旦高速道路を潜った先で左折し、長い通路を通って通った先で原チャリと自・歩道が分れて来島海峡第1大橋に入って行く。
子ども達はジェットコースターのようなこのアプローチが楽しくてたまらないらしく、2人の新たな仲間を得た勢いもあって一斉に走り出し、アッと言う間にループを駆け上がって大橋に到達。こうなったらどんどん進んでしまって追いつけるものではなく、自分としては最高のロケーションで夕陽を見る機会を得たので追いかけるのをやめてゆっくり行く。
それから3つの橋を渡りきるまでの1時間余は、橋と島と夕陽の織り成す美しい瀬戸の夕暮れにゆったりと浸って過ごす至福の時と言う他ない最高の体験となる。橋について語ることは多々あるが、別の機会に譲ることにする。
以下、18:17日没。次第に暗さを増して行くも道半ばで18:27に第3大橋に入り、18:54似第3大橋を渡り終えたが、カメラのストロボが効かなくなって写真を諦め、登る時と同様にループを下って地上に下り、先行する子ども等と合流。サンライズ糸山に到達して四国入りを果たす。
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