猿ケ馬場山


- GPS
- 08:58
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,563m
- 下り
- 1,563m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はないが下部の杉林は落葉スキー |
その他周辺情報 | 道の駅飛騨白山のしらみずの湯(まだ湯量不足で露天風呂は休止中) |
写真
感想
快晴予報の猿ケ馬場山へ11年ぶりに登ってきた。
まだ薄暗い5時過ぎにシートラでヘッデン点けてスタート、であい橋を渡り林道の除雪終了点から取り付く。しばらくツボで進み、標高700m付近でシール登行に切り替えた。
最初は尾根筋を登り始めたが杉の落葉や枯れ枝が煩くて谷筋へ移動、宮谷林道へ出て400mほど進んだところから帰雲山コースを辿る。帰雲山ピークの少し手前で背後に白山が樹々に邪魔されることなく完全な姿を見せてくれた。
帰雲山ピーク周辺は立派なブナの木が林立していた。ここでしばらく休憩、猿ケ馬場山山頂部が良く見えるがまだ遠い。
少し下ってから傾斜の緩い斜面を延々と登りようやく山頂到着。白山は近くに見えるが北アルプスは霞んで薄っすらとしか見えない。シルエットから剣辺りから乗鞍辺りまで辛うじて認識できた。
風も弱く、ここで1時間以上のんびり過ごしてしまった。
後はお楽しみの滑走、オオシラビソ平から急斜面に入る。第2渡渉点を過ぎ、第1渡渉点で宮谷林道を見落としてしまい、30mほどカニさん登りを強いられた。ここまではザラメ雪で滑り易かった。
宮谷林道は手漕ぎを交えながら滑り下りた。
宮谷林道出会いから下はグサグサ雪となり、ツボ足跡もあって結構滑り辛くなってきた。最下部の杉林はまるで落葉スキー、落ち葉だけでなく折れた枝まであるので我慢の滑りだった。雪が切れた所でスキーを脱ぎシートラに変更。
萩町の合掌集落の間を抜けであい橋を渡って駐車地に戻った。観光客はそれほど多くはなかった。
スキーで猿ヶ馬場山は11年振りで春の時期はお初、往復同じコースを辿らず、登りは帰雲山経由で、下りは谷へ滑り込むコース。この時期でも殆ど下まで滑走可能でした(少々無理やり感あり)帰雲山までのブナの森は素晴らしく癒されます。頂上では風も無く程よい気温でランチ、この季節はこれが出来るので嬉しい。上部はザラメを期待したけど気温が高くグショグショで試練の滑りになりました。下部では案の定、杉攻めに遭い、鼻がグショグショに、テッッシュ使いまくりで鼻がもげそうです。
5:00 白川郷R156沿いの駐車スペースから出発。早朝の合掌づくり集落もいい。
5:25 萩町集落で雪があるが雪切れを想定してシートラで登る。もう大丈夫、と確認したところで板を付けて重荷から解放された。谷を行くかと思いきや尾根を登って行く。ブナに癒される林だった。途中から谷に向けてトラバースしたが、ここがちょっと怖かった。二人に大分遅れて合流した。宮谷林道から帰雲山に向けて進むとファントム親分さんパワー前回でどんどん先へ行く。僕は自分のペースを守らないと足が攣るので差は開いていく。
9:35 帰雲山頂上。だいぶお待たせしてしまったが待っててくれた。ゼリー飲料を半分だけ飲んでいく。目指す猿ヶ馬場山はまだ遠い。
11:15 猿ヶ馬場山頂上。振り返ると白山、山頂の向こうには北アルプスが霞む。乗鞍も雲と見間違えそうでした。
リリィオさんが穴を掘って掘りごたつみたいにしてくれてた。11:45 滑降開始。山頂付近はほぼフラット。板が滑り出すと眼前に白山を望む最高のロケーションだった。急斜面は春らしい雪。林道下部は隅に残ったほんの少しの雪をつないで行く。最下部は落ち葉の上をボーゲンで。
13:40 萩町集落まで来てスキーを外した。白川郷に観光客はまばら。
14:00 車に到着。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する