大杉谷峡谷(桃ノ木山の家泊)

- GPS
- 08:54
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 3,044m
- 下り
- 2,904m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 8:16
| 天候 | 1日目 曇りのち晴れ 2日目 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| その他周辺情報 | 紀勢自動車道の大宮大台ICを降りた後は、登山口までの40キロ余り、ただの1軒もコンビニはありません。食料調達は地元ですましておきましょう。ICを降りた後どこかにあるだろうと高を括っていた私は痛い目を見ました。前乗り車中泊がすでに習慣化していたので、行動食を朝食にするハメになりました。 |
写真
感想
5/25の東西大台ケ原周回に引き続き、関東にいた頃から大杉谷登山センターのHPを観てはその秘境ぶりに妄想を膨らませて、いつかは行ってみたいと憧れていた大杉谷峡谷です。
登山日夜明け前まで雨、下山日翌日からは再び雨という奇跡のような晴れ間で快適な登山を堪能することができました。
登山を始めたばかりの何もわからない頃、登山口の駐車場探しで失敗した経験から、ハイシーズンの時や有名な山に登るときは、登山口近くの町のコンビニで夜食・朝食・行動食を調達のうえ、前乗り車中泊+早朝早出を心がけてきました。今回もそのつもりでした。紀勢自動車道の大宮大台ICを降りたとき、何も見えない夜中でも隠しきれないあまりの町の寂しさに、嫌な予感を感じながらクルマを走らせました。行けども行けどもコンビニらしきものはどこにも見当たりません。それどころかどんどん山間地域特有の雰囲気になっていきました。雨脚も強まってきて、今更コンビニ探しのために引き返す気にもまったくなれず、行動食としてザックに入れた小さい薄皮クリームパン2個を朝食にしてしまえばいいか、と考えを巡らせていたらとうとう登山口に着いてしまいました。今思えば、それが色々な面で悪影響を及ぼすことになるのですが、その時は知る由もありませんでした。
さて翌朝、歩き始めこそ夜明け前まで降り続いた雨の名残で曇っていましたが、それがかえって暑すぎもなく寒すぎもない気温で、しばらくはいい感じのペースで歩くことができました。断崖をくり抜いて作られた鎖の手すりのついた登山道は、黒部下の廊下の日電歩道・水平歩道に雰囲気が似てなくもありません。しかし、下の廊下は太い鎖とは比較にならない細さの「番線」と、もし転落したら絶対に助かることはないと確信できる高度感で恐怖感がどんどん麻痺していきますが、こっちは川面まで意外に近い高度とそのせいではっきりと聞こえてくる激しい流れや滝の轟音で却って下の廊下以上の恐怖感が煽られました。そう感じたのは私だけなのかもしれませんが。
単独登山おやじ











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