記録ID: 4401959
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
【中ノ尾根山南東尾根〜火打沢出合〜黒山北東尾根】
2022年06月17日(金) [日帰り]
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 08:50
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,529m
- 下り
- 2,516m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:49
5:54
10分
スタート地点
14:44
ゴール地点
天候 | ◎曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
※ 現在、林道白倉山線は大嵐集落で通行止めになっています。 迂回路として水窪ダム→奈良代林道→林道高森線→林道白倉山線→白倉権現ゲートに行けます。 落石が多く道は良くないので気をつけて走行してください。 ◎白倉権現ゲートから電動アシスト自転車で中ノ尾根山登山口へ。 ※落石は多かったですが、林道の崩落・押し出しなど通行出来ないような箇所はありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎中ノ尾根山登山口〜中ノ尾根山 ・白倉林道の通行止め以降、中ノ尾根山へは兵越峠コースがメインルートになっているのでこちらのコースは登山者が減り、荒れている事を予想していましたが歩きやすくマーキングも良い状態を保っていました。 ◎中ノ尾根山南尾根 中ノ尾根山から南尾根に入ってしばらくは笹が強い。 1800m辺りから獣道を拾いながら歩けます。 最後の出合への降りは急斜面で巻きなから降ったので地形図以上に厄介でした。(RFが下手だった可能性大) ◎黒山北東尾根 出合から少し下った地点から容易に取り付ける。 笹藪が出てくる1850m位までは倒木などが有り歩き易くは無いが危険箇所は無い。 黒山山頂までの笹藪は登りで使った事もあり深南部で過去1番の激藪で強かった! ◎黒山〜中ノ尾根山登山口 黒山ピーク周辺は深南部主稜線で最も深い笹藪。 それでも北東尾根から解放され、踏み跡もあるので天国のようだった。 ルートに危険箇所は無し。 |
写真
撮影機器:
感想
火曜日に東海地方も梅雨入り。
雨が降っている日に藪尾根に入るのは安全登山では無いし何より楽しくない。
立派な登山口も無く、渡渉して尾根に取り付く事が多い尾根ハンターの私にとって梅雨時期は沢の増水で渡渉困難になるのも難しいシーズンです。
今週末は上手くいけば金曜日・土曜日で泊まり山行行けるかも?なんて期待したけど厳しそうな予想になったので比較的近場の深南部水窪エリアの中から中ノ尾根山南東尾根→ヒウチ沢出合→黒山北東尾根というコースを歩いてきました。
林道情報を水窪恊働センターに教えてもらい高森線経由は行ける目処が立ったので久しぶりの白倉林道→中ノ尾根山。
思ったより荒れておらずスムーズに進みました。
ここからは一般ルートを外し火打沢出合へ下降します。
出合は源流分なので水は少ないかと思ってましたが予想以上の水量がありました。
そして今日1番ビックリしたのが、出合から少し下っている時に背後で爆音がした事。
一体何が起きた? 爆発? 突然の落雷?
物凄い音に頭が混乱しました。
爆発の正体は沢沿いの岩壁が突然剥がれ落ち、沢の岩盤に激突! もう少し近くにいたら危なかった〜(汗)
その後、火薬みたいな臭いがしました。
とりあえず落ち着いて妻が用意してくれたおにぎりを食べ休憩。
帰路は黒山北東尾根。
下部は普通の藪尾根でしたが、上部の笹藪は本当に強かった!
笹藪漕ぎでこれだけ疲れたのは初めてかも。
黒山山頂標を見つけて今回の山行は終了。
午後からそれなりに天候も回復して綺麗な中ノ尾根山を見られたので良い山行になりました。
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コメント
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4月に白倉山林道、高森山林道を歩きましたが、その後に高森線合流地点近くが土砂崩れで通過出来なくなってました💦
この情報を待ってる方々は嬉しいと思います☺️
私は高森線を走れる車では無いのですが😅
こちらこそ高森線の崩れレコを拝見していたので助かりました。自分は昨年10月と今年4月に高森線を通って崩れは無かったの通れるという認識でした。崩れの事を知らなかったら電話確認せずに行っていたと思います。
白倉権現からのルートは思い出深く、中ノ尾根山は大好きな山なのでルートの現状を確認しておきたかったという目的もありました。
そうですね。静岡百山、水窪百山の山でもあるので興味のある方に知ってもらえればと思います。
中ノ尾根北東の迷い尾根に敢えて行かれた訳ですね。
沢に安全に降りられるのかもわかりませんが梅雨時期の東尾根の劇ヤブ😨
想像するだけで萎えます😰
当時は狙って歩く日が来るとは思っていませんでしたが、、、
梅雨入りしてヒルが大喜びしているので植林帯メインの山域には行きたくないですが、深南部でもヒルの影響を受けにくい山を狙って歩いてみようと思います。
この時期の笹藪漕ぎは山行をより思い出深いものにしてくれるので是非!
全ての沢を歩くとなると尾根歩きに比べ、相当高い技術が必要になるので私は専ら尾根歩きを楽しんでます。
加田さんと言えば『分県・静岡県の山』を執筆されていましたよね。私も登山を始めた頃に購入して合地山や蝙蝠岳ガンカク尾根に夢膨らませていました。
確か私の師匠と同じくスパイク付き地下足袋を履いていたような印象があります。
GPSの無かった時代に縦横無尽に藪尾根を歩いていた方々とのおかげで現在もルートの記録や踏み跡が残っているのだと思います。大先輩には本当に感謝しかありません。
中の尾根山お疲れ様でした。白倉林道のへの迂回熟知していませんでした。参考になりました。
実は去年の5月に手前崩壊部より、ゲート目指して歩行中に工事関係者に制止され行けずに断念。
でも“日本の山1000”を目指してる以上、諦められずに6月4日に峠より行って来ました(5時間20分も)矢張り林道からなら半分の時間で行けるのですね(汗) 朝日山から林道へ相当歩き30分ロスしたり、倒木が有ったり楽しかったです。このルートを選択したのは、ピークハント目的と三又山からのドームとドームからのガレ場、中の尾根山のでっかい山容を撮影したかったからです。
林道の状態もレポで理解出来ましたので、知人に報告させて頂きますね。
本当にお疲れさまでした。参考に拝見(懐かしく)させても頂きましたのでお礼も兼ねて…
私も中ノ尾根山から先に行きたいルートが何本かあるので可能な限り楽に行きたいとの思いから今回は現実調査も含めて歩いてみました。
参考になったのでしたら幸いです!
私は専ら南アルプスばかりで他山域について詳しくないのですが、日本の山1000というのかあるんですね。はじめて知りました。
登山を続けるうえで刺激的かつ素晴らしい目標ですね! 頑張ってください!
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