八ヶ岳 天狗岳 BC 最高の展望とまあまあのパウダー

2014年03月11日(火) [日帰り]

• GPS: 08:33
• 距離: 10.9km
• 登り: 963m
• 下り: 964m

コースタイム

6:50渋ノ湯-9:14黒百合ヒュッテ9:40-11:22東天狗岳山頂-東天狗岳北西面を滑る-12:27西天狗岳山頂-西天狗岳東面とコルから北側に下る斜面を一番下まで滑る-14:07黒百合ヒュッテ-15:07渋ノ湯

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

渋ノ湯までの道路には前夜降ったと思われる5cmほどの雪が積もっていました。
渋ノ湯の駐車場は必ず先に受け付けを済ませてから車を停めるようにしましょう。（その方が楽です）

コース状況／危険箇所等

黒百合ヒュッテまでの登山道には前夜の新雪が10cmほど積もっていましたが、さらさらで歩行に支障はありませんでした。登山道はしっかりした深いトレースがあり、迷いようがありません。
稜線は雪が飛ばされてかりかりの部分も多く、アイゼンは必須です。

写真

渋ノ湯に向かう途中、朝日を浴びて赤くなった北アルプスがきれいに見えていました。

渋ノ湯の登山口。雪は多いです。

黒百合ヒュッテ近くに来るとミニモンスターとなった木も。

黒百合ヒュッテ。

中山峠。

最初の雪壁は吹きだまりで雪が深くなっていました。

天狗岳が目の前に見えてきます。

北アルプスもくっきりと。

雪の斜面はそこそこ急です。

登り切るとその先はかりかりの斜面が続きます。

なにか撮影している人たち。

西天狗岳も積雪が増え、滑るには快適な状態になりました。コルから北に下る斜面も藪もすっかり埋まり状態は良さそうです。今回は写真の右端より先まで滑れましたよ。

東天狗岳山頂手前の斜面が滑れそうでしたので、今回はここをまず滑ってみます。

東天狗岳山頂。風は10mほど。とにかく極寒です。

西天狗岳。あの真っ白な東斜面を後で滑ります。

西天狗岳をズーム。

ではここから滑ります。

堅めのバーンの上にさらさらの新雪が10cmほどでした。

標高差100mほどを滑ってから、コルに向けて登り返します。

登山道に合流。

これから滑る西天狗岳東面。滑りが楽しみです(^^)。

山頂が見えてきました。

西天狗岳山頂の標識も、出ているのは40cmほどになりました。

南八方面。

南アルプス方面。

中央アルプス、御嶽山方面。

北アルプス方面。

北八、蓼科山方面。

浅間山方面。

東天狗岳。

金峰山方面。

ではこの斜面を滑り降ります。

思ったより風の影響を受けていましたが、ノートラックバーンにシュプールを刻んで滑るのは気持ちが良いです。

だんだんと北側に進路を変えます。

シュプールを眺めます。

北側に下っていく斜面ですが、少し木が増えますが、短い距離です。

その先には比較的広いオープンバーンが続きます。

下るほどに風の影響も少なくなり、雪は柔らかく深くなっていきました。

最後はさらさらディープパウダーでした(^^)。

この先は森が密になりますので、天狗の奥庭の方にトラバースしていきます。

登り返して天狗の奥庭の登山道に合流します。

天狗岳を最後にもう一度眺めます。

東天狗岳をズーム。シュプールも見えています。

コルをズーム。オープンバーンのシュプールがここからでもはっきりと見えました(^^)。

最後に黒百合ヒュッテまで一滑り。

感想

Fujimori-W

今週後半は標高の高いところで降雨が予想されましたので、ぜひ状態の良い時にもう一度滑りたいと、快晴となったこの日、今シーズン3回目となる天狗岳にバックカントリー（テレマークスキー）に出かけてきました。渋ノ湯から黒百合ヒュッテ経由で東天狗岳まで登り、東天狗岳北西面と西天狗岳東面、そしてコルから北側に下る斜面を滑ってみましたが、下るほどに雪は柔らかく深くなっていきました。
また厳冬期並みの強い冷え込みで、クリアな大展望もすばらしかったです。

詳細は以下をご覧下さい。
http://www.fujimoriworld.com/shumi/2014/2014-03-4telemark/2014-03-4telemark.html