ついにその日が来た!快晴の会津駒ヶ岳(で滑落付き)
- GPS
- 07:50
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,318m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:49
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
「私は百名山には興味がないんだよねぇ。各県の最高峰は興味あるけど…」
↓
「自分一人で百名山行くって、ズルくない!?」(え”、興味ないんだよね?)
↓
(自分も東北の百名山が数座になり)「私はこの山登ってないんだよねぇ…、一人で行っちゃったからさ」(…)
↓
(昨日、西吾妻山に登り残りがこの会津駒ヶ岳だけになり)「残り一座か。まぁ興味はないんだけどね、どうしてもというなら登ろうかね…にふ」
昨晩、檜枝岐の民宿は夕方からずっとザーザー降りの雨。「日頃の行いが…」と書いたが、なんと今朝起きたら驚くほどの快晴!さらにドンちゃんの十五座をサポートするため、山友が遠路はるばる檜枝岐まで来てくれた、しかもソリまで担いで。
とにかく快晴。暑いくらい。でも昨晩の雨で下は雪が重い。小屋泊の下山者に聞くと昨晩は吹雪いていて今朝は新雪たんまりとのこと。その山友は昨日、安達太良、一切経山、磐梯山の三座を登ったのに、今日も疲れた顔一つしない普通じゃない人。会津駒は途中途中で結構な急坂もありロングコース。初っ端で私がルーファイミスしてドンちゃんにイエローカードを1枚出され、その後の急坂でアイゼンを装着、黙々と登る。途中からお隣さんの燧ヶ岳がクッキリ見える。
樹林帯を抜けるとパーンと広く真っ白なバーンが見える。小屋も見える。最後の急坂を登っている先行者がありんこの隊列のように見える。昨晩降った新雪が反射し目が痛いくらいのなか、我らも急坂を黙々と登るとほぼ360度の絶景のなか、ドンちゃん、東北にある日本百名山十五座目に登れたのである。ドンちゃん、喜びでテンションMAX。
下りはソリと、ヒップソリを使用。ただ、上部ほど新雪で滑りが悪いが注目度メチャ高い(そりゃ、あんなの誰も担いで来ない)。樹林帯に入ると気温でだんだん雪が緩んできてソリが滑りやすなり、これがメッチャ楽しい。ツリーホールに落ちたりして笑ってた。
ところが急坂でkopalがBCヒップソリ。おそらく百名山踏破が終わったので、ドンちゃんが後ろからプッシュしたのかコース外に滑落し、たぶん100mくらい滑り落ちた。最初は「これは止められる」と甘く考えていたが、シャーベット状になった急坂の下りは木を避けるのが精一杯。一度、前方回転で一回転し最後は立木にキックしてやっと止まった。ドンちゃんらに心配をかけてしまったが、幸いにも怪我などなく、サポートしにきてくれてなんとかコースに戻った。
その後は大人しくトボトボと下山。これがなかなか長い。山友のサポートをkopal、ドンちゃんともに受けてめでたくドンちゃんの東北の日本百名山がひと段落したのでした。私の滑落は一歩間違えると大けがにつながる可能性があったので、みなさんもお気を付けください。
(参考記録:ドンちゃんのためにもう一度登った東北の日本百名山一覧。鳥海山、早池峰山、西吾妻山、会津駒ヶ岳)
コース定数はヤマケイのヤマタイムで29
滑落は1450m付近でした。GWに入り滑落事故が多いそうです。ご注意を!
https://news.yahoo.co.jp/articles/927877693f864ef956f35d755586f638733422c6
ソリ病みつきに注意してくださいね(笑)
危険なモノほど楽しい、まさにそれ。確かにあれは登山者をダメにしますね。そして、滑落はかなりヤバかったです。
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