お爺たちの霞沢岳 頂上は遠く!!
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 939m
- 下り
- 939m
コースタイム
天候 | いい天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
共同装備 |
8mm20mザイル
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感想
今回の 失敗登山の原因は 私の こむら返り 及び体力の減衰によるものです。T先輩 Aさんには本当に申し訳ない次第です。
それでも 私には本当に楽しい登山でした。体力が落ちようが こむら返りしようが やはり仲間といく山は格別なものです!!ありがとうございました。
朝 登山口にタクシーで到着 早速フォゲット病です。スパッツを忘れてきましたww。この病気はなかなか治らない。フォゲット女史を見てればわかるでしょ!!
さて残雪期にスパッツなしはひどいことになるかも?でも先輩は大丈夫合羽のズボンでいいよ!!とご気楽!
支度もそこそこに送電塔に向かいロープをつかみ笹薮に突入。昨日の雨で笹は濡れている 合羽着用 笹薮はこれでもか これでもかと続く!登りながら これは今回不参加のTZ仙人の得意とする登山じゃないか とか思いながら 進む。 背丈に近い笹薮の下の切り開きを探しながら進むが 少しルートを外すと 笹の押し返す圧力はなかなかのものです。
それでも最初は嫌だったぐしゃ濡れにも慣れてきた 人間は変われるものだなー(強くなれる) なんて思いながら 悪戦苦闘する。
雪が出てくるも グズグズ 踏み跡も体重を掛けると ズボ!!笹の下では泥をかぶった氷 始末が悪い。(帰路 この氷でスッテンコロリン 笹を掴んで滑落せずに済んだ)
此のころより 両足の指がつり始めたので コムレケア を飲み 一安心と思いきや 今回は効き目がなかった。ただ、指だけなら痛みも我慢できるので ごまかしながら歩ける。Aさんから新たに違う薬をいただき服用するも 効かない。稜線での グズグズ雪と這松漕ぎで悪戦苦闘するころに 遂に 太もも裏までつり始める。筋肉が大きいせいか 痛みも強く動けない。二人には先に行ってもらいながら ごまかしごまかし進む 必要以上に筋肉の可動域を大きくしなければ何とか動ける。ソロソロ進む。幸い二人もハイマツに悪戦苦闘しているので ついていける。できるだけハイマツの上を伝うように進む。 岩場を超えれば雪稜なので 自分の歩幅で歩ければゆっくりでも頂上まで・・。しかし 無情にも岩場から頂上までもハイマツ漕ぎ さらにグズグズの雪が続いていた。
鬼軍曹は くじけましたwww。もう いいや !!勇気ある撤退じゃないですよwww。頂上を目の前に撤退です。お二人には申し訳ない。でも二人とも少し安心した表情をしたような? 鬼軍曹の思い過ごしですよね ゴメンなさい。
帰りは 予想通り かなり大変でした。尾根を二度ほど右に折れる場所があったので そこはきっちり先輩持参のパンツ柄の布を付けたり Aさんが枯れ木でバッテン印を作ったりしておいたので 問題はなかったのですが テープ印が遠い所や 雪渓に入る場所を探すのに 何度も三人で協議
最後は 誰かの勘を信じて進む みたいなwww。さらに雪のない急斜面は危険(ルートファインディングが間違っていたかも)でした。ザイルを出すべきでした。(Aさんが出そうよ と言ってましたが・・・ゴメンナサイ)
さらに ササ藪の下りは 道を見分けにくく あっちかな こっちかなの連続 最後は尾根を外さなければヨシ! として進みました。
鬼軍曹的勝手な判断ですが 岩場上で撤退して 良かったのかも??あそこから頂上までは あの状態では1時間ではきついし 下りも時間が掛かるはずでしたから・・・・。暗くなっちゃったらルートファインディングはかなり厳しくなったでしょう。なんて正当化してみましたwww。今回持参したアイゼンは全く不用品!!冬用の重登山靴は泥だらけ!!残雪期はアイゼンがつけられる 軽量のハイキングシューズがベストですね。冬靴で歩いたのも足がつった原因の一つかも?? 尚、下りでは 足の指だけのつりでしたので 気にせず歩いていたら知らぬ間に治っていましたwww。余談ですが、バス停に向かつて歩いていたら 上高地から下つてきたアルピコバスの運転手さんとバシツと目が合いました。すぐ停車してくださり 待ち時間なしで乗り込むことが来ました。アイコンタクトというアナログの意志疎通も捨てたものではないなあ〜。と感じたわけです。
しかし今回の登山も(いつもかな?)全くひどい登山でしたが 懲りたかというと全くさにあらずで 困難なほど楽しいので 満足です。「楽しかったね」 と言ったらAさんも無理やり相槌を打ってくれたので よかったです。お二人には迷惑をかけっぱなしでしたが(特に頑張ってくれたAさん) また困難な楽しい山行にご一緒ください。
AZ仙人もそしてM山岳会の皆さんも是非この次は如何ですか?
驚きとときめきの山行は困難(冒険心)と比例する(反論は認めません!!) あはははwww。おしまい!!
核心部先の雪稜を歩き山頂へのビクトリー道と思っていたのがハイマツの藪で愕然としました。
やはり3月末頃までが登山適期ですね。
ロープ等の荷を軽くしてもらってその負担がかかって疲れたのだと思います。ありがとうございました。
それでも やはり楽しい旅でした。久しぶりにルートファインディングに気を使い ザイルを出そうか迷い 緊張感あふれるナイス山行でした。 仲間と共有できる緊張感が最高のご褒美でした。また こんな旅をご一緒できますよう よろしくお願いいたします。6月付近でまた企画しますね。
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